7月16日。
起床 – 10:30。
飛行機離陸 – 12:35。
昨夜が回想される。
雑多に荷造りを終え、冷蔵庫を一掃するという名目の晩酌を進めていた。
電車の乗り換えを調べ起床時間を逆算。
「9時起きでも余裕じゃん。」
今思い返しても、何故この思考に辿り着いたのか理解できない。
こうしてアラームに準じ、9時に、確かに目を覚ましている。
私は抜かりに抜かっていた。
夢の中での記憶改竄をも疑いつつ、午前中の計画は即座に全キャンセル。
完了している荷造りが幸いするも、家を出たのは11時。
国内線とはいえ離陸20分前までに保安検査場を通過しなければならない。
予定では空港着は12時過ぎ。
行き先が成田だったら完全にアウトな段取りだ。
品川駅で1本早い電車に乗ることができた。
空港に到着してからの最短ルートシュミレーションにも若干余裕が生まれる。
音楽でも聴こう。
FUJI ROCK 2021へ向けて曲覚えが必要とされる。
ツアーの合間にも仕事の曲を予習していくのがプロフェッショナルの流儀。
そんな私は見事にイヤホンを家に置いてきてしまったらしい。
選ぶ手段もなく、機材袋からライヴ用のモニターイヤホンで曲を聴き始める。
演奏中引っ掛からないよう付けてあるクリップが邪魔だ。
そんなドラマーは12時前に羽田空港へ到着。
手前のような分際で羽田を利用するとは、随分エラくなったものだ。
なぁに旦那、今回は偶然セールに救われたんでヤンス。
ANAは預け荷物も料金に含まれているから、結果的にお得なんでヤンス。
てなわけでスーツケースは20kgちょいオーバー。
SPEED KINGをリュックに詰め込み準備万端といったところ。
空港到着から休む暇もなく搭乗。
窓側の席だ!最高。
日中の飛行機は窓側に限る。
海外行きの場合は大量飲酒が予測されるので通路側が必須条件。
こうして窓をかぶり付きで眺めていると、なんと飲み物のサービス。
THIS IS ANA. Amazing Ninja Awesome.
1時間強の空の旅も束の間といったところ、福岡空港へ到着。
福岡空港というのは思った以上に市内にある。
来る度に思いつつ、空からも確認できる事実だ。
着陸から1時間後にはウエストへ雪崩れ込みチン入。
ごぼう天ぷらうどんを食べて今回の福岡ツアー任務完遂。
16時ごろにコウちゃんと合流。
今回も大変お世話になります。
一度家に荷物を置き、初日を祝うべく『権兵衛』へ。
巻かないタイプの鶏皮焼き鳥は写真撮影NGなのだそうだ。
しょういちくん、つつみと次第といつものメンバーが集まってくる。
福岡に辿り着いた実感も湧いてきた。
しょういちくんのお友達がいるらしく『かわ屋』へ移動。
東京からフェスを見にいらした方々と少し話してつつみと離脱。
喫茶うらのすへ向かいヒロシくんと再会。
去年の対バンを経て、今ツアーを組んでくれたメインオーガナイザーの1人だ。
クラフトビールを頂きながら近況報告…。
…と、気付けば酩酊。
振り返ってみると東京でのバタつきから反動を得るような開放感。
普段より美味しく感じる焼酎の後押しが効いたか、少し飲み過ぎてしまった。
記憶も曖昧に、タクシーでコウちゃん宅まで送ってもらい終了。
初日から飛ばし過ぎ、明日から “RICH FOREVER TRIP 2021” が始まる。
それでは、続きはwebで。チーン。
レルレ8月のスケジュール
?#STDRUMS
7日(土) 尼崎tora
8日(日) 茨城アナーキー
9日(月) 心斎橋火影?平沢進+会人(EJIN)
22日(日) FUJI ROCK FESTIVAL 2021?♀️ベッド・イン
31日(火) 新代田FEVER pic.twitter.com/IWCtL69Zx8— #STDRUMS ユージ・レルレ・カワグチ (@rerure666) August 3, 2021