昨日からブログが更新できなくなってしまった。
海外から日本へのアクセスは遮られることが多いらしく、
早朝からシェアハウスのパソコンでFFFTP落として
.htaccessをいじって…
一体この西の島国に何をやりにきたんだか。
しかも解決もしてしまうのだから、ワールドワイドは進んでいる。
昨日アンティークショップの日本人従業員が
レコードショップでも働いているというので、
お勧めのレコ屋を訪ねたところ
毎週木曜日にジョンという人が
LIVERPOOL STREETのマーケットに出店しているらしく、
それはマニアックな品揃えらしい。
曜日もジャストなタイミングで、これは行くしかない。
駅は普段使う地下鉄以外の電車もターミナルとしているので、
かなり巨大な施設だった。
タテヨコの制限の無さには常に驚かされる。
街の駅を出ると見える街並み。
建物の色一つを取っても、街それぞれに特色がある。
ハイソな街並みを少し入ると、
old spitalfields marketがお出迎え。
休暇の趣味で出品しているフリマではなく、
ショップが出張で露店を出し合っている印象。
まずはジョンを探す。
レコードを出店しているブースはいくつかあって、
一番レコードに力を入れていそうなとこに
初老の店員さんが居たので尋ねてみる。
アーユージョン?
イェス。
ナイスな引き!
アパレルショップの方から紹介を受けたと伝えると
わかってくれた様子。
ジョンは明日の予定を訪ねてきた。
ノープラン。
すると、欲しいレコードは何かと聞いてきた。
ここにあるのはたったの一部だと。
おめーヘヴィなロックが好きなんだろ?
何故わかる。こちらから質問。
ツェッペリンは?
あるよ。
クリムソは?
人気があるからすぐなくなっちゃう。
プロコルハルムは?
あるよ。
YESは?
プログレが好きなんだな。調べてみる。
こんなやりとりをして、
明日ジョンのコレクションを見せてもらうことになった。
財布以外の全俺が喜んだ。
任務完了してマーケットを探索。
他にもレコードを出してるとこを漁ってみると、
うお!BLIND FAITHのUK盤!
YESの1st!
両方オリジナル盤だって!
値段は?
2枚で20£!
即購入。
ラッキーです。
レザーのジャケットショップを見ていたら話しかけられる。
かなり種類があったので、
小さめのダブルは無いかと。
いくつか出してもらった中にいいサイズのものが出現。
勿論UKライダース。
価格は?
150£
…うーん。
140£で?
…うーん。
130£?
…ううーん。
わかった125£でどう?
…100£がいいんだよねぇ。
ええー…115£では?
…100£かグッバイか。
…OKいいわよ。
というわけで50£まけた勢いで買ってしまいました。
SCHOTTしか持っていなかったので嬉しい!
50£まけても利益があるとは…。
別の店を覗くと日本人店員さん発見。
面白い方だったので色々お話を伺う。
マーケットではレコード探しをメインにしたいことを伝えると、
土曜日にここでレコード市があるとか!
これまたラッキー。
しかし明日ジョンの店に行く話になっているので、
ジョンへ土曜日への変更を要請すると快諾してくれた。
つくづく親切な人です。
マーケット探索を楽しんだあとは近くのカフェへ。
どこでも1pintビールが飲める光景に少し慣れてきた。
ここでは鶏肉のパイを注文。
パイとボイルされたニンジンがどっさり来た。
ソースにやや好みが別れそうだけど美味い。
キノコたっぷりで香りがいい。
考えてみればこちらに来てから言うまでもなく寝不足で、
こう毎日酒を飲んでいると日中から眠くなる。
この日は早く帰るつもりで電車に乗ると、
寝落ちしてしまい2駅分寝過ごしてしまった。
反対のホームへ向かっていると、
なんと狐を発見。
犬じゃないよ。狐よ。
ホームへとことこ降りてきたり、
ハトが電車に乗ってニュースになるのとは訳が違う。
恐るべしブリティッシュフォックス。
夜はシェアメイトらと宅飲み。
料理作って瓶で飲んで。
日本人同士情報交換できるのは大きな強みだ。
すっかり酔っ払って電池切れ…。
コウキに買ったレコードを自慢しているときに、
YESの方がリイシュー盤であることに気付く。
よく見れば明らかだったんですけどね…。
店員さんの言う言葉を鵜呑みにしまっていた。
自分の目利きでもっと選ばないと!
こういう時に日本のサービスの完璧さを感じますね。
朝方起きて外に出ると、やった!曇り!
遂に本領発揮か?
その海原のような雲に期待を馳せるのでした。