4時頃に起床。
肌寒いベランダへCDプレーヤーを持って出る。
この島での最後の朝をTHIN LIZZYを聴きながら味わった。
カモメが夜明けを告げる。
こんな時間を毎朝過ごせるなんて贅沢だなぁ。
空港で海外の味も食べてみたくマックへ。
一口含むと、添加物の臭いが広がり、舌がピリピリする。
(どれも美味しくて)散々期待を裏切ってきたイギリス料理。
ダブリンへ来て初めてのハズレを引きました。
まさかマックが美味しくないとは…。
国によって使うものが違うのだろうか。
飛行機で配布されていた情報誌。
メタルニュースがトップトピックで紹介されている。
流石ヨーロッパ圏内です。
飛行機から一望したアイルランド。
耕された牧場と馬が見える。
小さくなっていく誰かが手を振ってくれていたら。
海辺から突如飛行機は雲に呑まれ、
それから島を見れることは無かった。
ヘッドホンからはboys back in townが流れている。
THIN LIZZYの聴き方が大きく変わった旅でした。
また戻ってくるぜ!
忘れていたエピソードをここで1つ。
ジーンズを買ったときに腰に下げていたジャンベを見て
おじさまが話しかけてくれた。
彼もミュージシャンで、明後日の予定を尋ねられた。
共演を誘ってくれていたのだった。
既にイギリスへ戻っているタイミングなのが残念でならない。
何か繋がれる方法を考えたときに、
あのネームカードを思い出した。
バンドの紹介もできて、highenaという名前を褒めてくれた。
二ティ、やったね!
今後も書いていったほうがいいみたいだ。
イギリスの街並みが見えてきた。
鮮やかな芝生ときらびやかな稲穂。
整った発色の家屋。
それはまるで模型みたいで、
そう感じたのは模したいと思える街並みだからだろうか。
空港からロンドンまでのバスでLET IT BLEEDを聴いた。
ブルース臭さが、晴れた高速道路によくハマる。
最後You can't
always get what you wantの神聖な聖歌隊の合唱と、
掻き鳴らしぶっ叩くバンドの壮大な融合。
とても革新的で、大胆で、美しい瞬間。
余韻をたっぷり味わい、ヘッドホンを降ろしたそのとき
同時にバスは目的地へ到着し、
ロンドンのコンクリートへ足を踏み出すと
目の前にit's only rock'n rollというロックショップが。
ストーンズの神でも降りたのかと思ったY.
BEATLES SHOPがあるベイカーストリート。
シャーロックホームズ所縁の土地らしく、
写真の行列はミュージアムへのものらしい。
近くでenglish breakfastを頂く。
ダブリンでもbreakfastを食べたが、
このスタイルが定番の様だ。
写真の都合上、続く…。