RUBY ROOM で仲良くなったアメリカ人を江ノ島へ連れていく。諸々の相談を善行Zで済ませ、空のスーツケースを持ち歩いての夕陽。アメリカの文化を信じて日本を離れたい人、日本の治安に感動してアメリカを離れたい人。実体験の積み重ねと交錯。多様性とディスカッションに溢れた有意義な数日間だった。
12月27日 (金)
スネアのメンテナンスをして夕方に稲毛 K’s Dream 着。ステージの状態をなるべくそのまま残したいというオファーがあり、フロア配置に変更。むしろこれが正解なんじゃないかと思えるシンメトリーなセッティングは気持ちがいい。チューニングや足回りを確認して海鮮丼で開演。地元のライヴハウスで今年最後の #STDRUMS。原点回帰のセットリストで楽しく演奏できた。
機材転換を終えるや否や雪崩れ込むように始まった【打射撃 / 中村達也+一楽儀光】。Henry Cow と This Heat の中間部分をごちゃ混ぜ煮たようなアヴァンギャルド性を帯びての全編即興。あれほどの混沌でありながら飽きずに見続けられるのは出音のよさとバランスが「ポップ性」を滲ませるからだろうか。音楽への純粋な気持ちが迸るライヴ。
AIやインターネットの発達で完璧さが優先される現代。しかし「体験」とは唯一無二であり、例えば「人と会う」という行為は文字や画面越しでは得られない空気がある。体験の豊かさと必需性のような話しをタナカート店長たちと共有し、照準は既に2026年へ向いている。来年 K’s Dream は30周年とのこと。
全国ワンマンツアーをした春、ロンドンへ行けなくなった4月。3x4xS や WIRES たちと出会い、新しく始めた【U.K.初盤食堂】と継続した bandcamp friday【STLOG】福岡・大分での新たなる活動。nakaitoshifumi との “RICH BUDDIES JAPAN TOUR 2024″。
自身と必然的に向き合う形となった2024年。振り返れば積み上げてきた経験と楽曲に救われた一年となった。周りに依存することは簡単だが、絶望から自身を救い上げることができるのは自分しかいない。
誕生日の1月4日は Trymatic のサポート。【U.K.初盤食堂】は14日、仕込み続けているカラスミを食べることができます。10日、28日と #STDRUMS のライヴも決まり始めている。FEAR OF THR KNOWN をはじめ、様々なプロジェクトも並行中。3月には全力を注いでいる Why kai (Norway) とのツアーがいよいよ始まろうしている。更なる飛躍を目指して2025年。あけましておめでとう。さらばだ、2024!
渋谷 7th Floor
#STDRUMS presents
第八回【U.K.初盤食堂】
ゲスト:笠原佑介 (Bass) 、諸石政興 (StudioMASS)
新春スペシャル!自家製カラスミ食べ尽くし&90年代USロック初版ナイト!
🎫入場料:¥1000 (予約不要)
🐟カラスミ&お土産付き特別前売券:¥3500
🍷OPEN 19:00
それでは、続きはwebで。チーン。