ノブさんの家に泊めて頂き翌朝。
8時には起きて近所の温泉に行こうと。
旅の疲れもある我々には何とも嬉しい話。
そして現実は9:30を迎えていたのでした。
新幹線搭乗時刻は10時過ぎ。
ミソティーン。
全員超ダッシュで車に乗り込みノブさんの爆走で何とか到着。
朝からドタバタさせてしまい申し訳なかったですね…。
無事に乗り込み、焦りの余韻を残してあっという間に東京へ戻ってきました。
こうして終始スラッシュメタル状態だった旅が終了。
実は、というか、隠すつもりも無いのですが、
このツアーの合間を縫って被災地を見に行ってきました。
この行動がどれだけ被災地を軽視していて、どれだけ不謹慎なものか、友人から意見も頂きました。
こういった線引きは難しいです。
地震やらメルトダウンだと騒ぐのはいいのか。
現地に聞こえないブラックジョークはいいのか。
ライヴなんてやっていていいのか。
ネットで被災地の画像を探すのはいいのか。
被災地に興味を持たず生きていていいのか。
実際に現地に行って、
ただただ、無となったモノが重なり合うあの惨状。
言葉に絶対出来ないあの状況。
地元の方のあの声。
自己満足になってしまうのでしょうか。
僕は現地に行って、自分なりにやらなければならない事を見つけたつもりです。
こういう言葉も、こういう風に書くことでカッコ良くコラージュされてしまうかもしれませんが
東京も被災地であったこと。
東京はもっと元気でいなければならないこと。
こっちはこっちでちゃんと「頑張らなければ」ならない。
不謹慎の風評も全てはブームで、
ライヴハウスは軒並みしわ寄せを喰らい、
今ではメルトダウンが起きる最中、
某アイドルの総選挙やらがテレビの総勢力を上げて取り上げられました。
気持ちは何処へ行ったんやら。
僕は僕なりの活動を続けていきたいと思います。
いんどーさんの言葉を借りれば、
「自分のために行ってきました。」
周りに自慢するためじゃないです。
今書いていて気付いたのですが、
だから人に言うべきことでもないんですね。
ごめんなさい、この場は、記録として。