ビルボードにて開催されたABBAのカバーライヴを観てきました。
メンバーは
アンデッシュ・ヴィーク / Anders Wihk(Piano)
スティーヴ・ガッド / Steve Gadd(Drums)
スヴァンテ・ヘンリソン / Svante Henryson(Bass)
というトリオ編成。
実は初ガッドでした。
席はこんな位置。
ドラムが横に!有り難いセッティングですね~。
定刻にひょこひょことメンバーが出てきて演奏スタート。
最初はガッドの手先足先から技を盗むぞ!と意気込んでいたのですが、
数分経って止めました。
そんなことするよりグルーヴにどっぷり浸かりたい!
噂通り、脱力を極めた超リラックスグルーヴ!
強く・弱く叩くでは無かったんですね…。
大きい・小さいの世界で、リラックスこそが全てでした。
その感覚がスティックやビーターの先にもしっかり伝わっているんだからスゴい!
更に驚いたのは、曲が始まる前にクリックでBPMの確認をすること!
そして譜面も有ります。
これは恐らく、このバンドに対してあまり時間を割いていない結果なのでしょう。
つまりテンポと譜面だけであそこまでのクオリティを出しているとは…!
ベースの方がガッドのことをずーっと見ながら弾いていたのもこれが影響している様に思えます。
そんなスヴァンテ・ヘンリソンさんのプレイは…超メタルでした。(笑)
ジャズやクラシックから、メタルまでもこなすプレイヤーらしいのですが、
ありゃヘヴィーメタルですよ!
HEAVY METAL!!!!!
燃えました。
ABBAのカバーということでしたが、ピアノでメロディーをかなりいじっていたのもあり、原曲が何か解ったのも数曲でした。
裏を返せば曲を知らずとも楽しめる内容でしたね~。
しかし、ジャズという括りが有るのか周囲は大人しめで…。
踊らなきゃいかんだろあれは!
勉強になったし楽しいし素晴らしいライヴでした。
アンコールでガッド氏と握手出来たのでこれからは杉並区の脱力系ゆるキャラになります。
終演後撮影出来たセッティング。
何度これを雑誌で見てきたか~。黒タオル!
それでは、続きはwebで。チーン。