やはり久し振りに手をつけるものとは一筋縄ではいかないのが常。
例年とはまた違う追われ方で年の瀬を過ごしました。
2021年、明けましておめでとう御座います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
この年末は(仕来たりを経て)久し振りに年賀状を作成することができました。
しかし時間とは非常なもの。
丸々2年触れていなかった年賀状作成システムを開いてみると、データが無い。
…思い返せば数年前にHDDをクラッシュしている。
そのとき住所録も失っている可能性が濃厚となってきました。
HDDの修復ができる知り合いの方に見てもらうと、該当されるデータは見つからないそうで。
落として壊してしまったため、そのデータがある部分に運悪く傷がついたか。
非情なり。
10年以上前の住所録データを基軸に、連絡取れる人からは現住所を聞く。
ほぼ手打ちで住所録を復活させました。
年末に何をやっているのだか…。
大晦日は午前中からこの作業をし続け、もう数時間で2020年を終える瀬戸際。
ANTIKNOCKでの年越しBURNING SPIRITS配信ライヴにこっそりと潜伏。
NO PROBLEMから始まったやりたい放題の配信ライヴ。
鉄アレイのライヴが終わって最初に出てきた感想は「生きていてよかった。」
凄まじい怒りと前向きなエネルギー。完璧だった…。
アーカイヴは1月14日まで視れます。皆さま是非。
https://twitcasting.tv/antiknock1985/shopcart/42099
無事に(？)FORWARDで年も越して、そそくさと帰宅。
帰る？珍しい？ええ。
年賀状印刷のために帰宅ですよ！
ほんと何やってんだか…。
プリンターのトラブルは最早定番と言っていいだろう。
全ての作業を終えて時計を見ればお昼の1時過ぎ。
意外と効率よく片付いたわけだ。
意志を持って帰ってきた甲斐もあるもんだな。
さて実家に帰る準備でもしよう。
こうしてケータイを覗くと、世界が若干進んでいることに気付いた。
壁時計の電池切れで帰省予定時間を大幅に遅刻。
そりゃ昼も長いわ。
新年早々いい滑り出しです。
というわけで、ブログと共に2020年を振り返っていきたいと思います。
長いです。
年明け早々は実家の老朽化による改装工事が決定。
これまで長くに渡って保管していた荷物の選定をする必要が出てきました。
最大の難関は電子ドラム。
今の家に置けるのか…？
まず置くことを前提に考えてみよう。
こうして押入れを机にして、電子ドラムも叩ける作業スペース改造計画に着手しました。
部屋の整理をするにあたって必須、かつそれ以外ない方法とは、物を少なくすること。
不用品も捨てて過ごしやすくなった一方、部屋が寒いという事態に見舞われました。
まさか敷き詰めていた荷物が暖房材になっていたとは気づかなかった。
こうして作曲スペース＆練習スペースの完成。録音もできるよ。
世情は例の件で自粛ムードとなり、興行ががキャンセルとなり始める。
そんな最中の3月中旬。
【平沢進＋会人(EJIN) 会然TREK 2K20▲03】ZEPP TOKYO公演。
極まれし光栄。
当日まで本当にライヴが出来るのかと半信半疑になるほど絶妙な時期。
開催を英断してくれた会場・スタッフの皆さま・マスク畑のようになっていたフロアの異様な光景…。
強烈な一体感を忘れることはないでしょう。
20200320 #STDRUMS + RUINS + レトルノセ + swandives 〜RICH FOREVER SEMINAR vol.8〜 渋谷RUBY ROOM
その1週間後には自身のイベント【RICH FOREVER SEMINAR vol.8】開催。
#STDRUMS + RUINS とのツーマン。
＆オープニングアクトにナカムラルビイ(sax)との即興デュオ “レトルノセ” のラインナップで開催。
コントラスト際立つ強烈な1日でした。
こちらも複雑だった世情のなか、集まっていただいた皆さまに心からの謝辞と尊敬を。
緊急事態宣言期間にライヴ巡業したソロドラマーの手記。#STDRUMS【RICH FOREVER WESTERN JAPAN TOUR 2020】
4月から西日本ツアー【RICH FOREVER WESTERN JAPAN TOUR 2020】
こちらは緊急事態宣言なるものの発動にて軒並みキャンセル。
完全中止になるかと思いきや、配信ライヴに切り替えるという機転を利かせてくれた京都RAGを中心に、なんとか数カ所を回ることができました。
こんな状況だからこそ普段通りの日常を過ごしたいという気持ちで新幹線に乗る。
足を動かして遭遇できた出会いばかりの素晴らしいツアーとなりました。
フライヤーの赤線が痛ましかったな…。
5月に予定していた【RICH FOREVER SEMINAR vol.9】
the band apartとのツーマンイベントは8月に延期、からの無期延期。
あえて渋谷RUBY ROOMで開催しているイベントなので、満員状態でないと意味を成さない。
事実、これまで積み上げてきたイベントの価値をぐっと上げられるチャンスでした。
vol.9は永久欠番として取っておき、vol.10も並行して計画できればと考えております。
後述いたしますが、ドラムソロ・ツーマンイベント【RICH BUDDIES】も発足いたしました。
配信が流行りだし、私もROCK Inn DICE、渋谷RUBY ROOMのチャリティー配信。
また “レトルノセ” にて、神奈川県は善行Zの有料配信ライヴにも出演。
このとき地下倉庫累積実験【HAISEN SESSION】映像収録も同時に敢行。
#STDRUMS・ナカムラルビイの映像作品と共に3本同時のリリースいたしました。
#STDRUMS【RICH FOREVER WESTERN JAPAN TOUR 2020 RE:福岡】Part.4：週末路上ライヴの悲劇・gigi緊急追加公演・ツアー完結編。
7月の #STDRUMS 福岡ツアーはほぼ全曲新曲によるライヴ。
これまで #STDRUMS は出来上がったものを躊躇わず演奏・リリースしておりました。
作品というより記録に近い感覚です。
去年から『何故ソロなのか』を改めて考え直し、作曲に集中し始めていました。
生で観てもらう意味合いも含めて、編集中の楽曲もセットリストに組み込んでしまう計画。
ライヴのフィードバックを得て日に日に曲が変化していくツアー。
興行の数が減った分、作曲とじっくり向き合えるようになったのは不幸中の幸いですね。
【インタビュー】平沢進＋会人ツアーにも参加する謎のドラマー“#STDRUMS”、とはいったい何者なのか？https://t.co/WReMgOslRs #STDRUMS #平沢進 #ナカムラルビイ #レトルノセ
— BARKS編集部 (@barks_news) September 3, 2020
秋口になってくると世情も慣れてきたのか、少しずつライヴ本数も復活。
音楽情報サイトBARKSへインタビューにて初登場。
実にクールな写真と共に、HEREでお馴染み高畠正人さんに編集いただきました。
#STDRUMS としての歴史を多大な情報量ながらポップに纏めています。
是非ご一読ください。
20201027 TOKIE＆#STDRUMS + イマイアキノブトリオ + NAkidZ 〜The Bitterest Pill〜 下北沢Club Que
10月末にはベーシスト・TOKIEさんとの即興デュオにてライヴ at 下北沢Club Que。
料理とコーヒーがお好き・ライヴ映像の様子のみを知ってステージ上で初音出し。
どんなに好きなだけ自由に叩いても全て合わせてくれる。
懐深すぎるTOKIEさんがいらっしゃってこそのスリリングなライヴ。
またこのご時世だからこそ、ミュージシャンがやるべき “演奏活動” にフォーカスを当て、次々に新しいブッキングを組むQue姿勢にも胸を打たれました。
11月には西日本＆仙台ツアーを敢行し、4月にキャンセルした各会場を周れました。
仙台・名古屋は #STDRUMS では初めて。また行きます。
こうして12月・新年を迎えて、世情は再び気難しい方向へ行っております。
リリースは4月に “#STLOG 2019”
ロンドン滞在中に作曲し、イギリスでレコーディングする旅の記録シリーズ第二弾。
CDはシルクスクリーン手刷り盤面と6面開きのジャケット。
1枚に広げると双六で遊べる仕様です。
徳(GOOD KARMA POINT)を積んでいくゲームシステムを搭載。
是非おうちで遊んでください。
また6月には “BUSINESS IN SHIBUYA”
こちらは “LOTUS ROOT” レコード発売記念マンワン【RICH FOREVER SEMINAR vol.5】ライヴ音源。
ライヴからちょうど1年後の6月19日のリリース狙っておりました。
この作品はSpotify, Apple Musicなどサブスクリプションサービスからも配信中！
(完全版音源データは投げ銭にてダウンロードできます。)
なんとiTunes Store “ホリデー” ジャンル別ランキング、2020年9月3日に日本1位を記録！
ライバルが他に居なさすぎる笑。
日本で最もホリデーな作品をこの機会に是非どうぞ。
また、データをやり取りして製作するオンラインハードコアパンクバンド “F.O.T.K.” を結成。
Vo: Kaos (Chaos UK)
Gt: Steve Allen (Disorder)
Gt: Andy Lefton (War//Plague)
Ba: Tom Radio (Frustration)
Dr: ワタクシ
イギリス・アメリカ・ポーランド、そして日本人メンバーでの構成。
日本人で電子ドラムを扱えるドラマーを探しているタイミングで、年始に導入していた私でした。
年明けの結成であったため、奇しくも世情に合ったバンド形態となってしまったのです。
曲データの受け渡しの繰り返し、7インチのテストプレスは既に完成。
曲が短いから33回転にすればアルバムになるんですね…。
恐らく今年にリリースとなる筈。
自分のバンドでレコードを製作できるのはこの上ない喜びです。
12月から始まった新イベント【RICH BUDDIES】
毎月開催していくのでどうぞヨロシク。
1月はDIe you Basterd! IRONFIST辰嶋とツーマン！
こいつは凄いぞ。
奇しくも20時終演という世情に適したタイムテーブルです笑。
是非お越しください。
外見は停滞し、中身は大波乱となった2020年。
築き上げてきたRFSの勢力も一旦お預け。
その分内側を磨けた1年となりました。
活動できなかったと言うものの、随分と色々やったように感じます。
特に作曲に集中できているのは、考え方次第ではラッキーです。
実は新年早々新機材も導入。
当ブログで言い続けていることですが、こんな世情だからこそなるべく日常を過ごしたい。
日々交錯する膨大な情報に流されず、自覚を持って個々の選択をしていきましょう。
リッチーフォーエバーと共にあらんことを。
しかし家にいる時間が長いと時間の経過がかなり早く感じられますね。
夏休みが一瞬で終わるのに近い。
そしてやはり今年は、今年こそはロンドンへ行きたい…。
まさか、たかだかイギリスへ行けないだけで此処までのフラストレーションになるとは。
自分にとっての休暇かつ活動目的。
STLOGもまた録りに行かなければなりません。
今年も素敵な出会いに溢れる1年にしたいと思っております。
去年、レコードショップも海外買い付けは出来ないようでした。
が、資金に困ったか・家の整理か・はやまた鬼嫁の煽りか…。
結構いい盤が出回ったような気がします。
ウチに来たからにはもう安心だよ…。
今年も音楽を楽しんでいきます。
4日に誕生日も迎えたレルレでした。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
それでは、続きはwebで。チーン。
渋谷RUBY ROOM
RICH BUDDIES vol.2
#STDRUMS
IRONFIST辰嶋
OPEN – 18:00 / START -18:30
ADV- 1500円 (+1D) / DOOR -2000円 (+1D)
▼予約▼
https://www.rerure.com/blog2/ticket
