METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

20190621 The Red Lion & Pineapple, Acton Town. #stdurms in Earls Court, Clapham Junction. London, U.K.

投稿日:2019年6月22日 更新日:

クリムゾン宮殿にどっぷりと浸かった2日間。
6月21日 金曜日。
昼前に起きて作曲を少し進め、昼食。
こっちは小麦粉・乳製品が安いのでチーズもガンガンいけます。

イギリスの老舗レコードショップ “Sister Ray” へ
#STDRUMS – LOTUS ROOTを置いてもらえることとなりました!
更にウェブショップでは “TOP 10 JAPANESE RELEASES AND PRE-ORDERS”
として紹介もしてくれています!
https://sisterray.co.uk/charts-2/
Hail to Johnny.

さてお昼過ぎに電車を乗り継いでActon Townへ。
この表記・フォントを見て気づいた人はなかなかの #STDRUMS マニア。

Acton Townから歩いて10分ほどにあるWhetherspoon系列の “The Red Lion & Pineapple”
5年前、初めてロンドンに来て初めて入ったパブ。
その、初めてのシェアハウスに住んでいたのがコウちゃん。
僕らの中では初日・最終日などの節目となる日に来るのが定番であり
本日ロンドンを発つコウちゃんとここで飲まないわけにはいかない。

お店に入れば、あの日の色鮮やかな期待が蘇る。
実際に広く、かなり居心地のいいパブでもある。圧倒的に安いし…。
同じ想い出話を繰り返しながらGUINNESSが進む。
あれから5年経過し、環境・拠点・生活も随分と変わった。

そしてロンドンも変わった。
しかし切り取られたあの瞬間は永久なのだ。友よ。
そんな会話などするわけもなく、ギターとバンドの話でアハアハするのでした。

1週間遊んでくれてありがとう。
またすぐに会おう。

そう、この駅から見える空に撃ち抜かれたんだった。
やっぱりいい街だな、アクトン。

さて電車でEarls Courtへ。
Acton Townとこんなに近かったのか。

セッティングしているとキッズが近づいてきたので叩いてもらう。
ドラムをやっている子らしく、軸がしっかりしておりました。

1時間ほど演奏したところでJaviと合流。
が、ここで意外にも駅員さん?から声をかけられる。
いわゆるライセンスはあるか などの問いかけなのだが、
通常自治体以外の、言わば「関係ない人」は首を突っ込んでこない。
警察ですらウインクで返してくれるくらいだ。
恐らくこれは、こちらでは非常に珍しい『正義感がとても強い人』だったようだ。
Javi曰く、制服が新しくなった(=新しい人が入ってきた)のが影響しているかもだそう。

何故かそのあとJaviは電話に行ってしまい、
戻ってくるまでもう少しソロでもやろうかと思っていたところ
さきの駅員さんとのトーク中に乞食が1人来ていたらしい。
演奏を始めるとそいつが耳元で色々言ってくる。
「私は毎日ここに来ている。邪魔するな」みたいなことなのだが
演奏中に言われるのは非常に不愉快だ。
最初は無視していたものの、まさかの2度目が来て流石に演奏を中断。
まー完全によくわからん理論だ。
なにより「演奏したくない」と思わせたのが罪だな。
理想的な状況になったのかもしれないが。
というわけで折角Javiも来てくれたのだが演奏はできずに撤収。
物凄く後味の悪い。

Javiは車で来ていたので共に移動。
乞食(Begger)とバスカーとの関係のような話をしながら
いくつかポイントを見回って最終的にはClapham Junctionへ戻ってきた。

先週、同じ金曜の夜で、いざ盛り上がる!というタイミングで自治体がやってきた。
恐らくそのスイッチは23時にあって、
つまりその時間帯に一度演奏を控えれば、夜も続けられるのではという話。

23時前、まだ盛り上がるような空気感ではない。
GUINNESSを挟んで一旦休憩し、23:20頃。
駅から喧騒が増えてきた空気を掴んでいざ演奏!
…その数分後に自治体の方々登場。どっかで見張ってるのかい…?
こうして我々、ひいて言えば今後のJaviのバスキング計画も大きく崩れるのでした。
今日は全体的に負けた…。
同居人イユープが通りかかって茶化してくれたのが唯一の救いよ。

流石に体力も尽きて帰宅。
この1週間、コウちゃんと遊び・KING CRIMSONを観て
メインイベントと呼べる期間が終了した。
明日から気持ちはバスキングと作曲にシフトされる。
もう1週間経過してしまったことへも驚きを隠せず
明日に向けて眠るのでした。

それでは、続きはwebで。チーン。
£56.3

2019年9月27日(金) / 渋谷RUBY ROOM
【RICH FOREVER SEMINAR vol.6】
#STDRUMS
and more…

ドラムレッスン受講生随時募集中!
あの曲を叩けるようになりたい。ドラムを叩いてストレス発散してみたい…
未経験・初心者の方大歓迎!
経験者の方にはお悩み相談、基礎・ルーディメンツから
ツーバスやブラストビートといった専門的な演奏方法まで幅広くお応えいたします。

新宿HILL VALLEY STUDIOにて1時間4000円。スタジオ使用料込みです!
僕の愛器を並べてドラムキット2台でレッスンできます。
まずは無料体験レッスンからどうぞ!
⬇⬇⬇詳しくは⬇⬇⬇
https://www.rerure.com/lessons.php

-Travel
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

Brixton でのバスキングから見えてくる世界情勢 / #STDRUMS U.K.TOUR 2023

私が「したいこと」とは、まさにこういった日々の出会いとエネルギーの交換なのだと感じる。街の一角がダンスフロアーとなり『自分が楽しむため』に、人々が対等に思い思いの時間を過ごす…

22/09/2023 : Busking in Highbury & Islington, Dalston Junction / #STDRUMS U.K.TOUR 2023

椅子に使っているレモン箱もだいぶヘタってきており、メンテナンスのついでにハイハットへ食用油を挿すと、スプリングが外れてしまった。支えとなっていたワッシャーが劣化した模様。分解して必要な部品を探しに外へ出る…

椅子をめぐる冒険 / 好きなバンドに友達が加入していたハナシ / #STDRUMS U.K.TOUR 2023

雨。それはオフを意味する。翔二郎と近況報告をしていた矢先、バスキングに使う椅子が崩壊。Jordi に見つけてもらったこの椅子は元々背もたれがついており、収納の都合で折って外してしまったため、横方向に掛かる重心に耐えられなかったのかと思われる。本体が千切れてしまったため修理もできない。まずいぞ…

17/06/2022:Busking in Holborn / THE STORY of “random” MAGMA live in The Garage / #STDRUMS U.K.TOUR 2022

お昼から来客。今日はキューバのシンガー:レマーとレコーディングをするそう。家をスタジオとして使うことが許容される文化圏のロンドン。(但し、この家の隣人は先述通り割とセンシティヴである)到着早々にビール …

03/07/2022:Busking in Brick Lane / THE ROLLING STONES live leaking at Hyde Park / #STDRUMS U.K.TOUR 2022

Bo Ningen タイゲンくん宅にて起床。シャワーを借りて、昨日の夜食・今日の朝食とで無限ポテトサラダを完食。有限がある限り無限は在り続けるのだ。 当ブログ閲覧者の皆さまは “Sunda …

Archives