METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

23/06/2022:BATTLES live in Village Underground / THE EXPERIMENTAL / #STDRUMS U.K.TOUR 2022

投稿日:2022年6月24日 更新日:

午前中に起きて作業再開。ベースラインでずっと悩んでいるな…。

横井翔二郎と連日通話していたのは私利私欲…もとい【スーパーダイナマイトハウス】次回分を中継生放送にしようと企んでいたからです。日本とロンドンを介する仕組みが今日ようやく纏まったため実現可能となりました。毎週月曜朝7時更新ですので、この日も勿論AM7時から放送開始。朝のお供にどうぞお付き合い頂ければ幸いです。因みにロンドンからだと26日の23時となるので、酔いどれでお届けする予定…。配信URL▶︎https://youtu.be/ZvJZMzLS-oA

さて今日は ZURITO のMV撮影があるとのことで、久しぶりに1人の時間を過ごす。リラックスしながら作編曲を続けたり。来週には形にしなきゃいかん。

海外ツアー必須アイテムのシューグーは割れた灰皿も直せます。

さて19時過ぎに外へ。荷物が無いのでバスの2階を楽しめる。天気もよいので見晴らしがいい

20:30頃に Village Underground へ到着。受付で名前を伝えるとパスを貰えた。BATTLES のライヴである。

20191104【平沢進+会人 (EJIN)】〜BATTLES JAPAN TOUR 2019〜 恵比寿GARDEN HALL

2019年、BATTLES JAPAN TOUR のオープニングアクトとして初めて【平沢進+会人(EJIN)】のサポートドラムを受け持った。ただでさえファンとして好きなバンドのツアーを【平沢進】と共に周るという不可思議な経験は未だ記憶に新しい。

その後も個人的に連絡を取り、今回の渡英と彼らのツアーのタイミングが運良く被っていたため、こうして再会が約束されたのである。ロンドンで貰った初のゲストパスが BATTLES ってのは最高のお土産だ。

入ると Nik Colk Void がフロアを揺らしている。縦長に伸びたような会場のキャパシティは600人ほどか。Nik Colk Void はソロでのテクノアーティストで、こういう会場だと聴こえ方もワイルド(バンドらしい)な質感になるのも面白い。

転換中にフロアをうろついていると、日本人の方が声を掛けてくれた。エンジニアの仕事でロンドンに住んでいるらしい。こっちの方が面白いライヴが観れる、という理由で来ているのもいいな。

21:30頃、昔話のようなSEが流れてBATTLES のライヴがスタート。Johnがビートを叩くだけで盛り上がるのだから、この人のムチムチした音の説得力は凄まじい。トリガーもマッチングしている。それでいて、あまりインプロ要素がないことにも気付いた。用意されたパターンをキープし、展開はフレキシブルに対応するのだろう。

Ian は今日も “変な音” 担当。ギターサウンドをわざとジャンキーにすることでタイトなドラミングとの対比が生まれる。そう、彼らは常にステージで実験を繰り返しているように見える。2人組になって2019年に Juice B Crypts をリリースしてから3年。引き続きクリックは使わず、シーケンスとの駆け引きをしながら進行していくライヴ。打ち込みとの演奏を繰り返すとぶち当たる飽満という壁がないのだから、そりゃ楽しいだろう。いやはや本当に素晴らしいバンド。マイペースなのに鋭い、まさしくエクスペリメンタルな BATTLES。

終わって Ian、John と再会。なんだかしっかり覚えててくれてるし、Ian は次々ビールくれるし、WARP の人たちが沢山来ていてお話しできたり、EZRA COLLECTIVE, CYCADA を知っている人も居たりで超楽しい。いやはや、WARP Records の人と喋れるとか、恩恵すぎる。こういうときに明確な英語力は欲しいと思う…そんな楽しいひと時に混ぜてもらって解散。ヨーロッパは今日が最後で、Ian は明日朝7時の飛行機で母国へ帰るらしい。一息つけば次は USA ツアーだそうだ。機材を運ぶ2人の姿に、改めて自分の活動を照らし合わせるのであった。最高のライヴをありがとう!大満足で帰宅。

それでは、続きはwebで。チーン。

【横井翔二郎とユージ・レルレ・カワグチのスーパーダイナマイトハウス】
season1-15
【まあMEGADETHだけどね編】

盟友とのラジオが始まりました。毎週月曜日朝7時更新。

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