12月21日
ツアー日程を終えて野に放たれたZEROSHIKIメンバー。
Seattle, Greenwood Memorial ParkにあるJimi Hendrixのお墓へ。
数年前はもっとこぢんまりしていたとのこと。
周囲には家族・血縁が入れるように無地の墓石も並ぶ。
内側の肖像画には無数のキスマーク。
この重い曇り空も彼には一筋の煙に過ぎなかったのだろうか。
その後、初日のオフで向かったダウンタウンに再度用事があったらしく、
僕は手前のPIONEER SQUAREにて降ろしてもらう。
どうやらレコ屋があるという情報があったものの、見当たらず。
周囲を散策してみるもののあまり面白い印象もなかったため、
結局歩いてダウンタウンへ再合流。こういう散歩が楽しい。
地下のレコ屋を再び物色。
どこかローカルなバーに入ってみてもよかったな。
陽が落ちて次なる目的地、THE TRADING MUSICIANへ。
2階のパーカッションコーナーにはドラムが並ぶ。
60,70年代のパーツ・スタンドがゴミ箱にぎっしり。
完全ヘヴン状態の舞い上がりレルレ。
SPEED KINGのフットボード2枚(あるだけ)と60’sのLudwig Flat Base Standをゲット。
手厚い対応をしてくれたスティーヴ。ありがとう!
考えてみればあれもコレも…もっと色々予備パーツを買っておけば良かった…。
1階でメンバーとウロウロしているとMAGMA Tシャツを着た若者が入店してきて一発意気投合。
すると店員さんがお店のTシャツとCDをくれた。
あとで聴くと、ジャケットに対してポップかつアヴァンギャルドな内容。
bandcampがあったので掲載。これも何かの縁。
夜はチョッチさんの家族ぐるみのお友達たちとピザ屋でディナー。
スタウト(名前を失念…)が美味しい!
XLピザのサイズに大盛り上がり。
トークも止まらず楽しいひと時。
ウェイターの男性のガールフレンドが、EARTHのドラムAdrienne Daviesらしい。
うーむUSA…!
そして今日よりホームパーティをして頂いたモリソン家にて宿泊。
床が寒くない。隙間風がない。これだけに大感動する一同。
12月22日
朝食は昨夜残ったピザ。
West Seattleにあるレコードショップへ行けることとなった。
Easy Street Records. 2階には全ジャンルがぎっしり。
割と新品も多くあるなかを熱心に掘りまくる。そう、写真を撮り忘れるくらいに…。
USAではUSオリジナル盤を買いたいと奮闘して10枚程購入。
マーケットの地下にあったお店同様、日本とあまり値段が変わらない印象。
レコードブームの再来からそれなりに足下を見られているんだろうなぁと。
とても親身で、割引してくれた上にお店のオリジナルマットもくれた店員のアンディ。
レジの若い店員さんも管楽器をやっていて造詣が深い。
こういうコミュニケーションは何より楽しい。また来ます!
併設されたカフェで1本飲んで移動。
車で移動。
ロックレジェンドの様々な展示があるらしい “Museum of Pop Culture”
しかしどうやら内容も随分変わってしまっているらしく、
受付にて伺ったところもうロック関係の貴重なグッズはあまり置いてないとのこと。
当時はクラプトンのギター。ジャニスの衣装等々あったらしい。
折角やってきたものの入場は断念。周囲を散策する。
陽も落ちてきて楽器屋ワンモアチャンス。American Musicへ。
こちらは割と現代よりな楽器が揃っている。
WFL時代の3点セットは大変興味深かった…。
Ludwigがメインに展開されているのは羨ましい。
スーパーマーケットで買い出しをしてモリソン家へ。
最終日の今日、チョッチさんの仲間が集まりホームパーティを開いてくれた。
この前やったような肉料理を再び企んでいたところ、
外にあるBBQコンロを使わせてくれることとなった。
寒空のなか、外で肉を焼く。
家のなかでは仲間が集まりクリスマスソングを歌っている。
こんなアメリカ体験はなかなかできないだろう。
胃も心も満たされて安定の寝落ち。
12月23日
朝5時頃に目が覚めて、そのままブログなりなんなり。
昨夜飲み残したビールを早速開ける。
出発の日。
8時頃には皆さんも起きてきた。
広いテーブルに集まりクリームを塗ったパンを頂く。
最後までアメリカらしい時間を堪能。
すっかり酔い酔いのまま、シアトル空港まで送って頂く。
車内では落ち着いたカントリーミュージックが流れている。
見ず知らずのドランカー野郎どもがお世話になりました。
9時半頃に空港へ到着。
荷物を預けると、驚愕の事実。
天候の事情から約4時間離陸が遅れるらしい。
これは…。
というわけでスタート。
実はベース・ムギさんは昨夜から体調不良でダウン。
長い待ち時間はなかなかに辛いであろう。
店員さんから2階にあるQuiet Roomを紹介してもらった。
本来お祈りや瞑想のために使うらしい。
ムギさんには一旦ここにいてもらい、我々は時間を潰す。
ギター・トキくんは何故かこのタイミングから執拗に英語を使い始める。
夕刻。遂に搭乗。長かった…。
酒もすっかり切れてしまった。
機内食ではステーキが登場。それもちゃんとレアー。
再びビールを飲んで夢のなかへ。
やはり帰り道は早い。
約11時間のフライト。韓国へ到着したのは24日の20時頃。
時差による時間の前借りはここで返済。
ネクロ魔単体でのSan Francisco最終公演は無事に上手くいっただろうか。
本来の予定では21時過ぎに韓国発→23時半には羽田へ到着予定。
結果的に23時半の出発変更となっていた。
どうやら韓国での待ち時間がそもそもある程度あったようで、
結果的に1〜2時間の遅れで済むようになったのである。
一同一安心。これで帰れそうだ。
しかし我々を待ち受けていたのは、機材到着遅れによる遅延であった。
これにはやられた。
すっかりDEADのダイさん。
遂に離陸をしたのは日付変わって24時過ぎ。
ゼリーにヨーグルトという増し増しな組み合わせの機内食を頂き、
東京国際空港へ帰ってきたのは27時前。
何はともあれ帰ってこれた。
しかしこれからどうしようか…。
受付の方から配られたのは1枚の用紙。
タクシー代を賄うというものだった。
どうやら機材到着等の、航空会社側によるものはこういった対処がされるらしい。
ムギさんは体調の都合から近くのホステルに宿泊。
トキくんは家の方角的にこの近辺にいた方がいい。
ということは…
歌舞伎町までタクシーで移動して着・即・寿司。
まさかの遅延が結果的によい動きとなってくれた。
ダシが滲みる…。醤油が深い…。
今回のツアーを振り返りながらの打ち上げ。
竹虎にてモアワンラウンド。
帰国早々日本の味を盛大に満喫して朝7時頃解散。
ごちそうさまでした。
12月25日。朝8時。
快晴の空のなか帰宅。
ほら、掃除をしておいてよかっただろう。
10日前の自分が囁く。
どうしてだか、まずは練習台の前に座った。
手応えの確認をしてベッドへ。
こうしてNECRONOMIDOL & ZEROSHIKI West Coast Tour 2017.
“DARKNESS OVER THE PACIFIC”
長かったフライトの旅もおしまい。
明日はHEREのワンマンライヴが待っている…。
#stdrums -Shetuze's Clear
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stdrumsさんの投稿 2017年10月5日(木)
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それでは、続きはwebで。チーン。