#stdrums first cross-Europe tour
日本からの出発が近づいて参りました。
2014年10月、ロンドンへ初めて路上ライヴをしに行ったときに出会ったギタリストJavi.
彼(ら)との路上セッションバンド"UNDERGROOVELAND"を結成し
演奏を繰り返しすことで曲らしいフレーズが固まってくる。
その部品の数々を彼の家でレコーディングし編集して曲を作成。
海を越え日本から完成させた
#stdrumsのセカンドアルバム "feat. Javi Pérez"
その、編集作業をしている冬頃だっただろうか。
Javiがいつもの、僕にわかりやすいための簡単な英語でメッセージをくれた。
「7月にヨーロッパを周るツアーをやりたい。一緒に行かないか。」
アイルランドのPUBからだった。
僕がロンドンで路上ライブをしたいと思った最初の理由は
『ロンドンの路上をダンスフロアーにしたい。』
そして『僕とイギリスの間に繋がりを作る。』
元々ブリティッシュロックに憧れてロンドンへ向かっていたので、
よくアメリカやオーストラリアでのバスキングも勧められるのだけど、
正直興味がなかった。イギリスが好きだから。
しかし今回のお誘いは、単身での路上活動の種蒔きが開花し
ヨーロッパ横断ツアーに繋がったのだ。
こんな栄誉な話はない。即日OKを出した。
その発案がまた面白く、
Javiがバン車を購入するらしい。
そして行く行くは家を引き払って車上生活をするとのこと。
行動力と生活力の高さは重々理解しているつもりだったけれども
その展開は予想していなかったよ。
因みにその車が手に入ったという報告は1週間前に入ってきた。
なんとか予定通りの計画となるらしい。
「ヨーロッパ横断ツアー」と言ってもライヴ日程がしっかりと決まっているわけでは勿論ない。
車で大陸を移動しながら路上ライヴをしていくだけだ。
なので4日にバルセロナに到着し、
28日のロンドン発で日本に戻ってくるチケットのみを確保し、
あとは現地で彼らと相談しながら旅をする作戦。
オンシーズンであると思われる7月でも幸い安いチケットが取れてよかった。
が、帰りの経由便の待ち時間は6時間50分あるらしい笑。
Tシャツを手縫いでサイズ直しでもしようかな。
ヨーロッパ諸国はそれぞれバスキングへの厳しさが違うと聞くので
アンプとドラムを使う#stdrums が果たして通用するかなど、不安要素は多い。
だがありがたいことに今回は同行者がいる。
彼らとのセッションもガンガンやっていく予定だ。
現在のUNDERGROOVELANDではNathanがドラムヴォーカルを務めているので
ダブルドラムも面白そうなんて話も出ている。
音楽を通じて引き合わされた者たちが国境を越えて国境を超える旅をする。
なかなか、いいじゃない。
そうそう、宣伝をすっかりし損ねていたのだけれども
UNDERGROOVELANDが6月頭にアルバムをリリース。
なんと#stdrums の "idontknowbut" と "mind the gap"
も収録してくれています。
3.FaithはAfrobeatsの発展形。
彼らの自由な発想で作られた音楽を聴いて下さい。
イタリアではPFM,Quella Vecchia Locanda.
フランスではMAGMA.
ドイツではCANのオリジナル盤を果たして探すことができるか。
奇しくもIRON MAIDENも同時期にヨーロッパツアーを行っているので、
虎視眈々と日程を狙っているところ。
これまでのバスキングで貯まっていたユーロを使うときが来た。
全くどうなるかわからないし、期待も期待しかないので、
ここはひとつ、3週間ゴロゴロと転がり続けてみようと思う所存。
これを書きながら更に楽しみになってきた。
さて、荷造りをしなければ…。
またブログで日々の報告をしていきますので、
お付き合い頂ければ幸いです。
それでは、続きはwebで。チーン。