ドラムレッスンも運営してそれなりの年月が経過しているが、
昨夜は初めてカナダ人のKyleへ英語でのレッスンを行った。
意外となんとかなったのは英語の教則ビデオで出てくる単語を何となく覚えていたからであろうか。
終わったあとは勿論飲みへ。
軽めにしたのは翌日の予定が頭に入っていたからだ。
11月29日。
飲食店が音読みを文字ってキャンペーンを打つのは容易に想像できるが、
世間からすれば特に変哲もない平日である。
しかし一部・そして僕・そしてロックバンドHEREからすれば特別な1日。
渋谷QUATTORO ワンマン公演当日。
朝方に起床し、北海道ツアーブログをなんとか書き終える。
軽くスティックを触って自転車で渋谷へ。日中はまだまだ暖かい。
12時に到着して早速機材搬入。
Napalm DeathとSuffocationのツアーでこの会場へ来たのは2005年であった。
日本からBassaiumも出演したもののオーディエンスが知らずにいたため
「サフォケーションじゃないよ〜」という伝説のMCを残したのが懐かしい。
更に何も知らずに一緒に行った後輩の謙作くんは
Suffocationを観て「今のがナパームデスですか?」と言っていた。メチャクチャだ。
そんな高校生時代の記憶を妙に懐かしんでしまうのは、東京という街で
釘付けになっていてステージを観ていたバンドメンバーと一緒にいるからだろうか。
インビシでもなし得なかったクアトロでの単独公演だ。
搬入もスムーズにいき、早速セッティング。
キックのフロントヘッドはホール有りに変更。
アタックは充分だが、低音がやや弱くチューニングで試行錯誤。
時間に余裕のあるサウンドチェックはありがたい。
セットリストも確認して準備万端。
ROGERSのシンバルスタンドのネジ(ウイングナット)が割れていたまま放置していたので
東急ハンズへ。インチネジなので現物が無いとサイズがわからなかったのが理由である。
ヴィンテージのスタンドは大体 “W 1/4 20山” が該当します。必要な方はご参考にどうぞ。
これで準備万端。楽屋でハジメタル氏と横並びになれば当然談義が始まってしまう。
Kings Of Metalが如何に素晴らしい作品であるか。から始まり
某有名グループの新曲が完全にEXTREMEのパ…オマージュで
この切っ掛けからEXTREMEの良さも再確認。
気付けば開演10分前となっていた。
11月29日(木) 渋谷 club QUATTORO
『YOU GOT 超 HIGH TENSION』Release Tour
~君をハイテンションにするツアー~
HERE ワンマン公演
気にしたくは無いが現実的に頭から離れることもない「集客」。
イマイチな予感がある日は、例えばフロア内に物販を作ったり
何かしらのスタッフエリアにしてデッドスペースを設けることで
フロアを小さく纏める裏ワザがある。
しかしHEREはその選択をしなかった。
それはロックじゃない。好きだぜ。
ど平日。19:30スタート。
オープニングSEからステージへ向かった瞬間、気掛かりは期待へ昇華した。
同時に「そりゃそうだろ」という気持ちも持ち上がってきた。
HEREが真面目に築いてきた道があるからだ。
あとはロックするのみ。
メンバー紹介でスネアをわざわざセンターまで持ってきたのにスネアを叩かないという荒技
と、かっこよく撮れた写真?#HEREライブ#HEREワンマン pic.twitter.com/tS9k1jc2Ud— がんちゃん?大森靖子 (@gan_4090) 2017年11月29日
(本番直前に思いついたものでした笑)
この日を見据えた1ヶ月。
走馬灯のように脳内エンドロールを感じながらの演奏になるかと想像していたが、
何も考えず、目の前に広がる光景を楽しんでいただけだった。
只管に音をぶつけ合う。非常にいいコンディションだ。
テンポよ。気持ちで与えん。
展開ミス。次へのエネルギー。
叩き間違え。そのままアレンジだ。
曲という枠組み内で「表現ゲージ」をフルに使い切って遊び倒した2時間。
HEREの楽曲を通じて、僕と我々が思うロックンロールを伝えることに徹した。
毎度毎度ハイテンション過ぎて楽しすぎる!お客さんの一体感も気持ちがいい。来年は10周年で更に加速していくと、既にツアーも決まっていると。行くしか。笑
最高のハイテンション頂きました!!!#HEREツアー #HEREライブ pic.twitter.com/LpNNjYFIZz
— Amin@ハイテンション余韻 (@some_ta0811) 2017年11月29日
まさかのメンバー脱退もあり決して万全ではない状況の中、過去最高に攻撃力のあるサウンドとHEREらしいライブの楽しさで新たな境地を切り開いた感があった。踏み出してくる一歩がさらに大きく鋭く。万感込めたアンコールの「愛すべきエブリデイ」は圧巻。覚悟と勇気。#HEREライブ #HEREワンマン pic.twitter.com/Xp4ZiSgRh6
— ヤマヤマ(仮) (@yamayamakari) 2017年11月29日
「お前だけのブルース」は特別楽しみだった演目。
Whole lotta loveを思わせる中間のセッションゾーン。
事前の打ち合わせではなく、日々のリハーサルと
ステージ上で培ってきた経験が今日の瞬間を産み出す。
二度と同じ演奏はしない。
というより、できない。
だからこそライヴの意味と価値がある。
今日イチ凄かったのが「お前だけのブルースが鳴ってる」のユージさんとみっつーの演奏だったんだけど見惚れちゃって動画撮れなかった
めちゃくちゃ凄かった
こればかりはみんなに体感してもらいたい
HERE凄い
鳥肌立ちました#HEREワンマン— チサルア← (@ihcasura) 2017年11月29日
途中「アモーレ・アモーレ」ではフロアタムを持って尾形氏がフロアへ。
1967年製。50年前に造られたヴィンテージドラムを彼に託した。
何も問題なく帰って来てくれたのはオーディエンスの皆さんとの絆なのだろう。
大事に扱ってくれてありがとう。
渋谷クラブクアトロ完遂!
個人的にはHEREワンマン史上で最も手応えを感じたライブだった!
ただメンバー紹介は申し訳ねぇ…ラップは今後の課題だな笑。
結成10周年に向けてさらに活動を加速させます。これからも全身全霊でロックを鳴らすので俺と一緒に遊びましょう!#HEREワンマン pic.twitter.com/5uwUP8GIxg— 尾形回帰 HERE (@ogatakaiki_HERE) 2017年11月30日
ステージ後は軽く乾杯すると共に遊びに来てくれた皆さんと会合。
このツアーで新しくできた友達も大勢来てくれた。
1ヶ月前にあった「初めましての壁」が嘘のようだ。
機材搬出を速やかに終えて23時過ぎに打ち上げ会場へ。
あとはただ、分かち合うのみである。
インビシと僕をプライベートで繋げてくれたMV監督の丸山さんとも飲むのは久し振りだ。
記憶も曖昧になる3時間。
あとは、なんといっても呑み友達のゆーじ氏ですね。
彼がHEREでどんなドラムを叩くのだろう?と。
割と埋没しちゃうのかな?とか思っていたのですが、
ハードロック曲の土壇場から、とんでもない存在感を発揮していました。
彼は瞬間のインスピレーションで音楽を演奏してる。— 丸山太郎 (@maru_ya_min) 2017年11月30日
どうやらその後は富士そばへ向かったらしい。
写真があるのはブログを意識したのだろうか。大した仕事人だ。
その後HISTGRAMドラムあだちの家へお邪魔したそうだ。
充実した疲れを伴うのは予測されていた1日である。
お世話になりました。
壱くんを送り届け帰宅。激しい1日だった。。あのユージがこの状態であることを考えれば、どれほど激しかったのか想像してもらえるでしょう!
何はともあれツアーファイナル渋谷クアトロワンマンを無事終えたってことで!まだまだHEREのロックンロールライフは始まったばかり!今後もよろしくね! pic.twitter.com/rBEHbgbpCJ— 武田将幸 HERE (@takedamasa) 2017年11月29日
こうしてワンマンまでの怒濤の1ヶ月はおしまい。
しかし来週にはもうリハーサル。そして次のライヴだ。
なにかの終わりはなにかの始まり。
HEREは一切止まることなく次のステージへ向かう。
今後の活動もどうぞお見逃し無く!
よろしくお願いいたします。
#stdrums -Shetuze's Clear
ストリートから【ライヴハウス】へ投下するMV第1弾!鼓膜突き破るトラックと、嫌になるほど叩きまくるハードコア・グルーヴィンドラム!
昨今の『横並び音楽シーン』に問う!爆裂セヨ!!!https://t.co/WUH6M19IxZ— ユージ・レルレ・カワグチ#stdrums (@rerure666) 2017年10月5日
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NEW AGE – NEW STYLE – NEW MUSIC VIDEO.
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stdrumsさんの投稿 2017年10月5日(木)
ストリートからライヴハウスへ向けたミュージックビデオ第一弾を公開!
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http://stdrums.rerure.com
それでは、続きはwebで。チーン。