やはり。いざ「記録」から離れると途端に手を付けなくなったブログ。作曲に生活と、他に優先すべきことがあれば当然か。効率化を求めて記事を纏める形態に変えたものの、結局内容が長ければ同じである。
14/10/2023 (Sat)
数時間の仮眠。 Ric の家にて9時に起きて家まで戻る。シンバルなど機材をピックアップし Brick Lane へ。
昨日雨のなかバスキングをした結果。踏まれ揉まれボロボロになってしまったので、黒ペンで修正してなんとか機能させる。当時やっていたバンドで経験した『QRコード直し』がここで活かされるとはな…。QRコードは四隅が読み取りに大切です。
週末に最も活躍するであろうタイミングで壊れ、図書館は土日で開いておらず新たにプリントができない。プリンターがないか会場に問い合わせてみると、なんとラミネート加工 + バインダー付きでコードを作り直してくれた。一生使います。
若干不安定な天気のため、パラソルを設置して雨を回避。3週連続の Ivor とも今期は最後か。あとで聞いた話し、彼は Pink Floyd などとも仕事をしたことがあるレジェンドだったらしい。道理で音がデカいわけだ。
Nighty Living Room のスタッフ皆さんとも仲良くなれ、バーテンダーの Lawrence は随分とよくしてくれた。遅れて始めたため2曲カット。共演には ZURITO。今年の春、一緒に日本を周ったバンドを2023年の、いま『このロンドン』で観ると印象が随分と違って見えた。
終了後、彼らの友達のライヴがあるとのことで今日も会場に機材を置かせてもらい、行き先を間違えたりしながらフェザーモードで Holborn の Red Lion Square Garden へ。
公園内のカフェにステージが用意されていた。勿論入場無料。カフェにてホットドッグ。Empanada といえば名古屋バテリアです。
野生の NERO カップに遭遇。ということは…?
周りを歩くと店舗発見。バスキングで貰った無料券でコーヒーを手に入れに行くと日本人の店員さんで、少し話して公園へ戻る。
ライヴはチャランゴという小さな弦楽器・ギター・バイオリンの3人編成。チャランゴの独特な音色とテクニカルな奏法が心地よい。カバー曲が多いものの、アレンジが素晴らしくちゃんと「カバー」されていた。
ドラえもんの帽子で周りの人々と盛り上がったり、チリ語で「ウェイオン」がイケてるなどなど。ユルく進行していたため、本来用意されていた(?) 二部に至らず、Pink Floyd – Wish you were here と Breathe のメドレーにて終了。ROSEROSE 在籍時に散々よくしてもらった Riverge しょうべーさんの訃報を耳にしたこの日。生きる権利がある以上生きなければ。またTシャツでお話しましょう。(極ディープなあそび) ありがとう御座いました!
ご一緒してくれたユウスケさんにハンバーガーをご馳走になり帰宅。ありがとう御座いました!
と、週末は終わらず、家に戻ればハウスパーティー開催中。日本人のタニヤくんや楽しい出会いが沢山あり、しかし気付けば朝6時で明日は Brick Lane があり。爆音音漏れの壁越しに耳栓にて就寝。全然まとめられてない…。
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15/10/2023 (Sun)
10時に起きられた。お弁当を作ってフェザー状態で Brick Lane へ。この日はなぜ Catford Bridge 駅を使っているのだろうか…。今日も Loty の隣でバスキングスタート。そして気付けば…20時!延べ7〜8時間はバスキングしていたらしい。
流石にやり切った身体を Catford まで持って帰り、パブで一服。ポークステーキにて就寝。週末をなんとか乗り切る。今度は纏めすぎか。
£92.5
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16/10/2023 (Mon)
印象的な1日。昨日のバスキングで貰ったチュロスを朝食にしていると連絡があり、急遽荷物を持って土曜日行ったばかりの Holborn へ。見慣れた久し振りの男の姿を発見。
撮影の仕事でイギリスまでやってきていた慎也さんのオフが重なり会合。ギタリストでありながら Youtuber としても活躍し、現在こうして撮影の仕事としてロンドンに来れている。やはり行動は結果を生むのだと思わせてくれる人。短い時間ながらお話しできてよかったです。
その後バスキングも少し撮影していただき解散。残って引き続き演奏するわけだが、これまでロンドンではあまり感じたことのない違和感…。この国では多くの人がバスキングに関心を持ってくれて、お金の有無ではなくポジティヴなエネルギーを得られ続けるから楽しいのだが、まるで無関心。
ストリートでは街に向かって演奏するため、ゴキゲンな楽曲でも人々が無視するように通り過ぎていけば『殺伐とした人々と街のBGM』へと様変わりする。往来の忙しない交差点。音楽が持つ力と自身の無力さ。東京での見覚えある現実と、既視感あるロンドン・セントラル。憂いを込めて演奏していた曲が “闘志と祈りの音楽” へと変貌した瞬間、曲を終えてあたりを見渡すと、じっと観てくれていた人の目には涙が浮かんでいた。人対人の真実はインターネットでは伝わらない。
曲と活動の意味そのものに変化が生まれ始めているのかもしれない。各楽曲のリエディット。これらは個人的なメモ。帰宅してポークステーキと温かいものが食べたくて野菜牛乳煮込み。残してきた写真の数が1日の文章量を決めるような気がしてきた…。「写真」もまた、変貌してきたものの1つ。
£82.5
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締切:2023年11月16日(木)
それでは、続きはwebで。チーン。