■謹賀新年2020■ 〜ブログで振り返る2019年〜

2020年、あけましておめでとう御座います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年賀状を書くのが恒例行事で(元旦に届くのはとっくに諦めている)
自らの1年を振り返るのに最適なのですが
昨年・今年分は重なる喪中で出せず
更に去年始めは『それどころじゃない状況』でもあったので
今年はブログを通じて2019年を振り返っていければと思います。

#STDRUMS【完全アナログレコーディング & UK製造レコードアルバム】製作日記 〜地下倉庫レコーディング編〜

昨年1月、アルバム”LOTUS ROOT”のレコーディングがありました。
地下倉庫での初・アナログテープレコーディング。
実はまだ曲が全部出来上がっていない。
しかし年末にライヴも多く、時間がそこまで取れない。
当然レコーディングには曲だけでなく練習も必要です。
年賀状を作るなんて『それどころじゃない状況』
作業は録音する倉庫にへ5日間寝泊まりして終えました。
内容だけでなく経験としても非常に得るものがありました。

20190216 #STDRUMS + 是巨人 + 黄猿 + 明日の叙景 + Monoral Zombie 〜RICH FOREVER SEMINAR vol.4〜 渋谷RUBY ROOM公演

このアルバムはクラウドファンディングの力で製作したもの。
更にこだわり＆経費削減のため、ジャケットも手作り。
リターン品の製作発注や配送準備。
ジャケットは大阪にある友人の会社の協力を経て完成したもので
(これらの話も早いところ記事にしなければ…)
RICH FOREVER SEMINAR vol.4も開催したり、
レコーディングを終えてからこそが忙しさの本番でした。

20190612 Tokyo to London.

６月10日に『レコ発』のRFS vol.5。フリーワンマンライヴ。
そして何故…ロンドンへの出発を12日にしたのか、
今でも理解ができません。
リリースとライヴが重なっている時点で作業がギリギリになるのは予測可能。
それに加えて荷造りも必要なわけですから。
このときコウちゃんが全面的に協力してくれなければ飛行機に乗り遅れていたでしょう。

20190619 Recording at Hazel Court. “AN EVENING WITH KING CRIMSON” Day2 at ROYAL ALBERT HALL. London, U.K.

今期ロンドンのメインはKING CRIMSON 50周年記念ライヴ。
ROYAL ALBERT HALLへ入場しただけで感動ものでした。
ひいては自宅にチケットが郵送された時点でチケット代に匹敵する感慨深さ。
ストリートでのレコ発。路上でレコードが売れる文化と面白さ。
空いた時間は作曲に費やし、今期もレコーディングを終えて帰国。
これまでのツアー史上最大の実りがありました。継続していきたい。

ロバートフリップ風日記16 カクシンハン【薔薇戦争】

7月頭に帰国してからはカクシンハン『薔薇戦争』稽古にジョイン。
『ヘンリー六世3部作』(1部ずつ2〜3時間の長さがある長編)
『リチャード三世』(ヘンリー六世3部作に続く、3時間ほどの戯曲)
本来別々に演じるこの計4作品を合計7時間半でやろうという試みでした。
凝縮しても7時間半ってどういうこっちゃねん…。
再演だったためストーリーは把握してるものの、凄まじい情報量。
ロングラン公演だったため、3週間ほど毎日ステージに7時間半いました。
今やどんなプログレバンドの演奏が来ても怖くないぜ。
8月中旬に終えてようやくひと段落…。

20190927 #STDRUMS + ABIGAIL + GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE + OUTSIDE DANDY + RHIME手裏剣 as.Shreaky D 〜RICH FOREVER SEMINAR vol.6〜 渋谷RUBY ROOM

この間はHEREのサポートなどなど。
9月にはRICH FOREVER SEMINAR vol.6でした。

20191017 Sydney to Melbourne. Council hall. #stdrums in Brunswick with Keogh. Australia.

10月からはオーストラリアツアー。
ヨーロッパ以外へのツアーは初めて。
普段自分の足で動き回っているため、手厚いサポートあり超快適でした。
車社会でのツアーの難しさも感じたり。
メルボルンはカルチャーも含めて大きな可能性を感じる街でした。
新しい友達もできまくり楽しいツアーだったなぁ。
終わりよければまた行きたくなります。
トップの写真もシドニーで撮ってもらいました。合成っぽい…笑。

20191104【平沢進+会人 (EJIN)】〜BATTLES JAPAN TOUR 2019〜 恵比寿GARDEN HALL

そして帰ってきて即リハからの【平沢進+会人 (EJIN)】サポートでBATTLESとのツアー。
9月に #STDRUMS で大阪ツアーをしたとき、
火影で演奏を終えて共演者の方から「BATTLESとか好きでしょ？」なんて話で盛り上がって、
宿へ戻ったら『BATTLESとのツアーです』ってメールが来てたのだもの。
【平沢進+会人 (EJIN)】で叩けるだけで素晴らしいことなのに
BATTLESの演奏を間近で3日間観れるボーナスチャンスがあるなんて。
1UPキノコが部屋中に充満していて窒息死状態ですよ。
一生モノの経験ですし、ソロの活動方針へも多大なる影響を受けました。
3月にはZEPP TOKYOでのワンマンライヴが2日間決まっています。

20191219 #STDRUMS + Bi-syu (河内大和×横井翔二郎) 〜RICH FOREVER SEMINAR vol.7〜 渋谷RUBY ROOM

影響を受けすぎて一気に作曲モードになりつつ、12月にはRICH ROREVER SEMINAR vol.7。
河内大和と横井翔二郎による即興リーディングユニット『Bi-syu』
音楽の枠を超えて役者との対バンが実現した1日でした。
チケットは即日ソールドアウトで急遽昼の追加公演を開催。
お客様の反応も非常に新鮮で、RFSに次なる可能性が射し込んだのでした。
そして次回も決定しております。

RICH FOREVER SEMINARとは？Vol.8▶︎ #STDRUMS + RUINS + レトルノセ(ナカムラルビイ × ユージ・レルレ・カワグチ)

85年結成・ベースとドラムのデュオ・バンドの始祖、RUINSが遂にRFSへ登場。
吉田達也氏のソロ “RUINS alone” でのライヴはしばしば行われますが
RUINSでの出演は激レア！？！？
#STDRUMS とツーマンライヴで余すところなくビートを体感できます。
更にオープニングアクトにはナカムラルビイとの即興セッション『レトルノセ』
フロムユーチューブの2人組が渋谷の一角でコズミックします。
詳細・チケットに関してはもう少々お待ちください！
※SNSで告知しましたオープン/スタートの時間が若干変更となりました。

『レ』と『ル』による『セ』

という感じで突き抜けた1年間でした。
2019年末も #STDRUMS にてライヴ。

30日は船橋Full Circle。
バーでのライヴだったのでスーツケースドラムにて演奏。
シンバルスタンドがなかったため椅子を組み合わせての代用。
至近距離でのライヴはやっぱり楽しいですね。

31日は渋谷RUBY ROOM。
#STDRUMS はRUBY ROOMで始まりRUBY ROOMで終わる。
KMCと久しぶりに話せたお陰で活動方針が間違っていないと確信できました。
ライヴもよかったな〜。じわじわ盛り上げて行くのがうまい。

その足でANTIKNOCKへ移動し年越しBURNING SPIRITS。
鉄アレイのライヴを観てKMCとの会話が一致・帰結しました。
今年も背伸びせず、あるべき姿で真摯に活動していきます。

その後RUBY ROOMへ戻ろうとすると…
まさかのK氏(非公開をお願いされたので伏せます)とばったり会って渋谷へ連行。
気付けば昼頃まで飲んでいたのでした。

明くる？元旦は実家へ戻り荷物整理。
実は老朽化による立て直しがあるらしく、一世一代の断捨離が行われていたのでした。
別にそんなん余裕でしょ〜なんて、ダイヤモンドゲームを1人で遊ぶワタクシ。

幼馴染みと恒例の新年会をしたり…うっかり朝までで…

アレ…？
…コレハ、マニアワナイ…？

ドラムレッスンで一瞬都内へ行くもののまた実家へ戻り、荷物整理。
物ってこんなに貯まるもんなんだな。
蓋を開けば嗚咽にも近い懐かしいアイテムがゾロゾロ出てくる。
テーマは「買えるものは手放す。」漫画はだいぶ処分しました。悩んだけどなぁ…。

3歳児にしてシステムへ疑問を持っていた模様。

年中さんになってもシステムも追求しながら、何故か客観視になる幼少レルレ。

誕生日の1月4日も実家の片付けで終えることに。

ようやく片付いて帰ろうとすると、7インチの塊が出てきてディグ開始。
数枚いいのがあったので貰おうとしたら「それはダメ！」と父。
1970年のリアルタイムにアメリカで買ったというCARPENTERS / Close to Youでした。
再生機器を持っているわけでもないのに、でも思い出が詰まっている。
やはりレコードはタイムマシーンなのです。いつか盤で聴いて欲しいな。見つけてよかった。

というわけで思った以上の滞在がありながらも東京へ戻ってきました。
そして年明けから早くも部屋の改造計画がスタート。
着手しようと思っていたのが実家の片付けで火が着いたようです。(客観視)
選択と創造の1年としたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします！

それでは、続きはwebで。チーン。