朝8時に起きたかったものの、流石に体力もギリギリ。
8時半に身体を上げて、シャワーだけを浴びてそのまま外へ。
一昨日手に入れたサンドイッチがここで役に立つとは…。
#STDRUMS レコーディング2日目へ向かう道中。
何故このように大荷物なのかは後ほどに…。
昨日同様Manor Houseから徒歩でスタジオへ。
もう1曲の音源を聴きながら頭上を見上げると
明け方の雨から快晴へ切り替わる中間の、深く広大な空。
イヤホンから流れる音楽と景色が繋がりあう。
この瞬間が、これから起きるドラマのプロローグとなる。
10時過ぎにスタジオへ到着。
セッティングはそのまま残してあるので昨日の続きから。
改めて最高な音だ…うっかりジョンボーナムタイム。
【UKレコーディング記念・ジョンボーナム講座】〜これでキミもロイヤルアルバートホール!編〜 インワードパラディドルをタムに応用。基本はTSSSSSFFSFですが、叩き替え・3連と組み替えるだけで無限に発展する初期のオハコ。仕組みは簡単だけど派手でカッコいいのがボンゾの基本であります。#STDRUMS pic.twitter.com/duFfyMzhTh
— ユージ・レルレ・カワグチ#stdrums (@rerure666) 2018年6月17日
11時頃からスタート。
曲に対してのアプローチやアイディアも試行錯誤しながら、
昨日から取り組んでいた1曲目を15時頃に録り終える。
さて2曲目だ。
(Couscousと野菜で作ってくれた昼食)
というのも、今レコーディングでの新しい試みの1つ。
#STDRUMS として初めて他の作曲者・コラボレーション曲。
自分のイメージ外で作曲された曲を録る。
今日スタジオへ来たときに、原曲とリファレンス(参考曲)を
Nathanと共に聴いてアイディアの意見交換。
僕が作曲者へ希望したリファレンスはASHRAのNEW AGE OF EARTH。
つまりドラムがない曲。
まさにそのような曲に仕上がっており、
どういう演奏をしようかずっと悩んでいた。
少し時間をもらい再度曲と向き合う。
そのとき、今日ここへ来るまでの道中を思い出した。
撮影した空の写真を眺める。
そうだ、この風景。この色。この匂い。
ミュージック・ビデオを視ているような、音楽と景色が溶け合う瞬間。
イメージを持ちながら、マイクに向かって「展開の指示」を録音していく。
【速報】某10分の新曲、10分でレコーディング完了。#STDRUMS pic.twitter.com/FBHYQMAFFE
— ユージ・レルレ・カワグチ#stdrums (@rerure666) 2018年6月17日
録音をスタートしたのは18時頃。
その10分後、10分ある2曲目のレコーディングは終了していた。
1テイク目・1発OK。
「謎の声(日本語の指示なので)と共に曲がどんどん進行していったんだ!ヤバい!」
と興奮気味のNathan.
我ながら見事な集中力でのレコーディングだった。
多少のヨレもなんのその。この録れ高をそのまま活かすことに価値がある。
今思い出しても素晴らしい瞬間だったなぁ…。
こうして時間軸を一気に曲げて
あとはゆったりサンプル録りやオープニングの構想に時間を費やす。
写真撮影なんだりも済ませて、20時前に全ての作業が終了。
終わった…なんという解放感だ…。
このLudwigにも必ずまた会いに来ます。
僕の我がままに根気強く付き合ってくれたNathan.
ミックスも実に楽しみ。
費用も無事に今回の稼ぎから支払うことができた。
これは同時にこちらでのレコーディング費用の安さを物語っている…。
そして、どうやら家の方ではサプライズが大成功していたらしい。
旅の序盤。
JaviとTereとでスペイン行きを断念した3週間前。
バルセロナでは仲間達が一堂に会し結婚パーティーが行われていた。
(勿論NathanやJordi,Billやらやらも全員参加していた)
20180527 #stdrums in Brick Lane Market. WRONG STORY on Luton AirPort, back to London. CHURCHILL’S
その2人、アレックスとシルヴィアがJaviへの逆サプライズで
なんとなんと、ウェディングの衣装でロンドンまでやってきてくれたのだ!
更にそれに併せてルームメイトもフォーマルにおめかししてお出迎え。
なんと美しい…。この場に居合わせたかったけどこればかりは仕方ない。
このために何とか日曜日のスケジュールを確保しようと奔走していたTereとワタクシ。
本来彼を招いてのレコーディングはここへの伏線でもあった。
(それが無くなってしまったためTereには随分と気を遣わせてしまった…)
なにはともあれ、大成功したようで本当によかった…。
Timの牧師姿が似合い過ぎだろ笑。
そしてこれからがサプライズその2。
家の仲間達とレストランに行ったら実は他の仲間も全員集合していたぞ。というもの。
Nathanと共に向かうはLeicester SquareはChina Townの中華料理屋。
Al、ジェイコブにJordi。実に数年振りのMark!!元気そうだ。
約30分以上遅れて一同も到着。アレックス・シルヴィアとも無事に会えた。
海を越えた友人のために来てくれて本当にありがとう。
こうして皆で中華を喰らう。さぞかし騒がしかったろうなぁ…笑。
と、ここで最後の弾を撃つ。
「突然Javi, Tereと日本人がパーティーに現れて、彼らにプレゼントを渡す」
というのが本来のサプライズであったはず。
そのプレゼントとは…?
今日運んだDisk Unionの袋に入っているんだぜ。
大興奮で開けてくれるお二人。
日本マニアへ贈ったのは日本酒と名前入りの升セット。
最も好きな石川県は黒帯。
失神寸前のレベルで喜んでくれた笑。
(この写真はお気に入り笑)
厳重な梱包のお陰で割れていなくてよかった。
こうして「全ての」サプライズは終了。
今期最終夜。
全てのハプニング・トラブルは
今日に繋がるための伏線へと変貌を遂げた。
この場を用意したTereの行動力に親愛と感謝を。
素晴らしいよ。本当に。
中華には参加できなかったもののAlexも来てくれた。
彼とは毎回最終夜に会っている気がする笑。
酒を求めて中心部の方まで来てみたが
セントラルでは流石に売ってくれないらしい。
Mark, Jordiとはここでお別れ。
また次回。ペダルも貸してくれてありがとう。
一同で家へ向かう。
昨日貰ったGUINNESSがあるからな…
い…?
ない…?
OH.どうやら昼のサプライズで全て飲んでしまったとのこと。
おいおいbabyたち…。
日本酒を冷やして開封。
「日本的オモテナシ」を意識してちょこんとしてくれる感じが可愛らしい笑。
お口には合っただろうか。
新郎アレックスはマンガが大好きで、特にスラムダンクがお気に入りらしい。
「一番有名なセリフの日本語での言い方教えてあげようか」
『うおー頼むよ!』
「【バスケがしたいです】これ、どこのシーンかわかる?」
『どこだろう…リバウンドのところ?』
「そこも有名だけど、ヒントは三井で…」
『あ!ミツイ!!一番好きなキャラクターだよ!』
「それがさ、あるじゃん、あの有名なさ…」
『ううおおあああああああああああああ!!!!!!!!!!
…もしや、あの、喧嘩して、コーチが出てきて、膝ついて…!』
「そうそう」
『で、なんて言うの…??』
「【Basuke Ga Shitaidesu】」
『sfdjlkんdfgyくぉpwgりおptcえり;dgyjtふぇhんrtklりmdskbhにらえfmw9vcqy8ぽい』
この後『バスケガァ、シタイデスゥ!』と連呼するアレックスwwwwwwww。
録画しておけばよかった…。
「リバウンドを制するものは〜」は流石に難し過ぎたみたい笑。
こちらはギリシャ人のAlex.
ギリシャでは「伊賀野カバ丸」が大人気らしい。知らない漫画だった…。
スパニッシュが集まっているためギターでの民謡?大会に。
折角来てくれた皆には申し訳ないものの、体力の限界も近づいてきて部屋へ。
任務完了だ。
こうして最終日の夜は更けていく…。
8月3日(金) 渋谷RUBY ROOM
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それでは、続きはwebで。チーン。