ロンドンに来てからというものの、眠気が強い。若干不眠症だったのが嘘みたいだ。
気候の影響か、鼻炎が酷くないのがいい影響をしているのかもしれない。
実は到着してからスーツケースのキャスターに再びトラブルが起きていて、
昨日遂に走行困難となってしまった。
こんなこともあろうかと修理キットを持ってきた自分を褒めてあげたい。
もうすっかり外し慣れたキャスター。
ボディーが埋もれてしまったのでシューグーでなおします。
本来靴の補修剤なのですが、ポリカーボネートと相性がいいので固まってくれます。
底辺を全部シューグーで埋めたいくらいですね。
固まるのにおおよそ半日掛かるので、機材は持たずに外出。
ロンドンらしい曇り空です。
宿泊しているmeeの勤めるタイ料理屋へコウちゃんと行くべく
piccadilly circusで待ち合わせ。
しかし時間が経ってもこない。こういうときwi-fiのみはツラい。
近くの銀行でwi-fiを頂戴して連絡を取ると、風邪をひいてしまった様だ。
仕方がないのでバスキング探索に予定を変更。
歩いてみるとバスカーにちょくちょく出くわすので話しかけてみた。
ロンドンでは昨今路上ライブをするのにライセンスが必要となっているのだけど、
この都心でもライセンス所持者は殆ど居ないらしい。
更にそれによる警察とのトラブルも無いのだと。
折角なので立ち台で街を見守る警察にも話を聞いてみた。
結果はNG.どこでやってもダメだと言っていた。
が、その目と鼻の先では話し掛けたバスカーがエレキギターを弾いている笑。
彼はすぐ止められるだろう。と言っていた。
ペナルティ(罰金)があるとは、日本でいうところの逮捕者が出た!程度のものなのか?
しかしバスカーに言われたのは、ドラムは場所を選んだ方がいいとのこと。
やはり音量は気にしているようだ。
都心でのスポットを探し歩いてみる。
様々なパフォーマーがいるが、確かにドラムは見ない。
Trafalgar Squareは充分広くて良さそうだった。行ってみるか…。
ということで情報収集して地下鉄へ乗る。
前からやりたかったとあるサンプリングも成功。
やれない日はやれることをするのみですね。
一旦帰って睡魔と闘いながら作曲。
寝たけど笑。
日も落ちてから機材を持って街へ。ケースはなんとか使える状態にはなってくれた。
荒く使わなければ明日には完治しているだろう。
調査したTrafalgar Squareに到着。ゴスペルのバスカーが1人パフォーマンスをしている。
思った以上に人が少ないのが意外だ。
外で飲んでいる酔っ払い2人組と話しながらセッティングしてスタート。
…人が居ない…止まらない…。
深夜の東京駅でやっているような印象。
数曲やるも、喜んでれるのは隣の2人だけ笑。
5penceという大金を稼いで場所の移動を決める。
やっぱり昨日よかったCamdenに行こうかな。
しかし到着したCamden Townも人通りが少ない。今日は家に帰る日なのかな。
それでも先ほどよりかは全然好調。地域性みたいなものがあるようだ。
日本人の方からも話し掛けてもらって嬉しかったなぁ。
しかし1時間ほどで警察登場。
やばい遂にきた。どうなる?
「今日はおしまい。ライセンス持ってる?必要なんだよ。気を付けて帰ってね」
この感じ…なにか見覚えがあるぞ…。
片付けて、帰るのも面白くないので駅前のWorld's Endにチン入。
60〜80'sのロックが流れ続けていてゴキゲン。
カウンターで飲んでいたら隣に男性が来たので話し掛けてみる。
なんとなく音楽やってるのかなと思ったらやっぱりそうだった。
クリスはベーシストで、メタルコアが好きらしい。予想外!
やけに訛った英語だったのだけど、随分遠くから友人の誕生日パーティーで来ているようだ。
彼にもバスキングのオススメスポットを訊いてみると、
どうやら予想通り地域性があるようだ。
Trafalgar SquareやPiccadilly Circus辺りはrich zoneと言っていた。ナルホド。
Angelがいいと教えてくれたので行ってみよう。ありがとうクリス!
さくっと飲んで食材を買って帰宅。
こっちの野菜はどれも大きいので調理しがいがある。
そしてまたも眠気の限界が訪れ、この日も早々に寝るのでした。
明日は沢山演奏できるといいな。