昨夜の朝帰りが響き、12時頃に起きる。
今日らmeeも休日のようでギターを弾いていた。
彼はカウントが苦手で、他人と合わせる方法を知りたがっていたので
急遽レッスンがスタート。英語で伝えるのは難しい。
why can you count 1&3? because you are felt 2&4, too.
みたいな流れで。言語を超えてフィールをどのように伝えるか。
思わぬところで貴重な経験ができました。
うっかり熱が入ってしまって、急ぎ足で身支度をしてLeiceter Squareへ。
Javiと合流。毎日会ってるなぁ笑。
ベースのBillは飲み過ぎてダウンしたらしい。素晴らしい。
China Townへ。僕らが初めてセッションした日に盛り上がった場所。
土曜日で街はかなり混雑していて、期待が高まる。
しかし、思った以上の反応がなかった。路上は運だと改めて感じる。
週末だと特にファミリーか集まってるのが影響している気がした。
折角の土曜を謳歌してみようと場所をCovent Gardenへ移す。
街が更に人で溢れかえっている。
駅の真ん前で試してみると、チップが入る入る。
言うところの"rich zone"なのだろう。
日本人の方も止まってくれて少し話した。久し振りの日本語笑。
30分程で、Javiはバンドリハーサルのため終了。
折角なのでこのまま#stdrumsの曲を試してみた。
と、これまであった反応が一気に無くなってしまった。
街と自分とに大きな隔たりを感じてしまい、数曲で終了。
前々から感じていたのだが、物乞いの代わりに大道芸をしている印象。
音を聴いてくれてチップを入れてくれる感じがない。
片付けのときに歩行者がチップくれるのだもの。決定的です。
Javiとやるときは、彼のカリスマとフレーズのよさに助けられている。
対して#stdrumsは
僕自身にいい音楽環境を作る魅力があるだろうか。
ほんとうにいい曲たちなのだろうか。
交錯する思いを抱きながらCamden Townへ向かう。
この街は、この街なら受け入れてくれるだろう。
結果
超受け入れて貰いました笑。
反応悪いと不安になって、いいと調子いいんだから困ったものです。
路上は運要素が強いのを今日感じたはずなのに。
人がかなり集まってくれたので、
やっちゃいました。FREE CD.
今日は言い値で持って行ってくれと。
意外なのは、ほぼ多くの人が設定の£5に近い金額を払ってくれた。
チップ文化と、労いの気持ちが重なってくれているのだろうか。
今日分のCDは完売。
後から欲しいって方が出てきてくれたくらい。
そして持ってきた全てのフライヤーが無くなりました。感無量です。
貰ったビールで祝杯をあげました。
その後Old Streetのリハーサルスタジオへ向かう。
Javiのバンド、EVERESTのリハにお邪魔させてもらえることになった。
近くまで来て彼に連絡するも、一向に返信がない。
これは絶賛演奏中なんだろうな。
暫くスタジオで待機していると、スタッフさんが話し掛けてくれて、
ボスのような人に合わせてくれた。
「なにしにきたの」
「部屋はどこなの」
「電話できねーの」
なかなかコワモテで何とか内容を伝えると、
リハをしてる部屋を1個ずつチェックしてくれて
彼らのリハスタに辿り着けた。
すると急にいいヤツになってくれるボス。
この国の、ああん?しょーがねーなーほらよ。いい夢みろよ!
みたいな性格は結構好きです。
ヴォーカルはもう帰ってしまったらしくバンドの曲を合わせていた。
Billとは久し振りに会ったような気持ちだけど昨日も会ってるね笑。
ブリティッシュプログレとブルースを合わせたようなサウンド。
奇想天外な展開もあってかっこいい。
途中からドラムを交代してもらって叩かせて頂く。
EVERESTともう1つのバンドでこの部屋を使っているらしい。
今日は朝まで借りているらしく、月極めなのだろうか。
レコーディングの環境も揃っていて興味深い。
別のバンドのドラマーがレフティらしく、タムが逆の順に並んでいる。
豪華なセッティングに思わず力が入りました笑。
メンバーも喜んでくれてよかった。
EVERESTのドラマーはかなりの日本通で、
なんと未来日記を知っていた。
すると、まさかのBillも知っていた笑。全部視たらしい。
まさか知ってるとは思わなくて伝えてなかったんです。凄いなこれ。
25時頃にリハを終えて解散。今日も遊んでくれてありがとう。
深夜バスを乗り継ぎ家へ向かう。
途中待ち時間があったので、ZEPPのRumble Onを聴いた。
Javiと初めて合わせた日に彼が弾いてくれた曲。
Rumbleにはゴロゴロ、ガラガラ転がるという意味があります。
それは今回の旅を象徴していました。
曲の美しさが雨に溶けて降り続く。
テーマソングを聴いているような気持ちになりました。
何度も聴いたはずなのに、新しい音がどんどん聴こえてきます。
1曲リピートで無事に帰宅。