各データのアップロードのため、パブにてコーヒー作業。頻発するこのムーブにそろそろ作戦名でも付けるとしよう。wi-fi にも関わらずデータのアップロードが完了できず四苦八苦するのがロンドン。昼過ぎに動く。
こうして図書館にてダウンロードコード・Paypal QRコード、各データのプリント完遂。係りの方に手順を聞きながらパソコンを開くと DAW の画面が出てしまい “Oh Ableton! 音楽やってるの?” と、やけにいいリアクションを頂けるのがロンドン。DLコードを切り刻んでCDへ封入していく。
ベーコン・玉ねぎ・オリーブと牛乳の余り物スパゲティ。
やや出遅れた17時過ぎに機材を持って北を目指す。”上を向いて歩こう” とはよくいったもので、日常に溢れているこういった広い景色が本当に飽きない。
18時半頃に Highbury & Islington へ到着。プリントされたウエポンたちが火を噴くぜ。
苦情も入らず、やはりこの場所は安定している。序盤の方に現れたブルガリア出身の女性が非常に気に入ってくれて、チップの気前はいいわビールはくれるわ大盤振る舞い。アイルランド出身という男性も加わって背面に VIP シートを用意したような演奏。Axel が一瞬通りかかり手を振って挨拶。
女性はお子さんの学校のためにロンドンに来ており、2年後に卒業をしたら即刻この地から立ち去りたいとのこと。ディスコミュニケーション極まりない東京に “住んでいる” 身からすると、空はいいし食材も美味しいので随分マシに感じてしまうが、やはり “住んでいる” と色々沸いてくるのだろう。私も音楽にフォーカスしてこの土地に来ている。それにしてもブルガリアン・イングリッシュはかなり聞き取りづらい…。諦めないコミュニケーションが大切。
荷物を纏めて帰ろうとすると、おいおい、Axel まだいたのか。それも Wetherspoon で従姉妹と飲んでいるというわけでジョイン。CYCADA を離れてからちゃんと話す機会がなかった彼は現在スペインへ移住し、音楽を含めた自由を追い求めているとのこと。
各国の音楽の在り方や、自身のやりたいことなどを話し合い、そりゃ勿論ロンドンにいる間にセッションできたら最高だ。ヨーロッパでも音楽仲間が徐々に増え始めており、選択肢も増えてきている。気付けば杯も進み酔い酔いにて解散。会えて本当に嬉しかった。
表示の1/3が消えている高難易度バスにて無事帰宅。今回が「旅」ではなく「生活」になり始めていることを徐々に実感していくのであった。
それでは、続きはwebで。チーン。
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#STDRUMS / JUST A PHENOMENON (Digest)