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タムとミュートと私 〜その1〜

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12インチのタムです。
ヘッドがだいぶベコベコになってきた頃、


いつかやろうやろうと思っていた作業に手をつけました。
後手後手のレルレ、やる気で御座います。









実は以前から叩いたあとに若干の金属的なノイズが出ておりました。


「どうううぅぅぅぅぅぅぅん」


これが正解だとすると


「どううびぃぃぃぃぃぃぅん」


という感じ。(どんなや)


そのノイズは出たり出なかったりと変則的。
原因を探ると2つの可能性が出てきました。









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タムを分解していきます。
随分行くわねぇ。
そうなんです。









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その可能性がこちら。
ラグの内側です。
スプリングによりテンションボルトの受け側を支えています。
このスプリングが震えてノイズとなるらしい。
これが厄介なのは、数が多いためどれが鳴っているか断定できないんす。
さーてどうミュートしようかと。















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あら。
徳用のメイクスポンジだわ。















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確かに最近のライヴでは黒のドーラン塗ってるけど、
スポンジ使うほどのものじゃないじゃない!


じゃないじゃない!(言いたいだけ)















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おや????















ファイル 255-7.jpg
おお!!???















ファイル 255-8.jpg
おおー!!!!















これぞ、
スポンジミュート!
(ひねり無し!)


食洗スポンジを入れたり、ラグのミュートは様々な材料が試されていますが、
素材が劣化してミュート効果が無くなる事例もあります。
実際にヴィンテージ楽器をオーバーホールすると、
ラグからボロボロのカス(元ミュート)が出てくるケースもよくあります。
そこで何か無いかなと。
探しているとこのスポンジは合成ゴム。
根拠はありませんが長持ちしてくれる予感に頼ってます。(笑)
結果が証明をしてくれることでしょう。


寿命はさておき、厚さも充分ありミュートとしては
かなり効果を発揮してくれそうです。


12,13のタム全てに装着。
戻して緊張の試叩…!





















「どうううぅぅぃぃぃぃぅん」























わかる!?


このちょっと良くなったけど直りきってない感!!!









というわけでもう1つの原因を潰す作業に出るのであった。


〜続く〜









ファイル 255-9.jpg
因みにラグを外した状態のアップ。
ラグ下と周りの色があまり変わっていないことからも、
このドラムの状態の良さがわかります。
ええ、自慢しているだけです。


それでは、続きはwebで。チーン。