高松のホテルにてチェックアウトを済ませて近場の喫茶店を探す。TOONICE 真裏に宿を用意してもらっていたので大変動きやすい。
近所に見つけた喫茶店はWi-Fi環境はないものの、落ち着いた雰囲気だったため入店。コーヒーを啜りながらパソコン作業。
…ネットが使えるだと?
高松市に飛んでいるWi-Fiを店内でもキャッチできたため、無事に作業も進行していく。長居もすれば小腹も減ってくるのでサンドイッチを注文すると想像以上にボリューミー、ちゃんと焼き立てで美味しい。
11時ごろに亀井さんも合流し、もう少し作業を続けて12時ごろにTOONICE へ。博多四次元から送ってもらった ipod も無事に到着したようだ。福岡→高松は郵便に4日掛かることを覚えておこう。
昨日を反芻しながら今後の展望をイカワ店長と話す。ここで地方の周り方・秘策のようなものを教えてもらった。街ぐるみでの集客、それは九州や北海道でも同じことで、ウエストに通い続けてきた自身にとっても大変勉強になるものであった。トータルでの営業。
そんな話しをした後に昨日も来た立ち食い寿司屋に来てしまうんだから、カメイさんはカメイさんなのである。大変お世話になりました!14時頃のバスに乗って東を目指す。
壮大な海沿いの景色。四国はなにか結界的・別世界のような印象を持たせてくる土地であった。鳴門海峡を越えて淡路島へ上陸。
明石海峡から先に顔を覗かせる巨大な都市。インダストリアル・人口の営みが橋を境に明確に現れ始める。
こうして大阪へ到着し、徳島で頂いたお土産を肴に洗濯などの身辺整理でリッチフォーエバーらしい1日を過ごす。
明くる16日は昼過ぎに行動開始。栄えた街と人の数にまだ身体が付いていかない模様。
道中の金龍でランチ。ワンオペで大量のオーダーを捌いていた。安定の色々食べ放題が嬉しい。
近鉄線で新大宮駅。15時に奈良NEVERLAND へ到着。レオナ店長にも挨拶を済ませて早速サウンドチェックを開始。
サウンドエンジニアは鬼塚さん。Onizuka Sound というブランドを掲げる、戦国大統領をはじめ多くの会場で爆音を響かせてきた名手だ。今日のライヴは予め狙い撃ちで乗り込み日をご指定されていたらしく、緑橋での異空間はサプライズとして奈良まで飛んできたのであった。
11月のツアーから起用を目論んでいた新オーディオインターフェースは初期不良で返品交換対応となり、関西までは現在の ESI – GIGAPORT EX を使うこととなりそうだ。0in / 8out・超軽量という音をマルチに出力させたいだけには最適解な機材だが、突如音が小さくなったりする不具合がしばしばある。何故なら今日も発生し「同じものを使っている人が同じ症状になっているのを見たことがある」とスタッフの方に伝えられたからである。RCA端子が影響してか、音が痩せてしまうのも惜しい。しかれども今回のような荷物だらけのツアーには多分に重宝している。
物販の設営などをこなし、楽屋で仮眠するnt。四国を経ていよいよ体調が崩れてきたのは、過酷なツアースケジュールか・それともカメイさんとの暗澹たる同盟によるものか。喉のチェックを入念にする隣で、ツアーが日常になり始めている身体に気付いた。
気分
落ち着いている。疑惑。
ギグ
RED SNEAKERS:ドラムが刻み、ディストーションが爆音でギターと響けば自然と身体が躍動し始める。プリミティヴの極みに特化した2人組の演奏は戦国大統領(=Onizuka Sound) など馴染みある会場で鍛え上げられたものだった。バンドらしいバンドとの共演も久し振り。
#STDRUMS:どこかの会場でケーブルの繋ぎ間違えがあったのだが、この会場だったかもしれない。録音がなく曖昧な記憶。
nt:曖昧な記憶。
振り返れば2人とも疲労のピークが来ていたようなタイミングであった。ハイファイと雑多さが混在するハイブリットな NEVERLAND で鬼塚さんPAを体験できて嬉しい。攻撃的爆音にてロックの源流を揺らした夜。ご挨拶も済ませて終電にて大阪へ nt と帰還。
それでは、続きはwebで。チーン。
RICH FOREVER TRADITION 2022 開催決定!#STDRUMS + Bi-syu (河内大和×横井翔二郎) 12月27日 渋谷RUBY ROOM