METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Online Drum Lessons

【アーカイヴ】スラッシュメタル・ハードコア系『2ビート』の叩き方【動画付】

投稿日:2017年2月10日 更新日:

以前のブログ
METAL TRASHING FIT
に投稿していたドラムレッスン記事のアーカイヴです。
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ドラムレッスンの動画投稿を開始しました。
レッスンでは多種多様なプレーヤーから様々なご質問を受けます。
それらの内容に共通項があるのがわかってきました。
動画ではその共通項として挙げられる内容を解説し
広く共有することができればと思っております。

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▲オンラインドラムレッスン▼
スラッシュメタル・ハードコア系『2ビート』の叩き方
How to play THRASH METAL / HARDCORE BEATS
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SLAYERやMETALLICA,パンク系だとNOFXやSuicidal Tendencies.
昨今のバンドだとARCH ENEMYやDRAGONFOGCE,マキシマムザホルモン、ELLEGARDEN
これらテンポの速いバンドで使われる通称?ツービート。
第一回目はこちらに焦点を当てていきたいと思います。

まずは動画をご覧ください。

<解説・ポイント>
スラッシュ・ハードコアビートを口で伝える場合
どのような音になるでしょうか。
きっと「ドカドカドカドカ!」や「ドカンカドカンカ!」
といった、キックとスネアが出てくると思います。
「シャタシャタシャタ」や「ドシドシドシドシ」
とハイハットはあまり出てきませんよね。

しかしこういったビートが苦手な人の多くは
ハイハットが大きく出てしまう演奏をする人が多いのです。

ドラムキットにおける
ハイハット・ライド・キック・スネア。
これらのなかで2つのみ選べるとしたら、皆さんはどうしますか?
ロック・ポップスに於けるドラムをイメージしてみましょう。

Michael JacksonのBeat it.
BeatlesのLet it be.
MetallicaのEnter Sandman.

これらのビートを歌ってみると、それぞれテンポは違えど「ドンタンドンタン」
キックとスネアがバックビートに必須なことがわかります。
QUEENのWe will Rock youに至ってはキックとスネアのみです。
またジャズの場合は逆と言われております。
想像すると、ライドのレガートとハットのバックビートが聴こえてきますね。

ビートのキープをハイハットではなくキック、スネアで行う。
「ドンタンドドタン」
上半身ではなく腰に重心に置くイメージです。
ハイハットを抜いて叩いてみると感覚が掴みやすいと思います。
それを速くしたものがスラッシュビート。
ビートが倍転して上がったところで要は変わらないのです。
スネアのアタック音がビートの上で残り続けるイメージです。

恐らくスネアの倍数あるハイハットへ意識が集中してしまい
スネアとキックに注意が向かなくなるのではと思います。
この動画を見てもわかることですが、
最もテンポが速い箇所ではハイハットを省略しています。
極論、ハイハットは無くともこの手のビートは成立するのです。

疾走感と歯切れのある気持ちいいスラッシュ系ビートを叩くには
まず、腰の座ったバックビートを叩けることがカギなのです。

また、ビートが速くなってもシングルペダルで踏み続けます。
動かないからといってツインペダルにして左足に頼らないように。
右足の強化をすることで最終的に速いツーバスが踏めるようになります。

この辺りは今後の動画で説明したいと思います。お楽しみに!

<耳と身体で覚える>
手先がどんなに動いても、ノリそのものを知らなければ叩けません。
よいミュージシャンになるため良質な音楽を沢山聴いて、
ドラミングを文字通り「体得」してきましょう。

SLAYER – Reign in Blood

スラッシュビートの最高峰は何かと質問されたら即答するこの1枚。
キック・スネアのタイミングは勿論、
メタルに必要不可欠な「音の恐さ」がある。
このビートを体得できれば無敵・
かつ激しい音楽をやるには必聴の1枚と断言します。
序盤の解説で何故ビート語に「!」を付けたのか。
理由はSLAYERにあります。

METALLICA – Master Of Puppets

キックとスネアの大切さは勿論ですが、
ハイハットのテキトーさが肯定される1枚。
エイトも多いのでバックビートのトレーニングにもなります。
METALLICAは圧倒的に曲がカッコいいいので、
何度も聴いて身体に染み込ませるには最適です。
名盤はずっと聴き続けられる故に名盤なのです。

MOTORHEAD – Ace Of Spades
HELLOWEEN – Keeper Of the Seven Key part2

適度なテンポ感でスネアとキックがしっかり出ています。
これらのスピード感はツーバスのトレーニングにも最適です。

NOFX – Punk in Drublic
Suicidal Tendencies – Freedumb

軽快にスネアとキックが出てきます。
音のイメージとしては「ドカンカドカンカ」系ですね。
「スネアのアタック音がビートの上で残り続けるイメージ」
はこの辺がわかりやすいです。

バックビートに関しては、
シンプルにバックビートを出してくれている音楽なら何でもOKです。
敢えてオススメすれば、FREE, AC/DC, LED ZEPPELIN, MJ…
右手が適度に速いとテンポアップ強化にも使えるので、
僕の記憶では中学生の頃にやっていたGLAYの誘惑がオススメです。

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それでは、続きはwebで。チーン。

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