轟音渦巻く渋谷での饗宴を経て週末に向けての準備。ご当地お土産風ピンバッジは売り切れ、第三弾の近衛兵バージョンが販売開始。第二弾の時点で同時注文していた、バックトゥーザ・フューチャーよろしくの先読み展開である。
カラスミも仕入れ完了。
RICH FOREVER Tシャツの限定カラーもご好評。
22日のライヴで若いスティックが何本か折れたため、廃スティックキーホルダーを歩留まりよく製作できた。
11月26日、午前中に3人で集合しての移動。次第に晴れやかな青空が雲間から見えはじめ、道中も滞りなく進んでいく。
仙台市内を見渡してアガる PEVO 1号さん。あれ、なんでこんなところに…?
14時に会場へ到着。熱気に溢れる佐々木店長との挨拶も済ませサウンドチェック。共演にバンドがいるためドラムの位置は演目で入れ替える。これまでのツアーで流れを掴んできたのか、スムーズに進行し随分と時間を余らせる結果となった。というわけで半田屋へ。写真がないため曖昧な記憶。
会場へ戻れば sugarman が入念なサウンドチェックを行なっている。物販設営も済ませて開演。
気分
落ち着いている。ノイズ。
ギグ
sugarman : FLYING SON でのライヴでは必ず関わってもらっている盟友。今日はパーカッションを加えた特別編成での初ライヴ。繰り返している自身の及第点を無難に見せるのではなく、常に実験を続けていく姿勢が表現者として正しい。アレンジされた楽曲には原曲に気付くものもあり、生暖かい景色に鋭いビートとランダムに鳴るシンバルに油断していると、突如ギターは狂気の如く掻きむしられ、Vo:モンちゃんの内なるマッドネスが眼光鋭くフロアに突き刺さる。FLYING SON という実験室が生み出した音楽が存在していた。
nt:四国辺りで即興的に始まったOrand セッションにも随分味が出てくるようになった。誘導されるように入場。nt のアドリブも冴えている。ハイトーンを多発する札幌から始まったツアーの最終日、低音を組み合わせフローを操り喉への負担を回避。現場を重ねて強度を増した仕上がりとなったステージであった。count のキメに我々の集大成が在る。PEVO 1号急遽参加。ポリリズムのシャボン。仙台の地で「カメイ」の名前を出すことに躊躇がないMCにも感服。
#STDRUMS:ノイズに苛まれながらの転換を経てステージへ。LINKED へのアプローチは今ツアーのテーマとなった。差し引き・バランス・ダイナミクス。福岡で体験した Pino Palladino とこれまでのフィードバックを経て、最適解をトラックと共に見出していく。録音にモンちゃんらしき「進化してるねぇ」という声が入っており、そういったフロアの深度がステージに新しいアイディアを投げ掛けてくれるのだ。LETTER YELLOW は今年4月の「初演」が音源に収録されている。動かないフロア前列と爆裂に踊り狂う後列という『逆転配置』は仙台に通い続けてきた結果とツアーが入り混じった結果となった。アンコールあり。
23/04/2022:アイヘイトプール vol.4【#STDRUMS + sugarman + kokyu + モアモアズ】at 仙台FLYING SON
(初演の記録。)
RICH BUDDIES JAPAN TOUR 2022 全日程完遂。ここまで辿り着けたのは集まって頂いたオーディエンス皆さまのお陰に他ならない。最終日が仙台となったのは偶然であり、この場での現象が繋げた必然。ライヴハウスでは昨日も・明日も明後日もイベント(実験) が繰り返されていることを覚えていて欲しい。心からの感謝と共に、こうして振り返ることでいま私の次のステージが徐々に明確化されてきている。
sugarman Dr:山田が一番参加したかったであろう打ち上げ不参加を受けた以上、本気でやる(BATTLE)しかない。終演後物販を経て移動。モンちゃん(10万円下ろした男)とnt(ロックスター) はすっかりブラザー状態。MC を真摯に受け止めてくれた皆さんに感謝。2軒目まで大盛り上がりを見せて曖昧な記憶。リッチフォーエバーとは例えば、共演してくれたバンドの物販が売り切れた状態を指す。
こうして翌日スマートに都内へ帰還(運転ありがとう御座いました)。よろよろと自宅へ戻り布団に入ったその刹那、1本の電話が鳴ったのであった…。Thank you for comming RICH BUDDIES JAPAN TOUR 2022 and Thank you nakaitoshifumi a.k.a. my best buddy.
それでは、続きはwebで。チーン。