絵に描いたような寝落ちをかまして、再度布団に入って気付けば14時。そりゃそうだ。2人は既に家を出ていたため、日常を作る準備を始めよう。前回の渡英で作っていた所持金も昨夜使いまくってしまって残り£10ほど。割と高くつくパブで大盤振る舞いしてしまったな…。
小銭をかき集めてco-opへ。ベーコン、野菜とパスタで合計£7ほど。なんとかなりそうだ。
戻って早速調理開始…コンロの使い方が全くわからねぇ。長押しなどのトライを経て10分。ようやく電源スイッチを見つけ、しばらく格闘しながらお湯が全然沸かない姿を見届ける。
努力の結晶。どの国に行っても完成する料理の色は同じ。
荷物の区分けをして、CDの看板を作製。食材を買いに行ったのはマッシュルームのケースが欲しかったからでもある。準備完了。よし。入れ替わりで帰って来た2人に挨拶をして、すっからかんのマネークリップをポケットにバス停に向かう。今日稼げなかったら明日はない。
直通で Brixton へ。…Brixton だなぁ。David Bowie はアクリル盤によって守られていた。
スポットも空いていたのでセッティング。もう楽しい。
というわけで3年振りのバスキング・イン・ロンドン。ストリートでの演奏も久しく、楽曲たちもリフレッシュして演奏を楽しむことができた。そして「伝えたいこと」が自身の中で変わっていたのも大きな収穫。アンサンブルへの意識が強くなっていたことが嬉しい。
いかにも Brixton な反応を2時間ほど楽しみ Javi も合流。ストラップを忘れてきた男と2人でルーパーを使ったりでのセッション。路上で音楽を作り、楽しみ、練習にもなり、更にチップも入る。これだよ。21時過ぎに自治体の人が来て終了。Brixton にも自治体の手が…「悪いけど9時を超えて遅すぎるから今日はおしまいにしてくれないか。いい音楽だね。」こんな感じ。ちゃんと相手と人なんだよなぁ。友達のローラ(泥酔)も愉快。
だけどまだまだ片付けずに演奏したい子。
さて、昨日観た HOWLING FIENDS が今日も家の近くでライヴとのこと。バスキングも終えたので行ってみるかと、バスで Herne Hill へ向かう。スーツケースを担いでいるため路面で街のクラスがわかる笑。道で会ったジョンも合流して OFF THE CUFF へ到着。入場料が掛かるとのことだったが、何故かフリーで入れてしまった。
いやはや、今日も凄い。昨夜に比べて音響がよいので、よりラウドにハードな演奏。ドラマーが(ブリティッシュ/ヨーロピアンという意味で)ほんとにジョンボーナムそのものなんだよな。思わず横から覗いてしまった。少し遅れてしまったが、激速のラストソングからアンコールまで観れてよかった。
終えて談笑。ベース:パフとは一緒にバスキングをしたいと Javi と話していたものの忙しくて難しそうな様子。家に帰ってもう一杯嗜み就寝。今日も今日とて素晴らしい1日でした。
それでは、続きはwebで。チーン。
£65.4
season1-13
【だって(だって)編】
盟友とのラジオが始まりました。毎週月曜日朝7時更新。