METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

09/06/2022:Busking in Brixton / OFF THE CUFF / #STDRUMS U.K.TOUR 2022

投稿日:2022年6月10日 更新日:

絵に描いたような寝落ちをかまして、再度布団に入って気付けば14時。そりゃそうだ。2人は既に家を出ていたため、日常を作る準備を始めよう。前回の渡英で作っていた所持金も昨夜使いまくってしまって残り£10ほど。割と高くつくパブで大盤振る舞いしてしまったな…。

小銭をかき集めてco-opへ。ベーコン、野菜とパスタで合計£7ほど。なんとかなりそうだ。

戻って早速調理開始…コンロの使い方が全くわからねぇ。長押しなどのトライを経て10分。ようやく電源スイッチを見つけ、しばらく格闘しながらお湯が全然沸かない姿を見届ける。

努力の結晶。どの国に行っても完成する料理の色は同じ。

荷物の区分けをして、CDの看板を作製。食材を買いに行ったのはマッシュルームのケースが欲しかったからでもある。準備完了。よし。入れ替わりで帰って来た2人に挨拶をして、すっからかんのマネークリップをポケットにバス停に向かう。今日稼げなかったら明日はない。

直通で Brixton へ。…Brixton だなぁ。David Bowie はアクリル盤によって守られていた。

スポットも空いていたのでセッティング。もう楽しい。

というわけで3年振りのバスキング・イン・ロンドン。ストリートでの演奏も久しく、楽曲たちもリフレッシュして演奏を楽しむことができた。そして「伝えたいこと」が自身の中で変わっていたのも大きな収穫。アンサンブルへの意識が強くなっていたことが嬉しい。

いかにも Brixton な反応を2時間ほど楽しみ Javi も合流。ストラップを忘れてきた男と2人でルーパーを使ったりでのセッション。路上で音楽を作り、楽しみ、練習にもなり、更にチップも入る。これだよ。21時過ぎに自治体の人が来て終了。Brixton にも自治体の手が…「悪いけど9時を超えて遅すぎるから今日はおしまいにしてくれないか。いい音楽だね。」こんな感じ。ちゃんと相手と人なんだよなぁ。友達のローラ(泥酔)も愉快。

だけどまだまだ片付けずに演奏したい子。

さて、昨日観た HOWLING FIENDS が今日も家の近くでライヴとのこと。バスキングも終えたので行ってみるかと、バスで Herne Hill へ向かう。スーツケースを担いでいるため路面で街のクラスがわかる笑。道で会ったジョンも合流して OFF THE CUFF へ到着。入場料が掛かるとのことだったが、何故かフリーで入れてしまった。

いやはや、今日も凄い。昨夜に比べて音響がよいので、よりラウドにハードな演奏。ドラマーが(ブリティッシュ/ヨーロピアンという意味で)ほんとにジョンボーナムそのものなんだよな。思わず横から覗いてしまった。少し遅れてしまったが、激速のラストソングからアンコールまで観れてよかった。

終えて談笑。ベース:パフとは一緒にバスキングをしたいと Javi と話していたものの忙しくて難しそうな様子。家に帰ってもう一杯嗜み就寝。今日も今日とて素晴らしい1日でした。

それでは、続きはwebで。チーン。
£65.4

#STDRUMS – SATURATIONS (with 原昌和 / the band apart)

【横井翔二郎とユージ・レルレ・カワグチのスーパーダイナマイトハウス】
season1-13
【だって(だって)編】

盟友とのラジオが始まりました。毎週月曜日朝7時更新。

-Travel
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

01/10/2022:#STDRUMS + nakaitoshifumi + タートルテイル at 苫小牧 SEEDs #RBJT2022

2022年10月1日(土) (この日は OFFICE RICH FOREVER から始まる) 4:22 … 起床。 5:05 … 外出。 6:00 … ntより連絡 …

16/06/2022:Busking in Highbury & Islington / Jamie Session in The Blue Legume / #STDRUMS U.K.TOUR 2022

午前中に起床。割と早い時間に家主も起きてきたのは、これから知り合いの展示に行くらしい。一緒に行くかい?このあとスケジュールのギャップに後悔するんだろうなぁなど思いつつ、お誘いには乗っておいていいだろう …

20180608 Metz to Paris, France. Musée du quai Branly, Tower Eiffel, Passerelle Debilly, Arc de Triomphe, Le Relais De Venise.

8時頃、ホテルにて起床。 いや…これは寝落ちだ…。 隣にはトウリキというトウリキだったものが横たわっている。 シャワーを浴びて1階に降りてみると朝食があるではないか。 バイキングかついいクオリティの予 …

20180531 #stdrums in San Sebastián, Spain. Bar Gorriti. go to France.

何度か目が覚めた感覚があるが、雨模様であった。 12時ごろに起きて、昨日の記憶を拾い集め始める。 嗚呼、そういえば車の鍵が無いとかなんとか。 どうしてそういったことが頻発するのか理解に苦しむが、無いも …

ZURITO との週末 / 日曜日の8時間バスキング / ロンドン中心部の現実 / #STDRUMS U.K.TOUR 2023

ストリートでは街に向かって演奏するため、ゴキゲンな楽曲でも人々が無視するように通り過ぎていけば『殺伐とした人々と街のBGM』へと様変わりする。往来の忙しない交差点。音楽が持つ力と自身の無力さ。東京での見覚えある現実と、既視感あるロンドン・セントラル。憂いを込めて演奏していた曲が “闘志と祈りの音楽” へと変貌した瞬間、曲を終えてあたりを見渡すと…

Archives