10月から始まるツアーの準備をしていれば毛根な季節。新作 JUST A PHENOMEON のリリース準備に加えて受注生産パーカーの受付締め切りも重なってくるのだから…こんな無茶なスケジュールを一体誰が組んだんだか。
9月18日へ至るにあたってカメラロールを振り返ると、鯖の胃袋から摘出したアニサキスの動画、MANOWAR – POWER を大合唱する動画、タルカスのフィギュア、一心太助、休業の岩ちゃん、満月の野外 múm など、など。確かに私は日々を過ごしていたようだ。当日は関東に台風上陸が予報されていた前日、光と曇が荒れ狂う天候の元、諸々がままならない状況で下北沢 LIVE HAUS まで辿り着く。
会場入りして即座にサウンドチェック。若干オールドなキットはトーンが綺麗に鳴るので扱いやすい。(イメージのお話しです) 60’s 400 もすっかり馴染んできた。ミュートの掛かり具合もいい。少し音響的な実験も加えてみる。
共演のサウンドチェック中に軽食を買ってきて、DJブースの音チェックをしながら物販設営。気持ちをキープするために敢えてのんびりと準備していれば、本当にそのまま開場となってしまった。
カメラロールを見ていたときに思い出す、このイベントが決まったのは僅か1ヶ月前だった。ひょんな連絡でオーナースガナミさんとトントン拍子に話しが進み、共演を探し始めるもなかなか決まらない。ワンマンの可能性も視野に入れつつ、もしかしたらと相談したのがバビロンブレイカーズだった。翌日19日に火影でライヴが決まっているというのにも関わらず、出演を即快諾。
(サウンドチェック中の一コマ)
「バブロンブレイカーズが東京で、しかもツーマンでライヴを行う」関西のライヴハウスに足を運ぶ方々にはどういう意味合いを持つかが伝わるであろう。ありとあらゆる場所でギターを鳴らし、どんな環境でも彼らの “ロックンロール” を貫く芯の強さ。今年3月の “RICH GOLDEN STREET vol.4” 通称『火影NIGHT』と同様、大阪の盛り上がりを東京に持ち込んだ結果となった。ギアは徐々に上がり、全曲でフロアと1つの盛り上がりを共有していく。この日ご来場いただいた皆さんは、上記した謳い文句が事実であることを目撃した筈。意外なことに下北沢でのライヴは初めてだったのだそう。
DJ の特権?とも云える、CLOSE TO THE EDGE を流しながらのセッティング。バビロンブレイカーズが残してくれた熱の籠りを引き継ぐように #STDRUMS。この日、1つの懸念が明確な決定へと繋がった。おおよそ5年間で培ってきたスタイルを変えることになるだけで、この日のライヴの価値があったようだものである。
昨夜は下北沢LIVE HAUS へご来場いただきありがとう御座いました!バビロンブレイカーズのライヴが東京で観れる…嗚呼素晴らしき。いつでも何処でも最高なことがまたも証明されてしまった。#STDRUMS は10/1から全国ツアースタート。DJ #UkORIGINAL も自由に楽しく遊ばせてもらいました〜! pic.twitter.com/1JWerpoi3J
— #STDRUMS ユージ・レルレ・カワグチ (@rerure666) September 19, 2022
こうしてあっという間の2時間。終演後はフロアで好きなレコードを流しつつ雑談。ギターまちくんと同年代だったことを思い出し三度驚く。どんだけ風格あんのよ。と、幼馴染のシセキを横目に「こいつもやんけ〜」と灯台下暗し。翔二郎も付き合いよく皆で軽く食事をして、灯火とも言える下北沢の夜を終えるのでした。こうしたキッカケがどんどん次へと繋がっていきますように。ありがとう御座いました!
それでは、続きはwebで。チーン。
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【最初から別の魚混ぜないって編】(ゲスト #5 五十嵐雅)
盟友とのラジオが始まりました。毎週月曜日朝7時更新。