絵や建造物を見続けてお腹が空いてきたので近くのレストランにチン入。
トマトとニンニクのスパゲッティ。
パスタとスパゲッティは違うことをこの旅で知った。
麺の硬さがベストで、ソースに何か歯応えがあるものが入っていて美味しい。
これがアルデンテというやつなら、僕は随分茹で過ぎている傾向にあるな。
赤ワインもさっくり頂く。
もう1品出て15ユーロ。物価は基本的に高いかな…?
絵描きや名産店を潜り抜けながら石畳を歩く。
橋の路面に宝石店が並ぶヴェッキオ橋。
因みに建造物の名前がわかるのは写真にGPS記録が残っているからです。ありがたや。
その先にあったピッティ宮殿。多くの観光客が日光浴をしている。
入場もできたのだけど、時間の都合上すぐに出ることになりそうなため諦め、更に上へ。
大通りではなく、逸れた方に急な坂の小道を発見。
方角は同じだと思ったので午後6時の青空のもと、脚を踏み出してみる。
草木と建物と空間と空の色が、自由に変幻して魅力する。
かなり歩いてきているが疲れはあまり感じない。
しかし目的地に着く気配がなく、通行人に聞いてみると
もはや地図外の場所まで来てしまったいたらしい。
やってしまった。
その遠回りをした結果、辿り着けたこの景色。
坂を登り続けていたため、フィレンツェの街並みを一望できた。
なんと、美しい。
そして20時前に頂上、Piazzale Michelangeloへ到着。
今までほぼ無人の道を歩き続けていたため、人の多さに驚きと安堵が混ざる。
ダヴィデ像が掴み取れそうな雲を囲む街を見下ろす。
太陽が徐々に姿をなくし、同居する月が夜の合図を出すと星が空を支配していく。
なんと幻想的な時間だったこと!
夜の帳が下だり、ワインを飲みながら宿へ戻る。
昨夜行ったBARへ再度お邪魔し、もう一本飲む。
ここら辺からかなり記憶が曖昧になり、定かでないまま宿へ戻るのでした。
それでは、続きはwebで。チーン。