METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

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20210228 ベッド・イン東名阪ツアー2021 〜バブルは続くよ、どこまでも〜 名古屋Electric Lady Land

投稿日:2021年3月1日 更新日:

荷物は既にリュックに纏められていて、着替えればチェックアウトできる。
完全無欠の午前8時。
まるでデキる男。どういうことだ。

原動力の全てはホテルの朝食にある。
お盆のラインナップだけで成立するのに、別皿のおかず付き。
ツアー二日目のはじまりはじまり。

丸めたポスターを片手に後を追いかけてくる長髪を尻目に駅へ。
この看板を撮ったその1時間後には

もう名古屋である。
どういうことだ。
新幹線が早過ぎてブログ記事を練る間もない。

名古屋Electric Lady Land.
ell FITS ALLは何度か経験があったが、メインのこちらは初めて。

今日のキットはタムが 10″, 12″の現代寄りサイズ。
高低差を聴感的にわかりやすく付けられてチューニングがし易い。
今日は演奏でもツインペダルが登場します。
(昨日はメンバー紹介のときしか使っていない)

ドラムの高台は特に問題ないように見えるが、中が空洞だったり材質次第では問題が生じる。
サウンドチェックでマイクの位置はずれるわスタンドのネジは緩むわと懸念的中。
私は特に大きく叩く習性があるため尚更影響するようだ。
更にイヤホン断線の懸念もあり、今日は試練の日なのだろう。
万が一を想定して、予備のイヤホンをスタッフの方からお借りして置いておく。

しかしこのバンド、メンバーの仲がとてもいい。
付き合いの長さもあるが、この感覚はハードコアパンクにも共通している。
信頼できる人間同士で音を出すのは、いいライヴになる大切な要因だ。

ベッド・イン ワンマンツアー名古屋編。
1曲目 “LIFE DANCE” 早々でキックペダルが外れてしまい曲間で付け直す。
なんとクランプのネジが抜けていた。これも高台ゆえ振動が影響したのだろうか。
シンバルを留めているネジも外れてしまい四面楚歌。

昨夜を経験していなければどうなっていただろう。
バンドメンバーと一緒に音を出す楽しさの本質。
ツアー中、同じ時間を共有することで生まれた信頼。
状況をポジティヴに捉え・肯定する力は如何なる状況をも楽しませてくれる。
機材トラブルをひらりと回避し、揺れるステージを面白がればこっちのもの。
バンドの音が噛み合っているかのみに意識を集中させ会場全体を見渡す。
終始楽しいステージでした。
終わりに向けての開放感も影響してか、あそこまで楽しかったのは久し振り。
尻を見ながらの演奏も少しずつ慣れてきました。

終演して物販も片付けていると…

説明しよう。
真ん中ヒデジくん(HORSE & DEER ヴォーカル)は高校の先輩。
そして、よく初台WALLやらハードコアパンク界隈で遊んでいたのがこの3人。
去年から名古屋に引っ越していたため、今日偶然にも観に来てくれたのである。

久し振りの再会を楽しみつつ、大阪・名古屋と続いたツアーは完遂。
メンバーはそれぞれ帰路へ、私は名古屋滞留へ。

物販のスタッフお願いしたとき、家に泊まれると思っていたレルレ。
微細なやり取りの行き違いがあり、無理矢理宿泊をお願いすることとなってしまった。
翌日家主が歯医者に行っているときTVの放送がコレ。
ファービーみたいな顔の司会者に不気味がっている場合ではなかった。

こうしてドリンク100円フェアを嗜み、

街の様子を眺めつつ、

クマちゃんとの再会も果たし、

東京へ。
SABBATH EXPRESS 666.
タツくんありがとう御座いました!

バンド活動・他人とチームを組む面白さを感じられたツアー。
3月3日だと余裕でいたら、実はもう明後日に迫る東京公演も楽しみだ。

それでは、続きはwebで。チーン。

3月19日(金)
渋谷RUBY ROOM
RICH BUDDIES vol.4

#STDRUMS
ウエダテツヤ

OPEN – 18:30 / START -19:00
ADV- 1500円 (+1D) / DOOR -2000円 (+1D)

▼予約▼

https://www.rerure.com/blog2/ticket

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