5日間連続ライヴとなった大分AT HALL を経て7日はオフ。宿での失神を経て水天。ランチタイム終了間近に通してもらい、生簀の鯛の様子を眺めながら良質な寿司を頂く。ひっそりと営業している鬼石の湯にて肢体を温め、見えてしまっていいのか地獄巡りをB席的に堪能し、夜には福岡へ帰還。海地獄への信号は青かった。社長夫人と2人で社長を追い詰めて就寝。
明くる8日・火曜日。新オーディオインターフェースは初期不良と決まり返品手続きとなった。歩いても行ける距離だが機材を積んでコウちゃんと共にgigiへ向かう。
以前の展示で天井に残った新聞紙が印象的。会場規模の距離感とで、我々2人は奥まり、OCCULTA が前にセッティングする形を取る。大量のアナログシンセサイザー(実機!)を並べるホスピくん。ミキサーの許容する音量とのせめぎ合い。ヒロシくんも合流して会場作りを進める。
向かいのウエストで今日が始まった。
気分
落ち着いている。
ギグ
OCCULTA:黒の巣ベースのフネさんとホスピくん2人による即興バンド。極めてダークな打ち込みをバックに呪怨のようなベースフレーズと声がレイヤー的に重なっていく。ibi ryota との3箇所を経て、ノイズという括りにも広く無限のスタイルがあることを知る。音量で攻めない姿勢に拘りを感じられた。
nt:機材スペースが空いた分フロア全体が前に開く。今ツアーで演奏している Orand へセッション参加する形でのスタート。外すくらいであれば邪魔をしない気持ちが大切。やや疲労が見えるステージ。メインスピーカー片方の出力に違和感あり。居心地よく後ろソファーにもたれながらのライヴ鑑賞。後半3曲演奏。ややモニター環境が難しい若干不安定な展開。
#STDRUMS:持ち込みスネアのスナッピーが切れ始め、スネアとしてのパンチが弱い。九州ラストとしてトレードフェア的な演奏。休符とのバランス。フロアタム側の壁を叩くとブライトなアタック音を得られた。スピーカー出力に難があり、EAR INFECTION 前にライヴを中断して接続確認。ドラムソロ中に入ってくるOCTOPUS。アンコールにコウちゃんを招いて3人でのsakasama。RICH FOREVER とは例えば、今期ツアーメイトと音楽演奏から離れていた友人とが気持ちと楽曲を共有し、新たなる可能性に闘志を燃やし始めた瞬間を指す。演奏後にヒロシくんが流したのは異言語カバー版の Space Oddity。火星から来た男はMEGAHERTZからgigiへと繋がっていた。
昨年の九州ツアーを支えてくれたヒロシくん・ジュンジさん擁するgigi にて九州5本 +1 のライヴを完遂。極力マイキングもなく、部屋の鳴りだけを頼りに音を作っていくgigi でのライヴは難しい局面も多いが、音楽家として腕が試される・発見と実験に満ち溢れた唯一無二の空間。皆既月食を迎えた本日、昨日は奇しくもガロリンズよしえさんの命日であった。LOTUS ROOT FLASH ART の額装が、gigiと #STDRUMS のリスペクトをより一層感じさせてくれた。
終演後は再びウエストにて食事。お忙しいなかヒロシくんも顔を出してくれて、適度な時間に解散。オフとなる明日は誰よりも早い朝を迎える予定。
それでは、続きはwebで。チーン。
RICH FOREVER TRADITION 2022 開催決定!#STDRUMS + Bi-syu (河内大和×横井翔二郎) 12月27日 渋谷RUBY ROOM