曇りの朝を見届けて少し仮眠してから買い物へ外に出ると、
まだまだ負けません!と言わんばかりに晴天。
コウキ曰く、この時期は天候も安定しているのだとか。
oh
今日はBLACKFRIARSへ向かう。
初日の記事に書いたか、電車から見える空が大変壮大なのだけど、
降りてしまうと意外にもこの規模で見れるポイントが少ないので
走行中に激写。
スピード感があるように見える。
目的はTATE MODERNという美術館。
向かうまでの道にもいくつか建造物が並ぶ。
駅でもなんでも、建造物の規模に制限がない。
では何故このサイズにしたのだろうか。
美術館にはテムズ川に掛かる橋を渡るのだけど、
ここでベストオブ空到来。
広さと絶妙な雲の配置。
厚さと深さが違います。
汽水の匂いも心が落ち着く。
メインのTATE MODERNは文字通りモダンアートが中心。
全く詳しくないので余計なことは言わないでおく。
それぞれの階にテーマ別で作品が並ぶ。
何も知らない僕なりの楽しみ方は、
興味が湧いた作品を視界一杯に入れて、
じっと見入り続ける。
その作品に身体を投影していくと、
質感や温度が伝わってきて、境目がなくなってくる。
だけどそれらは本物ではなく、
人が作った作品なのだという思考でぐるぐる回って、
あれやこれやと発想していきます。
特に見入った一枚。
都会の喧騒と渦巻くエネルギーが出ているような。
タイトルなんだっけなぁ。メモってくればよかった。
これも色合いのバランスが素晴らしい。
何故その色はそこで止まるのでしょうか。
会話のような一枚。
ポールマッカートニーの新作のジャケットみたい。
これはこっちを楽しむだけでなく、
実はこっちが面白かったり。
部屋全体が作品となっている自由な発想。
(撮らせてくれたマダムありがとう)
これだけの充実した内容にも関わらず
一部有料エリア以外は全てタダ。
芸術活動への懐が深い。
館外ではレゲエの2人組や、同期に合わせて管楽器を吹くおじさん。
水晶玉のパフォーマンスやロボットの格好でポーズを取る方など、
型にはまらないパフォーマンスが行われていた。
場所もまだまだ余っているので、試しにジャンベを叩いてみる。
黒髪の革ジャン野郎が一人ミニジャンベを叩きまくる姿には
相当の違和感があるように思えるが、
何人かが広げた帽子にコインを入れてくれた。
お?イケる?
10分くらい叩いて、約2£くらいになった。
すごい!
そして叩きながら1つの答えを見つけた。
ジャンベ1人じゃどうやっても面白くない笑。
この活動はあくまでも「パフォーマンス」なのだ。
他のパフォーマーはそれぞれのオモシロポイントを持っている。
面白くなければ人は集まらない。
何か策を考えなければ…。
ん?何しにイギリスへ来たんだっけ…。
写真を貼れる数に限界があるので、続く…。