午前中に起床。
スケジュールも迫ってきており、当初バケーションだった予定のこの旅もすっかり寝不足。
なにかを製作するとき、環境を変えるのはいい手段だ。
昨日から作っているカルボナーラもだいぶ纏まってきた。
同じレシピを連続で作ることで上達していくプロセスは楽器練習と同じ。
さてコーヒーと共にパソコン・作曲。
もうある程度の取捨選択にも迫られている。
まだまだ明るいため時間感覚が狂いがちだが、19時頃にVauxhallへ。
本当は明日のレコーディングへ向けて篭って作業に充てたかったか、
昨日の避けられない出費。うん。仕方がない出費。があったため
「1つ」は取り戻すという意味でのバスキング。
今期Javiに勧められていたVauxhallにて初のソロ。
確かにいい反応!CDは出ていかないが、苦情も無いし新たなスポットだ。
そして、Rat Recordsは再びピーター!
新作も聴いてくれたらしく、GUINNESSを奢ってもらいながら楽しく演奏。
大好きなレコードショップの店員さんと、ときに音楽の話しで談笑。
なんと幸せな…。
日本のバンドはMelt Bananaがお気に入りらしい。
ここで再び出会えただけで今日やった意味があった。
内容も結果にも満足で21時頃に演奏終了。
頂いたマンゴーとライム(美味しいけどなんでこの組み合わせ…?)を挟んでBrixtonへ。
いつもならもう充分演奏できたし帰る時間だ。
もう「1つ」の、実践という意味でのバスキング。
6月。真夏のロンドン。陽が落ちるのは22:30頃。
今期、夜のロンドンでのバスキングをしていなかった。
しかし経験上22時過ぎのロンドンは近隣からの苦情もありやらないのがベター。
唯一、週末の深夜、狂乱と化すBrixtonでは成立していた。
だがJaviからの情報もあり、昨今ではBrixtonでさえも苦情が入るのだとか。
金曜日、週末のBrixton。今期最後のバスキング。
「叩く」以外の選択肢はない。
駅前は大きなスピーカーで音を出す人がいたので、
KFC前に構える。
陽も落ちてきて、Brixtonが少しずつ夜の顔を見せ始める…。
(まだ陽が落ちきっていないこの写真で23時前。)
ここから約2時間。
これからクラブへ向かう人。沢山の酔っ払い。謎の変人。
定番の「叩かせて」お兄さん。煽る連中。
踊ってくれる一期一会の人々。
金曜日。週末のBrixton。
今季最後にして初めての夜。
ようやく手応えがあった。
これこそがロンドン。僕の知っているストリート。
昔の方がよかったと過去を振り返る必要はない。
しかし周囲の意見に流されず、自ら今日の結果を知れたのは何よりも大きい。
結果としても、やってよかったと確信できた1日だった。
#stdrums Brixton. Some UK prog band needs to sign this guy up. pic.twitter.com/T3xOciRPLh
— bigolslabomeat (@bigolslabomeat) 2018年6月16日
一息つきながらBrixtonの喧噪を眺める。
ゴキゲンな人からGUINNESS 4パックを貰って重くなったスーツケース。
もう随分とボロボロになってしまった。
またこの景色を見に来るよ。
25時過ぎに帰宅して簡単な食事。
Javiも帰ってきて結果報告。
1杯誘ってくれたが、いよいよ明日からレコーディング。
朝も早いので明日へ持ち越すことにした。
作曲を放棄してストリートに出たツケ。
もうどうにでもなれ。
今期のラスト・オデッセイが始まる…。
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