金曜日の朝10時頃。
機材車に乗り込んで北を目指す。
ロックバンド”HERE”ドラマー宮野大介氏の耳の不調により、
急遽ツアーに参加することとなった。
(写真は全く関係ない大量の煮込み料理)
シンガー尾形回帰氏から連絡があったのは先週日曜日の夜。
前身の”インビシビルマンズデスベッド”は高校時代に追っかけをしていたバンドだ。
ROSEROSEの映像を撮ってくれた丸山監督との接点から、今ではいい先輩であり飲み仲間。
2年前にインビシが「不完全復活」として再結成した際もサポートとして出演。
かれこれ15年ほどの付き合いになる。
(20150508 インビシブルマンズデスベッスベッド「不完全な復活」完遂)
翌日に集まれるメンバーでのスタジオとミーティング。
1日置いて木曜日の昼に再確認のスタジオに入って準備調整。
その後は上田哲也氏達とのDRUM SHED会があったため、
実質3日間で仕上げてのツアー初日となった。
ベースはお馴染みの壱さん from “ゆーの”。
いつか何かで共演できたらと言っていた関係が思いがけない合流をしてしまった。
正直「喜べる」事態ではないが、
演奏する以上は全力で楽しまなければステージに上がる資格も無い。
因みにこの日がツアーサポートが決まっての初顔合わせである。
先日のリハ音源を聴きながら移動。
メンバーと揃って演奏をフィードバックできたのはとても大きかった。
バンドに於いて「共に時間を過ごす」とは
演奏と同じ・もしかするとそれ以上に大切なことだ。
音楽の好みや日常の共感、下らない話まで
バンドの一員として歩調を合わせていくことから始まる。
現地到着までパッドでの練習を失礼しながら、
インビシメンバーであった武田氏、尾形氏と同じ車内にいることへ
若干の違和感と興奮を覚えたのは少し後のことであった。
都心で若干渋滞があったもののスムーズに仙台はFLYING SONへ到着。
ASSFORTのパーカーを着ている店長佐々木さんとの出会いから、勝利は既に確定した。
所用により別口で到着した三橋隼人氏も登場し早速サウンドチェック。
この瞬間がHERE現体制初の全員集合となった。
脳内の整理をしながら、車内でのフィードバックを活かす。
本当に演奏内容に変化が起きたのだから面白い。
ベースがいることで楽曲の芯が見えたのも大きかったであろう。
本番がより楽しみになってきた。
ひと段落し、ハコを出てすぐ近くのラーメン屋「吟」へ。
仙台といえば牛タンかと思いきや、担々麺が美味しいのだそう。
その前情報通り、コクと旨味たっぷりのスープ。水菜のアクセントも嬉しい。
ツアー百戦錬磨のHEREが言うことに間違いなし。
隣で壱さんはラーメンとは別に餃子定食を平らげていた。
ハコに戻り開演。
10月28日(金) 仙台FLYING SON
『YOU GOT 超 HIGH TENSION』Release Tour
~君をハイテンションにするツアー~
HERE
The cold tommy
THE PINBALLS
スリーマンの本日、自然体なスタイルがステージに表れるThe cold tommy.
クールなキャラクターとは裏腹にアグレッシブな演奏を叩き付けるTHE PINBALLS.
そして我々HERE.
本番への集中力が高かったか、はたまた昨夜のキンミヤ焼酎が効いたのか、
長い持ち時間のなか、大きなミスも無く演奏することができた。
これまで築き上げてきたグループ内の演奏と信頼が助けてくれたのであろう。
「キメ地獄」とも言える複雑な楽曲を乗りこなす。
初日から暖かく迎えてくれたオーディエンスの皆さま。ありがとう御座いました。
仙台FLYNG SONおつかれ!コールドトミーもピンボールズも、もちろんHEREも激しく燃えつきたね!ありがとうございました\(^o^)/
ユージのドラムすごかったね!!!HEREの物販でユージのソロ音源も売ってるのでみんな!よろしくね!!#HEREライブ pic.twitter.com/nDWS1z8NNS— 武田将幸 HERE (@takedamasa) 2017年10月27日
こうして3日で10曲暗記という新たな記録を残したライヴも終了。
ハコ内での打ち上げで次々に新しい交友ができていく。
The cold tommyは次の新潟も共演。
約1時間ほどで解散し、我々も移動。
お腹を満たすため繁華街の国分町へ。歌舞伎町のような街並。
一気に増えた選択肢のなかから、ふと通りかかったうどん屋「川福」。
ネットで調べるのはナシルールにて突撃。
数ページに渡るメニュー(どれも捨てがたい…)からようやく選択。
お値段はそこそこ。しかもかなり待つ。
これでマズかったら伝説だ!と武田さんと盛り上がるものの、
想像通り想像以上に美味しかった天ぷらうどん。
ごちそうさまでした。
こうして朝方に東京へ帰還。
車内では早くも今日のライヴテイクを聴きながらの反省会。
もっと身体に曲を溶け込ませて余裕ある演奏を目指していきたい。
凝縮された1週間を終え、週明けからはまたツアーが始まる…。
#stdrums -Shetuze's Clear
ストリートから【ライヴハウス】へ投下するMV第1弾!鼓膜突き破るトラックと、嫌になるほど叩きまくるハードコア・グルーヴィンドラム!
昨今の『横並び音楽シーン』に問う!爆裂セヨ!!!https://t.co/WUH6M19IxZ— ユージ・レルレ・カワグチ#stdrums (@rerure666) 2017年10月5日
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Booking for worldwide : Message or me@rerure.comhttps://youtu.be/hoAcQb98t10
stdrumsさんの投稿 2017年10月5日(木)
ストリートからライヴハウスへ向けたミュージックビデオ第一弾を公開!
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http://stdrums.rerure.com
それでは、続きはwebで。チーン。