暫く家を空ける前日は準備が慌ただしい。
冷蔵庫の余り野菜でスパゲティー。
打ち合わせと会合を経て翌日の10月5日。
荷造りは昨夜に済ませてある。
カレーと塩豚は冷凍。
残った野菜は漬物にしておく。
イクラは醤油を足しておけばギリギリ保つか…?
スーツケースを転がし旅の始まり。
家を出てから途中まで成田への道順と勘違いしていた。
取り憑かれたようにUNDERWORLDを聴きながら羽田空港へ到着。
機材や物販などの預け荷物があるため、私のツアーにLCCは通用しない。
スカイマークにて搭乗手続きを済ませるとカウンターでキットカットを貰えた。
これこそハイ・ソサイエティの証。
機材を持つこと、それは手厚いサービスへのワン・ウェイ・ロードさ。
座席には電源までご用意いただいている。
パソコンで編曲作業をしながらサービスのコーヒーにまたもキットカット。
追いキットカットを味わえるのはANAだけ。(?)
こうして16時前に新千歳空港へ到着。
雨模様のなか迎えに来て頂いたアンディーさんと合流。
仕事の都合でちょうどいい具合に空港へ寄れるタイミングだったという。
リッチフォーエバー待遇にて北の大地での旅が始まる。
車内道中では北海道シーンの現状など、色々話す。
アンディーさんはトークに事欠かない人なので一緒にいて面白い。
こうして札幌市内のマサシくん宅へ到着。
まず2日間は彼の家にお世話になるプランとなった。
到着早々歓迎をいただき、荷物整理などをして18時過ぎに外へ。
お知り合いが店長だという焼肉店へ到着。
『鉄ちゃん』にてアンディーさん、マサシくんと初日がスタート。
この顔ぶれを見ると札幌に来た実感が一気に湧いてくる。
焼酎のボトルが千円という驚愕コスパでお茶割りを作りまくるレルレ。
厚木ホルモンに近い豚・肉厚生系。
北海道は肉焼きに関する拘りとクオリティーが高いように感じる。
タレも実に美味しい。
優勝のシンタン。
スタッフの方々も実に気さくで、隣を見ると一緒に卓を囲んでいたり。
極めて自然に箸持って肉を食べていたので五度見ほどした。
大満足のお店。是非また来たい。
昇太郎も合流してマサシくん宅へ。
わざわざ家に取りに帰ってくれた強烈レコードを聴きながら酔い酔い。
美味い食事とお酒で完璧な初日が終了。
10月6日
10時ごろに起床。
ご友人の高崎さんがいらしてお話をしつつお昼ご飯へ。
【ラーメン大将】
ここでのオススメが肉チャーハンなのだと。
豚肉が上に乗っかっている仕様でガッツリ美味しい。
初対面でビールも炒飯もご馳走してくれるネ申・高崎さん。
マサシくんコミュニティーの強さを感じつつ、お宅にて少々仮眠…。
渋谷CYCLONEで急遽完成した楽曲をもう一段階纏める必要性がある。
飛行機内から詰めている案件だが、絶好のアイディアにはまだ程遠い。
こうして夜は【Studio MIX】へ。
受け付けへ電話予約の旨を伝えると…
ゆきピーさんではないですか。
ANOTHER DIMENSIONでの対バンから、6〜7年振りの再会。
(当時のブログを発掘:https://www.rerure.com/blog/diary.cgi?no=411)
道民の方からすれば当然かもしれませんが、まさかここでお会いするとは。
この偶然が、今回の旅を “過酷” なものにしようとはこのとき想像だにしない。
というわけで個人練習。
これまで使い続けてきたSPEED KINGのカム部分にガタが来始めていた。
経年劣化の限界もあり、ストックしていた現行版を突如持って来たのであった。
遊がない踏み心地もなんだか懐かしい。
概ね調整はできていたので、ライヴで踏みながら感覚を貰っていこう。
マサシくんとはスタジオで入れ違い、スーパーマーケットを覗いて帰宅。
そそくさと翔二郎の生配信を聴きながら明日に備える。
帰ってきたマサシくんと一杯やりながらChemical BrothersのCome with Us.
明日は札幌ローランドゴリラにてライヴツアー初日。
それでは、続きはwebで。チーン。