METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

#stdrums Daily

20210319 #STDRUMS + ウエダテツヤ 〜RICH BUDDIES vol.4〜 渋谷RUBY ROOM

投稿日:2021年3月20日 更新日:

ベッド・インのサポートを経て、地下へ潜る旅に出掛けていた。
【平沢進+会人(EJIN) 24曼荼羅】スネア打数カウント動画の更新も勤しみつつ。
制作をする者にとって、予定が無い期間こそ一番忙しくありたい。
寝ても起きても作曲・企画・そして練習。
そんな高すぎる理想も程々に…。
写真は来客ありで作ったコハダ寿司。

そんな私を鞭打つのは昨年から始まった月例イベント【RICH BUDDIES】。
常に発表の催促があるのは嬉しい緊張感だ。
この数週間でまた様々なタイミングのリンクが重なり飽和・解体・再構築。
バグを処理し続け、ろ過された出汁ガラで城を築き上げよう。
3月19日の15時半、渋谷RUBY ROOMへ到着。

ちょうど床掃除の直後だったようで、澄んだ空気が鼻をくすぐる(強鼻炎)。
本日も大変お世話になります。

既にトベちゃんが看板を描いてくれていた。天才極まっている…。

先月のフィードバックを惜しみなく披露し、順調に組み上げ。
対面セッティングというイレギュラーに慣れ始めているPAフクちゃんとワタクシ。
ウエダテツヤもスネア2台にタムまで持ち込みという柔軟っぷり。
軟着陸する男は一味違う。

前回は2タムを両面から叩けるようにしたが、今回はそれぞれの配置。
ウエダ側はロータムをフロアタムに代用。
ライドをセンターに配置すれば1枚で足りることも判明。
予定外とは、結果的に得られるものも多いのだ。
「なんでもいいんだけどライドが無いと死ぬ」
ロックとジャズを融合させ続けてきたウエダの発言に思わずニヤリ。

8年前にやったドラムイベントでのツインドラムセッション。
マイキットを持ち込んでとやる気充分のデビロックヘアーをご覧いただけます。
こういうイベントも久しいなと、別の感想まで抱いてしまった。

初対面はお互いに以前のバンドと、ANTIKNOCKでの対バンだっただろうか。
ドラムを預けているスタジオが近いので(このときも)マイキットを持ち込んだ記憶がある。
単独渡米中退を経て現在は自身のNONMALT、MUSHA×KUSHAでの活動。
勿論この世情が落ち着けば今すぐにでも血の故郷へ戻らんとしている。

振る舞いこそ悠々閑々。
対面でこそ味わえる『本気』の音。
体格に反比例する繊細なドラミングはより研ぎ澄まされ、他の追随を許さない。
全てを表現というパラメーターに注ぎ込み尽くした男の成れの果てである。

人には人の人生があり、波乱がある。
彼ほど、紆余曲折という言葉が似合う男がいるだろうか。
それは回り道・寄り道と行動した結果である。
数多の経験が音へ昇華し、深い心の旅のようなドラミング。
オケを使ったソロはこれが初めてというのだから凄まじい。
使う音がこれまたカッコいいのだ。

#STDRUMS もなんとか新曲を間に合わせることができた。
ライヴで演奏することで課題が見えるケースが個人的には多い。
ウエダテツヤと我が再構築もリンクし、新たなるヒントを受け取った。
新曲の模様は【平沢進+会人(EJIN) 24曼荼羅】特設サイトでチェック!

(これまた旧友ダイちゃんとウエダテツヤ、#STDRUMS)
こうしてvol.4も終演。
後手後手で気まぐれな政策のお陰さまで本日も急遽対面ライヴとなった。
対面こそ面白いという声も聞くが、イレギュラー故に生まれた発想。
ドラムソロをショーケースとして発信するには各ステージが望ましい。
そんな次回vol.5はGLAYのサポートでもお馴染み “TOSHI NAGAI” の登場。
どんなソロパフォーマンスを目の当たりに出来るのか、全く想像がつかない…。
お楽しみに!
ご来場いただいた皆さま・RUBY ROOM・ウエダくん、ありがとう御座いました。

4月16日(金)
渋谷RUBY ROOM
RICH BUDDIES vol.5

#STDRUMS
TOSHI NAGAI

OPEN – 18:30 / START -19:00
ADV- 1500円 (+1D) / DOOR -2000円 (+1D)

▼予約▼
https://www.rerure.com/blog2/ticket

それでは、続きはwebで。チーン。

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