朝6時に起床。
どんなコンディションでも海外に来た翌日は早く起きてしまう。
ブログを書きながらコーヒーと共に晴天のカルフォルニアの夜明けを眺める。
お犬さまも何気なくご登場。いたんかい。
朝食を作っていいとのことで、卵を拝借してスクランブルエッグ。
スイカサイズのハム(これで$18!) を切り落として頂く。
エンジンがかかってきて目玉焼き・ハムソテーまで作ってしまいお腹いっぱい。
荷物整理をして9時過ぎに車へ。
家にパソコンを置いてきてしまい、フライヤーのデータを忘れてしまったのだけど、
ZEROSHIKI Voダイさんがお持ちのパソコンからDLし直してなんとか対応。
少し時間に余裕があったためスーパーマーケットへ。
行ってみたいという声が多かったのは入ってみて理解できた。ディスイズUSA.
巨大過ぎて一通り見るにも時間がかかる。
夜に向けてビールも沢山購入。
さて我々は向かいのホーソーン警察署へ。
突拍子もない展開なのだが、今日のライヴに来てくれるお客さんのうち1人が警察官で、
彼の仲間が当日の警備員を担当して下さることとなり、
更にご好意で警察署見学をできることとなった。
本国アメリカ人でもなかなかできない貴重なものらしい。
“Communication Dog” Scottieのお出迎えからまずは署名。
敷地内のご案内からSWATの装甲車に載せてくれたり。
射撃訓練所で実際の銃声を聞かせてくれたり。
想像を遥かに超える内容。
防弾チョッキがやけに似合う月城殿で御座る。
POSSESSEDを愛聴していたというNick.どうもありがとう!
ロサンゼルス郡ホーソーン警察署に勤めているファンのご厚意により、署内見学をさせて頂きました!
とても貴重な経験となりました?#ネクロ魔USTour pic.twitter.com/vDspj02tN9— NECRONOMIDOL (@NECRONOMIDOL) 2017年12月15日
さて車でもう少し中心街へ。
Sunset BlvdにあるGuitar Centerにてツインペダルを調達。
色々レンタルをしてくれたのだけど、ペダルだけは難しかったようだ。
入り口には著名ミュージシャンの手形が敷き詰められていて、なかなか店内に入れない。
John Bonham神の肖像もあり記念撮影。
ツインペダルは数種類あるなかからSPEED COBRAに決定。
折角の機会なので使ったことのないモデルをチョイス。
ツアー後はオークションか何かに出してくれるらしい。
Derekのサポートは本当に徹底している。
さて昼食を買いだして向かうはWhisky A Go Go.
到着すると既に何人かのファンの方々が出迎えてくれた。
思い入れが特別あるわけではないが、
LED ZEPPELINは勿論、60年代後半以降の偉大なアーティストは
「全て」このステージを踏んだと言っても過言ではない。
共演にはまさかのIRON BUTTERFLY. 信じられない展開だ。
と、喜びも束の間。入ってそのままサウンドチェックの予定が、
ステージでは引き続きIRON BUTTERFLYのチェックが行われている。
どうやら機材のトラブルが多数起きているらしい。?
時間は刻一刻と過ぎていくのでその間に物販製作。
果たしてどれだけの人が#stdrums に興味を持ってくれるだろうか。
フライヤーもなんとかなりました。
IRON BUTTERFLYギターのEricと、
対バンという目線で話をする日が来るとは思わなかった。
最終的に我々がステージに登れたのは17時半頃。
オープンは18時。約2時間遅れでの進行である。
海外でのライヴは順番によるランクの違いを感じさせてくれる。
トップバッターの役割は全体的なサウンドチェックでもあるのだ。
新しいペダルを微調整しながらセッティング。
流石名門のハコなだけあって、ドラムに不具合はほぼ無い。
タムヘッドが生きているというだけで奇跡に近い。
しかし1日スティックを触っていないだけでこうも身体が鈍るものか。
一方フロントではギターの調子が悪いらしく、アンプを変えたりなんだり。
この間にもステージ周りの人同士で何かモメている。
そう。どうやらPA間でのトラブルが起きているようであった。
サウンドチェックのような何かを終えて、ドタバタのなか開場。
この日を待ち侘びてくれていたオーディエンスの興奮が伝わる。
物販に集まる人々と話していたらスタッフの方に声を掛けられた。
ここまで押しておいてスタートはオンタイムかい。
ZEROSHIKI
ネクロ魔ファンのお陰でフロア前方に人が集まってくれた。
今できることをやるしかない。
移動の車内や部屋で共有してきた考え方や性格をステージで活かす。
バタバタな状況こそを楽しんでいかないとね。
ドラムキットは本番に本気を出すタイプだったらしく、
シンバルのティルターは倒れるわ、ハイハットのネジは緩むわの抜群コンディション。
SPEED COBRAは踏み心地こそよいものの、
ビーターを止めるネジが甘くて横を向いてしまう。
最近の機材は色々細かい調整ができるのはいいが、
こういった基本的な部分が抜けている印象がある…。
続いてNECRONOMIDOL
簡易的なサウンドチェックから始まるもののワイヤレスマイクが不調。
厳密にいえばマイクの使い方をハコ側がよくわかっていない。
公開サウンドチェックを経てなんとか始まったライヴ。
やはり、楽しむしかほかない。
日本から米国はこの場所まで、駆け抜けるようにやってきた。
「Whisky A Go Goで2つのバンドの演奏した」という実感は
ライヴを終えて、物販席から次のバンドのステージを観ているときにようやく湧いてきた。
数々の歴史が刻まれたこの空間に我々は何を残せたであろうか。
思わずフロアに出て音を浴びる。
ステージを楽しむオーディエンスの反応を見ながら、
初日にしてNECRONOMIDOLの世界中での可能性を感じられる一夜となった。
NECRONOMIDOL now ? pic.twitter.com/DKBDzJzDwS
— bokyun (@boykunnn) 2017年12月16日
物販席にいるとセキュリティーの方がやってきて
「Tシャツ着てたよな。友達だからこれやるよ」
といってくれたスティック。
これぞ西海岸。
…まだ終わらない。
ビールに在り付けるわけもなく、
IRON BUTTERFLYを堪能する時間も無いまま物販と機材を纏めて移動。
続く…。
#stdrums -Shetuze's Clear
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昨今の『横並び音楽シーン』に問う!爆裂セヨ!!!https://t.co/WUH6M19IxZ— ユージ・レルレ・カワグチ#stdrums (@rerure666) 2017年10月5日
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stdrumsさんの投稿 2017年10月5日(木)
ストリートからライヴハウスへ向けたミュージックビデオ第一弾を公開!
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それでは、続きはwebで。チーン。