旅立ちの日は一足早い墓参りを済ませて荷造りを進める。翔二郎と一瞬会って夕方に空港へ。果たしてボディーが薄いスーツケースはこの荷重に耐えられるか…。
福岡着即ウエスト。任務を完了し余生を過ごす。
福岡には約1週間の滞在。今回の宿はキッチンはあるものの調理器具がフライパン1つのみというサバイブ環境。制限があるなかで何を生み出せるか、炊き込みご飯 vibes の料理が続くこととなる。
今回はスーツケースドラムを持ってきたためバスキングもトライ。ZURITO 来福のときにやっていたという PARCO 前、駅近くの広場は演奏そのものはできるけど通行人の足が止まらない。駅前は取り締まりがあり、「流し」の人たちが集まる中洲の方はコミュニティーのような形成がありドラムはほぼ不可能な状態。#stdrums は人々を踊らせるビートを出すため、それぞれの街との相性がある。
キャスターが交換できるという謳い文句のスーツケースはキャスター周りのボディーそのものが破損し底面も割れる始末。耐荷重の意味よ。ドラム一式、スピーカーに加えて衣類や物販など、抱えられる荷物量とのバランスが今後の課題。
8月8日 (木)
天神の THE DARK ROOM にて「日没酒煙」定期イベントの “NIGHTFALL” と アパレルブランドの “酒煙創造” の共同開催に出演できることとなった。
平日からdnbを流しまくる狂イベントに向けて、#STDRUMS は昨今のバスキングスタイルとクラブの音響を織り交ぜたジャングルセットで応戦。NIGHTFALL で鍛え上げられてきた精鋭の皆さまのお陰で爆盛り上がり。これがやりたかった!と言える最高の夜でした。テキーラは無限に入り、容赦なく降り続けるアーメンブレイク。最後のRemember the future は至高の瞬間だったな…。主催のかっちゃんと気付けば朝9時ごろまで飲んで解散。その後の絶妙なタイミングで、渋谷でよく会う人間から連絡がありもう一戦…恐ろしいぜ。vibes 仲間のハルカとも再会できて無敵。
8月9日(金)
博多四次元にてライヴ。昨日のフィードバックを経て、敢えて同じセットでの演奏。ライヴハウスとクラブ、同じ「音を出せる環境」でありながら、環境によっての収穫があり、今後への蓄えとなっていく。なによりこの二日間のライヴを暖かく迎えてくれた会場・かっちゃん、ケイタくんに最大の感謝を。釣り師かつベーシストである高屋さんと再会してしまったのが「旅」の始まりといえる。素麺、アニソンバーとハシゴのあと、ジョウタロウとAM4にかっちゃんのドラムンベースパーティー。またも Remember the future で爆裂したあと、気付けば朝7時。
8月10日 (土)
昼過ぎに高屋さんと合流して「ドライブイン鳥」へ初来訪。肉と米しか無いガッツ溢れる食事を堪能して呼子にて念願の釣り。気楽なちょい投げで流していると小振りながらもキジハタがヒット。高屋さんにワームの動きを伝授してもらっているときに「あっ」と、本人も不測のもう1キジハタ。しかしそれ以降は無数の根掛かりにやられ、サビキにも鯵は寄り付かず23頃に夜釣り完遂。今日のライヴの打ち上げをしていたケイタくんと合流すると、お店で釣った魚を調理してくれるというネ申対応があり、念願のキジハタ煮付け。骨まで美味な上品な味わいを堪能。マスターオブエスコート・高屋さん、ありがとう御座いました!夜の呼子は大変神秘的でした。
8月11日 (日)
スタジオワークを経て四次元にて Bellbottom from 80’s のライヴ。スリーピースの強み、フロントの演奏テクニック、そしてクラウトロックと歌モノを掛け合わせた楽曲クオリティーが本当に高い。私が知る限り今最もカッコいい、踊れるバンドだ。ソウヘイと再会し沢山話しを聞いてもらう。考え方も最高のブラザー。気付けば打ち上げにも参加させて頂き、しかし翌日には早起きが待っている…。
それでは、続きはwebで。チーン。