8時頃に目覚めるが、身体はまた回復を求めているようだ。11時頃に身体を起こす。
水回りの問題はジョセフが解決してくれていた。排水が一箇所に集まる構造のため、詰まりが発生していたよう。因みにこの家には実は2階があり、実はトイレもあった。Hugo スパゲティーを堪能。
ZURITO がロンドンに戻ってきており、アンプの受け渡しもしたいが、明日の方がよいそう。JBLスピーカーの返却も明日となった。週末はバスキングに集中したが、身体はまだドラミングを求めている。(写真は場所の説明に必要とした自撮り)
バスキングは目的を持てば練習の時間にもなる。ライヴに向けて精度を上げていきたいため、パフォーマンスよりも演奏にフォーカスして Brixton に到着。左利きゆえ右手を意識して、タイトなビートを心掛ける。結局始まればパフォーマンスの意識からは逃れられない。
このスタイルの移動も今日が最後になるだろう。アンプではなくスピーカーを用いることで新たな発見をたくさんもたらしてくれた。
少し前にSNSで「バックビートがなんだか」を説くアカウント…要は欧米とアジアに於けるリズム感の違いを言及しているわけだが、私の出すリズムには “そのバックビート” があるかわからない。しかし様々な国の人々が踊ってくれているのは事実だ。リズムとは『共有』すればいい。
帰り道、再度 Oyster Card のチャージを求めてオフライセンスへ向かうと「オイスター・現金のみ」流石俺たちの街ブリクストン。
21時過ぎに帰宅。鍋にオリーブオイルを入れて、ニンニクを刻んで、鶏肉を投入せんというタイミングで入電。急遽スパゲティーに変更し、素早く胃に流し込みバスで Streatham へ向かう。
Welcome back!
アイルランドでのツアーを終えて戻ってきた今日、車に乗っていたら Streatham でバスキングをしていた AL を偶然にも発見したらしい。数年前は AL & Javi との3人で毎日バスキングセッションをしていた (STLOG 2019 にはセッション音源を収録)。家の事情などで疎遠になっていたこのメンバーで再び集まれて嬉しい。
夜も更けて Tulse Hill の家にお世話になる。考えてみれば ZURITO と会うのは5月31日の新宿LOFT を終え「その翌朝に別れて」以来。RICH FOREVER JAPAN TOUR 2023 は終わったが、我々の『ツアー』は、これまでと、5月と、そしていまを繋ぐ濁流のように、深く・太く、続いている。
この家に来てからずっと壁に飾ってあるマンボの巨匠 “PEREZ PRADO – CONCIERTO PARA BONGO” ボンゴ・オーケストラに飲み込まれていると「これはドラマーのアルバムだからあげるよ」と。我々を繋げているのは、やはり音楽だった。これはお返しを考えなければだな…。翔二郎は5月で止まっている。
それでは、続きはwebで。チーン。
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#STDRUMS / JUST A PHENOMENON (Digest)