6月も終わって金曜日。昨夜家主のディナーだったスパゲティーの余りを頂く。それぞれ具材が適度なサイズにカットされており、素材単体ではなく総合的な旨味とクリームが絶妙に絡んで美味い。
今夜は遊ぶ予定があるが週末なのでバスキングはしておきたいところ。しかし家主 Ferrish が誕生日だというのだ。Javi, George, Nathan の彼女…なんでこんなにこの時期に多いの…?というわけで横井翔二郎に渡すために買っておいた1枚を急遽プレゼントにこさえる。
家にあったマスキングテープと折り紙でお花を飾れば割とそれっぽい。
フライヤーを千切って作ったので、裏返せば変な髪型が在中。
さてサラダを貪っていると Ferrish のご帰宅。
¡Feliz Cumpleaños!
誕生日を祝いつつ少し飲んだりして、19時に Vauxhall へ。しかし駅前には Begger たちがみっちりとたむろしており、バスキングは出来なさそうな状況。ならば Brixton だな。バス停に戻り舵を切る。
外を眺めていると Stockwell の街並みが見えてきた。7年前、当時 Javi たちは学生で、最もバスキングに明け暮れていた日々の記憶が甦る。この場所では色々あったな。(なお渡英日記は旧ブログを含めて初回から保存されております。ご興味ある方はコチラからどうぞ。*カテゴリーで読んでいくのがオススメ)
無事 Brixton のメインスポットに到着…。”あのゴミ箱” が見知らぬ姿になっていた。この内容にリアクションできるあなたはブリクストン・マニア!
今夜はお札をくれる人が多いラッキーデイ。ここ最近は北東がお気に入りの地域であったが、Brixton (サウスロンドン) ならではのフィードバックもやはり好き。街による反応の違いがあればバスキングも飽きずに楽しめるだろうな。Hugo も来てくれて有意義な時間を過ごす。
さて今日は KARAOKE PARTY が開催されるということで、21時頃にバスキングを切り上げ、駅近くの老舗 Refill Eaterie にて ジャマイカ名物の Patty を食べてバスに乗って The Hand In Hand へ。Javi, Al とセッションをしたことがあるパブだ。
「ではなぜ初めから22時集合と言わないのか」という議題と共に Javi たちを迎え入れて乾杯。今日は特別ドリンクも安い日らしく GUINNESS も進む。何度か顔を合わせていた Rick と遂にしっかり話せた。サウスロンドン特有といえる人々との暖かいコミュニケーションが楽しい。
KARAOKE は曲のリクエストを紙切れに書いて主催の方に渡して順番を待つオールドスクールな手法。この国の人々は誰もがある程度の音楽的素養を持っていると感じることがあるが『一般』に目を向ければそんなこともない。私は Human Nature でジャパニーズ・トラディション・ウチアゲスピリットを見せつけることに成功した。(これ以降 Rick が全ビールを奢ってくれることとなる…笑)
KARAOKE PARTY at The Hand In Hand, Brixton 01/07 #STDRUK2022 pic.twitter.com/r9cOWHoE3Z
— #STDRUMS ユージ・レルレ・カワグチ (@rerure666) July 6, 2022
Rick が歌うのは Yesterday。そんなベタベタな…と思ったのも束の間、全員が歌詞を覚えていることにベタベタに感激してしまう。パフォーマンス上手な彼はホールを駆け巡り、一節歌わせた Rob は Alabama 3 という有名なバンドのシンガーなのだそう。こうして最後はホストシンガーが歌う No woman no cry. サウスはやっぱりコレか。ある意味先ほど以上の結束感が生まれ、この国での Bob Marley の功績を感じざるを得ないのであった。
カラオケが終わって引き続き飲み続ける。RIck の嫁でありシンガー Sheena も超いい人。愛の塊のような2人だった。コースターをフリップして掴む遊びをしたり、気付けば25時過ぎ。Hugo と共に Javi 家へお邪魔する。
¡Feliz Cumpleaños!
こうしてようやく誕生日プレゼント贈呈。泣くほど喜んでくれたので嬉しいよ!1日に2枚 Thin Lizzy のレコードを渡したクレイジーナイトは更けていくのでした。
それでは、続きはwebで。チーン。
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