前日土曜日は下北沢BASEMENT BAR にて “KLEPTO” のサポート。3回目にしてライヴ感と再現とのいい間を取れたように思う。フロアは大入り、最近こういった若いシーンに足を突っ込めるのが嬉しい。隣のTHREE ではパンク系のイベントが開催されており kinちゃんと久し振りに遭遇。名言ワールドをたっぷりと堪能しつつ、翌日の準備も踏まえて早めの撤収。気付けば朝方となっていたのは予想通り。(だが写真は金曜日の深夜に偶然出会ったセイキくんとワタクシ)
5月29日、9時に起床して即外出。荷造りの恩恵を受けて東京駅へ。
何故だ。
確かに私にとってツアーとはライフワークであり、言わば休暇に等しい。だが(自覚があるので書いておこう)酒はあってもなくてもよい。ドリンクが1缶付いてくる「ぷらっとこだま」で、泊まり先の家の冷蔵庫で冷やすためのビールを “無自覚に” 開封してしまったのは、昨日からのスケジュールを乗りこなした達成感によるものであった。こうしてバカンス vibes 全開のリッチフォーエバートリップ2022、開幕。
仮眠を取ろうにも上手くいかず、結局作業とうたた寝を繰り返し、15時前に新大阪へ到着。この足で尼崎へ向かう電車へ乗る。席の向かいにはうたた寝を耐えようとしているお子さま…パーツがちっちぇえ…なんて見ていたら甲子園駅。大阪と尼崎って目と鼻の先なのかよ。
こうして折り返して尼崎駅へ到着。
こんぴらうどんを吸い込み tora へ到着。そうそう、この雰囲気。多分な機材を駆使したサウンドチェックを眺めつつ近辺を散歩。以前に比べてシャッター街に拍車がかかったような気がする。
キックのニードルに不具合があり、太郎さんに修理していただきながらサウンドチェック完了。
tora といったら(?)、鹿児島屋のホルモン。お店で食べる時間はなかったのでテイクアウトで一杯引っかければ開演。
(tora と言えばカレーです)
“Cut your losses”
ハジメくんからオファーを頂いて今回のツアーが始まっている。初日に相応しい地元界隈の共演を集めてもらった。三者三様に自身が感じている表現と音楽を発信している。気付けば ”オルタナティブ” とはジャンルという括りになっているが、まさしく「オルタナティヴとは?」を問うようなライヴであった。
即ちセンスの世界であり、テクニックやメジャー/マイナーに囚われた時点で意味を失ってしまう。では、現存する「ロック」とはコレ如何に?
沢山の刺激とヒントに揉まれて #STDRUMS は最後。tora 独特のローファイでありハイファイな鳴りと距離感は、このハコに来たくなる最大の理由だ。この解像度に於ける考察は今回のツアーテーマへと推移していく。
終演後は会場で缶ビールを分かち合う。”愛ト九官鳥” はツアー最終日の3日に再度対バン。”サンサンタウン” はバンドと同じくらい大喜利に注力しているらしくトークも軽快。
ハジメくん、太郎さんとご近所のBarへ少しだけお邪魔して解散。近いうちの再会を約束し、尼崎を後にするのであった。
関西ツアーは呼鳴手氏のお宅に通例お世話になるが、今回は予定の都合でつかちゃん宅へお邪魔させていただく。偶然にも家の前で車から降りてきた氏と遭遇し、再会の記念と夜食を込めてええかんじ食堂へ。シンさんともご無沙汰。一杯引っ掛けて初日を終えるのでした。お世話になります!
それでは、続きはwebで。チーン。
season1-12
【MANOWARし過ぎている編】
盟友とのラジオが始まりました。毎週月曜日朝7時更新。