午前中に起床。うっかりまったりしてしまう魔のテラスへ。
スペインからではファイアーウォールの関係?でブログが更新できない。
色々試すものの時間は過ぎていくばかり。
16時頃にJaviと路上ライブへ向かう。
昨日Javiママが使わなくなったトラベルカードをくれたので、
ありがたいことにこれで電車もバスも乗れるようになりました。
トラムを使って昨日チェックした場所へ。
Javiもここなら大丈夫だろうという判断。
看板の表記をポンドからユーロに変更していざスタート。
人通りもまばらなので反応という反応もない。
更に40分ほど演奏したところで警察が登場。
通報があったのか通りすがりなのかは定かではないですが、
街外れでもこの対応はバルセロナの厳しさを物語っていますね。
今日の演奏はJaviの地元で一緒に音を出したという意味があったので問題なし。
CDも一枚売れたので、初ヨーロッパ記念に1枚。ありがとう!
18時頃に家へ戻り身支度。
Javiの家族の粋な計らいでオペラを鑑賞できることとなりました。
息子とはいえ、よくわからん連れにそんな機会を与えてくれるとは…。
場所はGran Teatre del Liceu.演目はプッチーニ『ラ・ボエーム』
オペラ劇場の壮大な内装に早くも期待が高まります。
イタリア語・英語字幕で言っていることは殆どわからないのですが、
事前にストーリーを把握しておいたので内容はおおよそ理解できました。
ほぼ全ての会話が歌なので、演奏と役者がアンサンブルし続ける。
演奏スペースは舞台の下に組み込まれていて客席からはほぼ見えない。
指揮者が舞台と役者を繋げている。
舞台装置も見事で、第2部では100人くらいのエキストラが一気に出てくる豪華さ。目の数が足らない笑。
ユーモラスな歌い回しが絡み合い、耳を飽きさせないのも凄い。
舞台に関わり始めた身としても、なんとも幸運な時間でした。パパママありがとう!
そのあとは近くのセッションバーへ行く。Harlem Jazz Club.
ホストバンドが数曲終えるとセッションスタート。早速呼び込んでもらえました。
ブルース・ファンクを中心に叩く。2曲で交代していくのだけど、ドラムは僕しかいないらしい。
叩くほどホストの方がドリンク券をくれて、ドラムソロまで叩かせてくれました。
お客さんも結構入って盛り上がってたな〜。日本に友好的なお店でよかった。
終わって皆さんと談笑。
ほんと、音楽があるとコミュニケーションがなんとかなるのが素晴らしいですね。
イギリスのイベンターも来ていてなにか繋がっていくと嬉しいなぁ。
mojo blues?を知らなかったので新しい勉強にもなりました。
そして何故欧州のミュージシャンがロンドンへ集まるのかもわかった気がする。
愉しむにはもってこいの場所でした。
終わって外で飲む。前回も書いたかもですがスペインではこれをボタヨンといいます。
(今回知ったのは、どうやら上品な言葉ではないらしいです。)
一緒にセッションしたロバートらとワイワイ。
中心部へ移動しようと歩くと、木材を発見して持ち歩き始める外人たち。
なにかに使うらしい。なにに?
カタルーニャのメインストリートまで来てワイワイしていたので、
木材を並べてDario Rossiごっこに興じていると、まさかのチップをゲット。
それに気をよくして叩いていたら警察のご登場。
木材系ドラマー・バルセロナに現る。(このあと罰金取られました) pic.twitter.com/1gALuTqFaN
— ユージ・レルレ・カワグチ#stdrums (@rerure666) 2016年7月7日
罰金€30となりました笑。
因みに隣で一緒に楽しんでいたJaviも同罪の処分。
機材没収の可能性もあるらしく、ただの木材なので助かりましたがマジで厳しい。
まー確かに、深夜3時頃に大きい音出してたらダメか…。
今日のバスキングとセッションバーで得たモノがプラマイゼロになった感覚です。
人生とは…
家へ戻り、軽く食べて就寝するのでした。