準備と構築の期間。
Jordi の日本最終日を共に過ごしたり。
朝劇【恋の遠心力】へゲスト出演したり。
(ご覧いただきありがとう御座いました!)
寒波の最中、スティックキーホルダーを生産したり。
(https://shop.rerure.com/product/haistickkey1/)
久し振りにホンモノの鮪を食べたり。
やはりアラや見切り品が最高だったり…。
迎えるのは1月28日、土曜日。
食事を簡単に済ませて西荻窪へ。
FLAT は『ライヴ会場』でありながらリンキーディングスタジオの一室。順番が急遽変更になり、予定より早い時間からサウンドチェック開始。
SPEED KING を取り付けようとすると…クランプのネジが効かなくなっている。昨夜スタジオ入りしたときから不調を起こしていたのだが、ネジ穴が分離していたように見えていた。構造をもっとしっかり理解していれば部品を保護できたのだが…万事休す。流石リハーサルスタジオなのもあり、常設されているペダルは問題なく稼働してくれた。
机の上に乗ったJCをフロア最後方に設置も完了。長いシールドがお借りできるのも嬉しい。
甘い香りに包まれてきたのは『ヒゴロ青果の角』『タムラモーンの角』と称された、フルーツ・ボルシチの食べ放題が設営され始めてきたためである。食事抜きで来るべきという予告を守って大正解。
『NIHONNOTSUNO final horn』
当ブログをご愛好頂いている皆さまにはお馴染みのモアモアズ・コウくん。彼は近所の理髪店に務めており、声を掛けてくれたのをきっかけに次々と共通の友人が掘り出され、彼の地元でもある仙台FLYING SON にて対バン。公私共に仲良くしてくれている彼が、このたび新しい人生のステップを踏むためバンドを解散する運びとなった。12年間に終止符を打つ彼らだが、既に2回解散・再結成を経て今日を迎えているためか、楽観的なムードをも漂わせている。
1番目 “ジャージたばた” はモアモアズとの同郷であり、今日のために宮城県からやってきてくれたそう。労働・システム・不満をポジティヴに解釈しながら陽のエネルギーが会場を包んでいく。フロアからは「最高」が連発。2番目は #STDRUMS。ペダルの重さが演奏に影響したか、どっしりとした演奏になった印象。セッティングや持ち時間など無理を聞いてもらいながらの進行に感謝です。
3番目 “Muddy Days” は当企画の共同主催者。おおよそ1年間モアモアズと共にイベントを積み上げてきた盟友である。オルタナティヴ・サウンドとニューウェーブを香らせるギターがじっとりとグルーヴの構築していったのが印象的。最前列をキープするコウくんに向かってのMCは我々が介入できない直接のメッセージであった。
こうして最後は “モアモアズ”。ジャージたばたとよく一緒に演奏したという “I Fought the Law” のカバーなど盛り沢山の40分。見飽きることなく楽しめる彼らのステージは、ハードコアパンクという土台に多種多様なポップ性を自由に散りばめているからであろう。
昨夜は #STDRUMS【NIHONNOTSUNO final】西荻窪FLAT ご来場いただきありがとう御座いました。モアモアズ・Muddy Day・ジャージたばたの友情の輪に入れてもらい楽しいお昼時でした。次回は京都!RICH VINYL WEAPON で DJ #UkORIGINAL と #STDRUMS の2本立てです。 pic.twitter.com/Ak08r7BTeO
— #STDRUMS ユージ・レルレ・カワグチ (@rerure666) January 29, 2023
3組の友情と絆の輪に入れてもらった1日。チケットが1500円で食べ放題がついてくるという大盤振る舞いの集大成に、私の出演もお祝いの1つとなっていれば嬉しい。モアモアズの3人をはじめ、関わる人々全員が楽しそうなイベントというのがいい企画の証拠である。何を隠そう、私はまた新たなるバディー(理容師)を探す必要が出てきてしまったわけだ。達者でな!
というわけでライヴ後はその足で DEEPCOUNT のワンマンへ。3部性で組まれたライヴは大入り。止めずに動き続けている人間にとって「戻ってきた」という言葉には正直少し違和感を覚えるが、何はともあれ人が入っているライヴハウスは嬉しい。柿ちゃんやヒゲさん、NAOさんなどなど会いたかった人々との再会。そして福島さんの無敵ドラムは今日も『一番かっこいいバンド選手権』の最高得点を更新していた。蓄積と貫禄。充実の週末。ご来場いただきありがとう御座いました。
それでは、続きはwebで。チーン。