METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Daily

20180515 HERE + 私立恵比寿中学 + アルカラ + 9mm Parabellum Bullet + 流れ星 〜ハイテンションフェス2018〜 渋谷O-EAST 公演

投稿日:2018年5月16日 更新日:

週末はLOVE IS DEADのレコーディングへ向けてのリハ。
更にNECRONOMIDOLヨーロッパツアーへのリハ。
いつも人通り少ない道なのに、
双方から同じタイミングで自転車と歩行者がやってきて瞬間的に道が詰まる。
あの現象はなんと言うのだろう。
状況こそ違えど今がまさにそれだ。

前日に最後のリハを終えて
ヒビが入ってしまったハイハットも削り上げ準備万端。
5月15日。
渋谷での1日が始まろうとしている。

朝10時にO-EASTの裏口へ。
早速大量の機材の搬入スタート。
スタッフとして参加してくれているHISTGRAMアダチの活躍が早くも目まぐるしい。

およそ1年前にShobaleader Oneを観て以来、
出演としてはメジャーのとき以来か。
いつもにも多いスタッフの皆さんが動いているステージでセッティングを始める。

たまには…ということでハードウェアとシンバルの出陣。
ハコの規模に見合った鳴りを聴かせてくれている。
マイキットはサウンドの特性により今回見送り。
こういう現場で調整して日の目を見せてあげたいなぁ。

サウンドチェックではコラボレーション曲を中心に進行。
これまで脳内でのイメージでしか鳴っていなかったサウンドが実現する瞬間。
この時点でもの凄い一夜になることは既に決定しているようだ。

着々と進行していくなか、共演の皆さんも揃い始める。
ケータリングのお弁当はご飯をセルフで盛れる仕組み。
ライスとは「今日という1日のヴォリュームに見合う量」でなければならない。
アンプリファイヤーのヴォリュームは未来永劫下げてはならない。
戦いは既に始まっている。
楽屋ではステージでのチェックで足らなかった分の時間が流れている。
気付けば開場。
フロアはあっという間に満杯となった。

5月15日(火) 渋谷O-EAST
〜ハイテンションフェス2018〜

HERE
私立恵比寿中学
アルカラ
9mm Parabellum Bullet
流れ星

前説という形でサイドステージに登場したのは流れ星。
番組での共演を切っ掛けに今日に至るとのこと。
ちゅうえい氏の無限ネタを見事に繋げていく瀧上氏。
ときにボケとツッコミが逆転するのも素晴らしい。これはグルーヴだ…!
フロアも充分に暖まり9mm Parabellum Bulletがスタート。
インビシが活動停止する頃に突如として現れたのを覚えている。
Gjallarhornを聴いてINDEPENDENCE-Dのメインステージで観たのが懐かしい。
と、中盤で登場はfolca裕也氏に代わって武田将幸氏。
ここにきて「9mmで弾く武田氏」を初めて観れることに。
こういった楽しみ方もできるのが今日なのだ。
しっかりとサポートしていたなぁ…。見習わなければ。

機材の転換事情があり、アルカラの演奏中はステージ袖へ。
お陰さまでたけしさんのドラミングを横から観ることができた。
「ハイテンション」ということでほぼMC無しのぶっ続けライヴ。
出続ける太佑さんの声。飛んで来るのが本当にスゴい。
次第に気持ちも高まってくる。

流れ星による『岐阜ミーチャンス』にて本日の最高潮を迎え、
私立恵比寿中学に続くと、一気にフロアの一体感が増した。
ネクロ魔をはじめ「地下アイドル」という世界に絡んでいるため対比できる点も多々あり。
新曲「でかどんでん」がやけに頭に残る。

こうして予測不可能過ぎる流れを経て、流れ星のネタもたっぷりと聴けたあと
今日の主催でもあるHERE.
今回の2018ツアーで得てきたもの・
これだけのメンツを呼んだバンドのドラマーとしてできることをここにぶつける。
中盤では「感情超常現象」にて卓郎氏とのコラボレーション。
「アモーレ・アモーレ」では太佑さん・真山さん。ドラムコーナーではかみじょうさん・たけしさん。
この時点で豪華絢爛な上に、ベーシストに西井慶太氏を迎えて、
私立恵比寿中学を呼び込み「春休みモラトリアム中学生」を演奏。
それはそれは凄まじい盛り上がり。しかしノリはキープしなければならない。

ふと、ステージ上手に目を向ける。

…!!?!?!?!?!?

…武田氏が…ステージで…ニヤけている…だと…????

あのインビシブルマンズデスベッド・HERE
9mm Parabellum Bullet卓郎氏から「カミソリのような男」と呼ばれた







…!!!!!!
はっきりと理解した。
今日は、武田氏のためのイベント。
全オレが泣いた瞬間。
自分のことのように嬉しいぜ。
会場全体に包まれた「よかったねぇ」は二度と忘れることはないだろう。

終盤は「完全体HERE」にて3曲演奏し、
エンディングに全出演者を招き入れて終演。

終演後瞬く間に片付けを進行させ、23時前には退館。
裏側の手伝いで強力なパワーを発揮してくれたアダチにも大きな感謝を。
打ち上げではthe band apart 原さんと完全に意気投合。
たけしさん、かみじょうさんとドラムの話をしつつ…
うう…またも気を失っていたようだ…。

気付けば朝方。
真武咲弥にてラーメンをやっつけて解散。


(誰のバンド…?笑)

#STDRUMS が主催するRICH FOREVER SEMINARは
出演者・オーディエンス・全てにそれぞれ新しい出会いがあるというコンセプトがあるが、
今日のハイテンションフェス2018こそまさにそう言えるイベントであった。
同グループで同じ志しを持てることへ嬉しさもあり、
今日のブッキングを組める尾形氏の努力と行動力たるや本当にスゴい。
まさに、とんでもないイベントに「なってしまった」素晴らしい1日であった。

https://www.rerure.com/blog2/archives/2460

HEREと関わり始めて約半年。
バンド内に於ける要求や内容もネクストレベルへ向かっている。
自由とは自由の許容があるからこそ得られるとは海外ツアーでの経験。
これからも妥協することなく、バンドにとっていいドラマーになれるよう
自由奔放に突き進んでいきたい。

HERE『君をハイテンションにするツアー2018』はこれでおしまい。
9月4日にクラウドファンディングで開催されるZEPP DIVERCITY TOKYOのフリーライヴも決定。
週末には大阪での任務があり、来週からは #STDRUMS UKツアーが始まる。
転がり続ける明日はどっちだ…!

8月3日(金) 渋谷RUBY ROOM
〜RICH FOREVER SEMINAR Vol.2〜

#STDRUMS
TERROR SQUAD
ベーソンズ
GROUNDCOVER.

-OPEN 19:00 / START 19:30
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それでは、続きはwebで。チーン。

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