METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Daily Travel

22/09/2023 : Busking in Highbury & Islington, Dalston Junction / #STDRUMS U.K.TOUR 2023

投稿日:2023年9月23日 更新日:

10時ごろに起床。昼は晴れているので、この時間帯にバスキングをやればいいのだろうかな…。

椅子に使っているレモン箱もだいぶヘタってきており、メンテナンスのついでにハイハットへ食用油を挿すと、スプリングが外れてしまった。支えとなっていたワッシャーが劣化した模様。分解して必要な部品を探しに外へ出る。

なんとかなりそう。

頭を切ってワッシャー代用。今回のツアーで持ってくれればそれでよい。(と言って壊れるまでそのままにしてしまう…)

来週に発表されるイベントの詳細詰めなど作業を進める。シチューの余りと、サンドイッチを作って夜に向けての準備。

16時に外出。天気はまだいい…もうすっかり信用できなくなっている笑。

バスから電車に乗り換えると、灰色の重い雲の方角に自ら突っ込んで行く始末。まさか本当に到着のタイミングで降られるか…。

Highbury & Islington に到着したタイミングで雨が止んだ。金曜日のこの瞬間を逃すわけにはいかない。bandcamp 経由での QRコードを持ってきたが、Paypal のコードにすればよかったな…。

念願とも言えるバスキング。反応も上々、この場所は縁石に座る人々がいつも友好的で楽しい。

Ferrish 現る。

ロンドンでの路上ライヴは GUINNESS 8缶パックが手に入ります。(極めて稀な現象)

20時ごろに雨が降ってきたので、休憩ついでに隣のパブで一杯。”G” の横ラインまで一服で辿り着くゲームは去年 Islington で教えてもらった。

1時間ほどして外へ出ると天気は保たれている。金曜日の夜にまだチャンスを感じるが、ここよりも人が集まっていそうと Ferrish の提案で Dalston へ移動。駅前でセッティング開始。

直ぐ近くに住宅があり止められる心配もあったが問題なく、飲みに行く集団、酔っ払い、付き纏い、夜のロンドンらしい盛り上がり。22時を回ってもやれる場所を見つけられたのも大きい。やはり北の OVERGROUND 沿いはドラムとの相性がよい気がする。

自身の表現を通じて街や人と繋がり、生活費を稼ぐロンドンでのバスキングは「自分のやりたいこと」であり、ゆえにドラムソロという選択肢に至ったのだった。#stdrums は街に響く音楽を作ってきた。生きる喜びと価値を見直すため、人々から施される運だけを頼りにこの地へ来ている。

23時ごろに終了。居続けた男に対して「イイヤツだけどギャングと犯罪に強いトラウマを抱えている」と、一蹴せず話し続けていた Ferrish。自分にはまだまだコミュニケーションの広さが足らない。

Canada Water からバスで帰宅。スープにスパゲティーを入れた夜食でシメ。ようやくしっかりとバスキングができて安堵。週末も天気が保ってくれることを祈るばかり。

それでは、続きはwebで。チーン。
£132

– LONDON THE MOVIE –
#STDRUMS / JUST A PHENOMENON (Digest)

-Daily, Travel
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

今週は WIRES との共演、そしてオープンジャムセッション開催!

私は幸運なことに彼らの音楽に触れる機会を得た。全てがワンクリックの情報が飽和し、欲しい情報に辿り着くことが難しくなってしまっている SNS 社会において、この出会いはもはや『幸運』なのである。

THREE DAYS IMPRESSION: “District NONMALT 3” 〜東京を憂う夜編 20211210〜

〜前回の続き〜 KING CRIMSON 来日公演と、NODA・MAP 番外公演 “THE BEE” を立て続けに体験。 鋭く仕上がった感受性を以ってして、3日間に渡るイベント初日を迎えた …

20190621 The Red Lion & Pineapple, Acton Town. #stdurms in Earls Court, Clapham Junction. London, U.K.

クリムゾン宮殿にどっぷりと浸かった2日間。 6月21日 金曜日。 昼前に起きて作曲を少し進め、昼食。 こっちは小麦粉・乳製品が安いのでチーズもガンガンいけます。 イギリスの老舗レコードショップ “Si …

06/11/2022:#STDRUMS + nakaitoshifumi + ibi ryota at 大分AT HALL 〜回帰〜 #RBJT2022

ibi ryota 邸にて起床。静かな個室を当てがって頂いたためよく眠れた気がする。家の中は限られた荷物のみが残されており、ご家族から譲り受けたという古い時計が何台かあり、いずれも動いていない。キッチ …

20181103 インビシブルマンズデスベッド + こけしDoll 〜文化仏滅の日〜 下北沢CLUB 251公演

稲毛でのダブルヘッダーライヴを終えて、翌日の昼からリハ。 ライヴの疲れと激烈な通し演奏の蓄積からか、 気付けば機材車はスーパー銭湯に向かっていた。 サウナから水風呂に入り過ぎて身体の芯から冷やしきり、 …

Archives