07/11/2023 (Tue)
洋梨(pear)も安くて美味い。リンゴももらって健康的な朝食。夕方から Brixton でのバスキング。そしてまたスリ…今回はいよいよ取り返したが、治安そのものに滅入る。Jordi が来てくれたお陰で後半は見張りがある状態にはなったが、演奏に集中できない環境なのはよろしくない。
最後の1曲を終えると、ヨガをやっているという Patrick からコンタクトをもらう。エクストリーム・ヨガの時代も近い。
21時ごろまでバスキングのち、公園で Brixton の雰囲気を堪能しから、今回のツアーで随分と味を占めてしまった KFC。タイトルから優勝している Gravy mega box。
英語発音クイズ。この2つの違い、わかりますか?並べるとまだわかるけど、単体だとマジでわからん。 pic.twitter.com/vHDPZ2mBIr
— #STDRUMS ユージ・レルレ・カワグチ (@rerure666) November 8, 2023
今回どんなレコードを買ったかという話題の中で「デヴィッドボウイ?どっち?」みたいに会話が留まる。「ボーイ」か「ボウイ」か。”デヴィッドの息子” として成立してしまうのが難関であった。GUINNESS → LONDON PRIDE のロンドンコンボで解散。遊んでくれてありがとう!
£53.4
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08/11/2023 (Wed)
先週流れてしまったスタジオの予定を再度組もうとすると「今日は?」ということでフェザー状態で Manor House へ向かう。ハイハットのクラッチくらいは持ってくるべきであった。(同じサイズのネジをスペアで持っていないか訊いたときの写真)
スタジオにて新曲の音作り。シンセサイザーなどではなく、ドラムの録音が音源にどう影響するかという実験。音源制作→スタジオレコーディングという当然の流れも現代では多岐にわたる選択肢の1つでしかない。”JUST A PHENOMENON” も例の1つ。
19時ごろまで使わせてもらい、終わった足で先週の The Jago で誘ってもらった Nighty One Living Room ジャムセッションへ向かう。ミュージシャンはフリーなはずがチャージを支払う。コナーから1杯頂けたので相殺。
ジャムセッションにも関わらず平日のライヴイベントとしてかなり人が入っている。先週会った人々、Toli など再会しながら順番待ち。やはり様々なミュージシャンがいて面白い。”エイト/シックス” の意味を理解できたのがよかったらしく、ソロも振ってもらってよい賑わい。主催の Max, James。ハウスバンドの皆さんとも繋がることができた。セッション界隈のシーンとも仲良くなっていきたい。
スタジオワークからセッションとエネルギーをだいぶ使っての帰宅。こういう石畳が3連符の5つ割りに見えたらあなたもドラマー。
休まらない身体でなんとかスパゲティーを完成させた矢先、フライパンの取っ手ネジが外れ「サイテー」の例文に相応しいこの始末。
まあ食べますよね。アルミ味のスパゲティーを堪能して就寝。自分を持てば大丈夫。
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09/11/2023 (Thu)
昼にランチの予定があるので荷造り。
ランチの予定があると言っている。
取っ手も直しました。
14時に Highbury & Islington にて待ち合わせ。Jordi, Javi, Teresa, そして Nathan のいわば “Stockwell の旧友たち” と揃って会えることになった。Jordi と Nathan は実に2年振りの再会。
少し歩いた場所にあるピザチェーン店にてランチ。いける。
Javi, Teresa だけでなく、こうやって当時同じ時間を過ごした人々と今ロンドンにいると、もう別物と言えるくらいの環境変化かあったことが伺える。そして、それでもロンドンに集まる理由もある。特段なにも変わらずの時間を過ごせるのが嬉しい。しかし人の会話を聴き取るにはまだまだ英語力が足らない。言いたいことを英語に変換する一瞬の間が会話のスピードに追い付かないんだよな。
9月末に「これはドラマーのアルバムだ」とプレゼントしてもらった PEREZ PRADO のお礼に、Brick Lane で発掘した Jose Feliciano のジャケ買いアルバムを進呈。世界的な成功を収めたスペイン人ギタリストとのこと。これまで音源で聴いたことがなかったらしく、楽しんでもらえれば幸い。
スパゲティー→ピザときて、終わったらミルクシェイク。やるしかない。ベーコン味という飛び道具があり、どんなもんだと話していたら何故かフリーでくれたのてシェア。塩バニラみたいなもんで意外と美味い。外の公園で話して Weatherspoon にて一杯やって解散。
外に出ると雨が降ったあとの気候で湿気も高い。空模様は悪くないのでセッティングすると、完了と同時に小雨に遭い一旦片付け。
落ち着いたのでもう一度セッティングしていざ演奏すると今度は大雨。コントじゃないのよ。一瞬でも見てくれて硬貨を手渡ししてくれたおじさまに救われた。
“見放された日” と割り切り、荷物をまとめて Weatherspoon に戻り作業を始めると、Javi から連絡あり。こうして Brixton へ向かい合流。忙しい合間(新しいウェブカメラの資料探しをしているらしい)だが、濁流に呑まれ過ぎないためにも人に会う時間を作ってくれた。
ここ Brixton は我々の “origin” の1つであり、現代を測る尺度の1つだ。ロンドンで生き抜くためには変化を要する。これまで築いてきた地盤があるからこそ、人は変わることができる。
Cosmo も合流して Effra Hall Tavern にて木曜日のジャズ。Cosmo の別の友達、バーテンダーのロレンゾと皆さん、バスキングを見たという人々。個々人がロンドンという街全体と広く繋がっていける。Javi とCosmo の2人を引き合わせることができてよかった。
解散後、Javi との酩酊タイム。思うこと、日本ツアーの感想、不意に入り込んでくるホームレス。この時間が我々には必要なんだな。彼の気遣いはときにどの日本人よりも情に深い。
悪天候でバスキングができなかった1日も、大切な友人と会えた日に変えることができる。それがロンドンの魅力であり、乗り換えのバスが全く来ず、帰宅が3時を超えてしまった過酷な生活環境でさえも受け入れられる理由と云える。
£1
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締切:2023年11月16日(木)
それでは、続きはwebで。チーン。