不思議な点が幾つかみえるホテル(民泊?)にて荷物の仕分け、機材を纏めて昼過ぎに宿を出る。
カメイさんと合流し大手町駅を目指す。トラムと電車の線路が交差する鉄道マニアには有名な地域なのだとか。
気付けばスーツケースのキャスターが持っていかれていた。来た道を少し探索してみるものの発見できず。天下のRIMOWA も四国の石畳には通用しなかった模様。
三津駅へ到着し、本日の会場近くの『那須』へチン入。
イレギュラーと言われたカラオケ大会で真昼間から盛り上がる団体さんのなか、カウンターにてお刺身・レバ刺し・名物の鉄板焼きなどを堪能。
ママもゴキゲンに唄いまくる。昭和で時が止まっているような錯覚を覚える…。
本日お世話になる『とぉから』マスターのEKDさんも合流してよき時間。
さて3Fの会場へ向かい、サウンドチェック。シールドなどをなんとか集めてもらい、最小限の機材で音響設備を仕上げることができた。お店のスネアが奇しくも持ち込んでいる Ludwig 13’ と同じだったため、今日は備え付けのままを使用。
続いて物販の設営…おいおい、CDを忘れて来ているではないか。人間こういったミスによる気力のダメージが効くものだ。
無くてはどうしようもないので宿へ忘れ物を取りに行き、とんぼ返りを経て18時頃に設営完了。既にスタート時間を過ぎていたが、ゆったりした時間の流れのなかでは心配御無用である。気持ちをリセットさせよう。
小腹が空いたため1Fの『餃子のぶ』へ行くと那須でお会いした方が豪快に食事をとっていた。外に出れば音は容赦無く漏れており、街は気にしていない様子。
気分
倦怠感。
ギグ
SPACEGRINDER。:今日は1人によるDJセット。TALKING HEADS が流れているかと思いきやスムーズにライヴへと移行。音楽への深い造詣を活かした、ノイズと楽曲との転換が見事な30分。
EKD:店長とドラマーによる2人組バンド。ワンドロップに回転するグルーヴが心地よい。意外とパンク系の早い音楽も演奏されていた。
#STDRUMS:どうしても自然にあくびが出てしまうのは、オフを求めていた本日にライヴオファーを3度もされたことが要因する。3回目のオファーでは企業のパワーポイントよろしくなプレゼンをカメイさんから受け、もはや諦めという形で出演することになった。会場規模に合った小口径ドラムキットのため、細いスティックでの演奏。身体の疲れを受諾すれば、落ち着いた演奏に影響したように感じる。
街中が1つのコミューンとなっているような、お互いの強い繋がりを感じさせる。彼らはこの街を選んで生きており、それぞれの目的と意味のなか、自由とロマンに溢れるライヴハウスがここ三津駅にあった。
終演後、飲みながら片付け。22時頃には終電が無くなってしまうらしくタクシー不可避。さて帰ろうとしたタイミングで、今日いただいた投げ銭を紛失するカメイさん。今日の昼にも財布を駅階段に放置していたりと、このような事態はこの後も際限なく発生し、それは自身が抱える症状に親近感を覚えるものでもあった。無事にリュックから出てきて宿へ。流石に今夜は休息する必要があるぜ。自分のペースを守ることの重要性はこの後の旅路に影響していくこととなる。
それでは、続きはwebで。チーン。
RICH FOREVER TRADITION 2022 開催決定!#STDRUMS + Bi-syu (河内大和×横井翔二郎) 12月27日 渋谷RUBY ROOM