人間関係とは瞬間的で、偶発的である。
意図せず始まり、途切れるものもあれば・再び繋がり合う場合もある。
こういった巡り合わせを人は縁と呼ぶ。
【ベッド・イン】のサポート案件は突如として舞い込んできた。
ギター・中尊寺まいから連絡を受けて具体的に実現する運びとなった。
今だったら『ちゃんまい ベッド・イン』かなんかでケータイに登録されるであろう。
私の端末では未だ当時のハンドルネームのまま表示される。
RICH BUDDIES vol.3を終えて、帰宅早々明日の準備に取り掛かる。
コンビニエンスストアでおにぎりを事前に購入。
料理の時間をお金で買うのは個人的に稀なことだ。
27日・土曜日。
明くる日という感覚すら薄い早朝に起床。
コンビニおにぎりでエネルギー補給をして準備完了。
ツアーの始まりだ。
BATTLES ツアーの再来。
人を超高速で運搬する新幹線マシンでのご移動。
乗ったら最後、到着まで一瞬の隙すらも許されない。
録音データやブログ記事の整理などをしていればもう大阪。
マジで速い。
改札を出る前に新幹線切符を見失うお約束を経て、FANJ twiceへ到着。
天井が高い(地下二階)ハコは音が飛ぶので好きだ。
余裕のあるタイムテーブルなのでセッティングをしながら館内を徘徊。
ほどなくして昼食のご到着。
通常、いわゆるお弁当が届くものだが、何やら様子が違う。
『スパイス居酒屋はらいそsparkle』
ベッド・イン大阪遠征ではお約束のお弁当だそう。
白パックで単体で既に完結しているにも関わらず2つ別のカレー付き。
店名通りの凄まじい情報量だが、味もまたスパイス混沌極まっている。
それでいて纏まりは非常によく、ルーだけでも美味しく食べられる。
シマチョウカレーには海苔が入っていたりする独創性も楽しい。
右手にビールを持っていたら確実に引きずり込まれてしまうであろう危険な旨味。
無事完食。
流れの概要を確認しながらサウンドチェックが進行する。
深胴のタムはチューニングが落ち着かない。
細かく調整をしながら、音程よりも抜けを優先させる日となりそうだ。
先行物販の準備も進めながら夕方のお弁当。
サウンドチェックを終えれば小腹が空いていたので食べれてしまう不思議。
こうしてワンマン大阪編の開演である。
20日のHERE主催イベントでの初披露を経て、本日ワンマン初日。
楽曲数もぐっと増えて、複雑な展開に追いついてくのが精一杯。
ズレないことを優先してしまい、少し内側に入ってしまっている最中。
同期が止まってしまいバンドだけの演奏になるシーンがあった。
そうだ。これはバンドであり個人プレーではない。
久し振りの感覚から音を聴く大切さを思い出し、外側に音が出るようになった。
初日にして伸びしろを大きく感じ取れた大阪でのワンマン。
明日のハードスパンキングもお楽しみに。
…しかしライヴ中、目線がどうしても少し下に行くのは何故だろう。
特に何もないのも頭ではわかっているのに、だ。
キミは高校生から付き合いのある友人の尻を見ながらドラムを叩くことになる。
当時全く予想できていない巡り合わせの運命。
これもまた、バンドとして慣れていく過程の1つだ。
きっとそうだ…。
(コンボが重なり不審極まりないキヨ様)
自分のアホさ加減を確認しつつ、初日を終えてホテルへ。
早起きの疲れもあり、風呂にじっくり浸かって明日へ備える。
3つ目のお弁当と軽めの晩酌もどうぞお忘れなく。
それでは、続きはwebで。チーン。
渋谷RUBY ROOM
RICH BUDDIES vol.4
#STDRUMS
ウエダテツヤ
OPEN – 18:30 / START -19:00
ADV- 1500円 (+1D) / DOOR -2000円 (+1D)
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