午前中に起床。割と早い時間に家主も起きてきたのは、これから知り合いの展示に行くらしい。一緒に行くかい?このあとスケジュールのギャップに後悔するんだろうなぁなど思いつつ、お誘いには乗っておいていいだろう。初日に会った Hugo(ゥユゴと読む) も合流して外へ。
この地域に住んでいる理由の1つに路駐が可能というのがあるそうだ。2017年、共にヨーロッパを横断したバンは随分と色褪せていたものの、呼鳴手氏からのドラゴンステッカーは健在。車内には棚が増設されていた。
東に向かBrockely Rise にある小さな展示スペースへ。友人のブルースシンガーが絵描きで、開催期間的に今日しか来れるタイミングがなかったとのこと。
アクリル画の色使いをああだこうだ言いながら数十分ほど滞在。枠も紙を貼ったり立体化してあったり、それぞれ狙いがあって面白い。
その後は修理に出していたアンプの引き取り。真空管の値上げが影響しているようで、結構な額を支払っていた。久し振りの紫アンプ復活でお喜びの Javi さま。
真夏日といえる暑さで川辺に行きたいやら、コーヒーでも飲もうよやら。買い物をすべくco-op付近で降ろしてもらい少し別行動。そのまま帰宅したものの30分以上帰ってこなこったため、やはり先に帰って正解だったみたい。
チキンドラムの下処理をすべく、仕方なく開栓。飲みたいからではありません。じっくり揚げ焼き。
いい感じに仕上がり、横井翔二郎と通話などしつつ。
まだ食べます。
家を出ようとしたまさにそのとき Teresa から電話があり、家の外のゴミを出しておいてほしいとのこと。家の前に置いたゴミに隣から苦情が入るのだとか。Crazy People と言っていたが、これまで積み上げてきたカルマもきっとあるだろうに…。機材とゴミの2つはちとキツい。街のゴミ箱に出しておいてくれと言われ、もしかして中身を取り出して1つずつ入れろと…??隣に置いておけばよいとのことでした。こういう間の悪さは才能とも呼べる。
というわけで時間も随分とロスし、機材を持って Highbury & Islington へ。前回から随分と早い再来となった。到着すると既に他のバスカーがいたため、遅れたのは結果的によかったのかもしれない。交渉すると19時で交代してくれるとのこと。Hotel California, Stand by me など、今更こういう選曲をする人たちは何を狙ってバスキングをしているのかは少し気になるところ。
19時過ぎからスタート。入る金額という意味ではなく、この場所は “反応がいい” のが嬉しい。子連れが近付いてきたので叩いてもらったり、少しすると Johnny、そして Hugo も来てくれた。
1時間ほど叩いて片付けようとしていると「終わっちゃったの?」と陽気な2人組が来たのでアンコール。Hugo と4人で話しつつ、共に次の目的地へ。
Jamie がホストメンバーでのジャムセッションライヴのため The Blue Legume へ。入ると演奏が始まっていたのだが…これは即興でのライヴであって、好きに叩ける感じでは無さそう。Jamie 的にも予想外だったようだ。
JAMIE BENZIES (CYCADA) Impro Session at The Blue Legume 16/06 #STDRUK2022 pic.twitter.com/yZENm9ydkx
— #STDRUMS ユージ・レルレ・カワグチ (@rerure666) June 20, 2022
しかし、それにしてもドラムが上手い。ジャンルに関わらず、リズムの掌握感が立体的というか、リズムの中にドラムが存在するというか。故に直線的なドラムが欧米ではウケるのかもしれないけど。何十年もの時を重ねて日本人が手に入れる ”バックビート” を彼らは持っている前提で叩いている、という持論はこういった経験に基づいている。
気を利かせてくれて、1曲飛び入りで演奏させてもらえた。ドラマーの James は左セットなので、ハイハット・スネア・フロアタムだけを簡単に動かして演奏開始。持ち込んだらしいシズル入りの Istanbul ライドがギタリストのマイクスタンドに当たってしまっていたので相当注意を払ったが、このシンバルの音のよさといったら。レストランでの音量コントールに気を遣い過ぎてしまったのもあり、グルーヴへの意識も持ち過ぎてしまった気がする。Jamie は “Keep grooving!” と喜んでくれていてよかった。ドラムンベーステイストをもっとぶち込めばよかったかな。
というわけでお昼からずっと付き合ってくれた Hugo とレストランを後にし Brixton へ。電車内では向かいのスペイン人たちと談笑しつつ、駅から少し歩いた Hootananny に到着。この店は毎日遅くまで営業しており、ハコでもある。まだまだ賑わう外のベンチで一杯やりながら隣の人と話していると、レストランでのライヴを終えた Javi, Teresa も合流。
29日のフライヤーが完成した。初ライヴ・初企画を企てた、あのとき気合いと興奮に似た気持ちが渦巻いている。26時前に解散して、バスを待ちながら Breaking the Law して家へ。明日から週末が始まる。
それでは、続きはwebで。チーン。
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【まあMEGADETHだけどね編】
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