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柱をガコっと外してみたら

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ここ数週間、いや、もしかすると数ヶ月くらい余裕が無くて。
ようやく最近時間が作れるようになりました。
忙しさに身を投じていると、
気付けば変化していることがあります。
人生とは塔の螺旋階段を上るようなもので、
同じ景色を何度も見ているような気がしていても、
実は地上からの高さは変化している。
先輩の教えですが、
特にここ最近、そう思わせて頂けることが多いです。
同じ部屋で同じ環境でも、見えている高さが違う。
D-1の影響は確実にあっただろうなぁ。










人にはそれぞれ許容量があると思います。
1つの部屋にやるべきこと・やりたいことの柱が立っていて
その柱の量が多ければ多いほど、
1本が太ければ太いほど、
人は圧迫感を感じて余裕が無くなっていきます。


僕の部屋にはある程度色々な柱が立っていて、
常にごちゃごちゃしている状態でした。
ところがあるとき、
部屋に洪水がなだれ込んできて全ての柱が折れました。
このままでは部屋が倒壊してしまう。
そこで出てきたのが、音楽という極太の大黒柱でした。
人生における大変動を感じた瞬間でした。


そんな先日、音楽以外の柱がまた一本抜かれました。
何かのカートリッジを取り外すように、ガコっと。
衝撃は大きかったですが、音楽という柱があるから、
部屋は倒壊しません。


隙間があるままバンドリハをこなし、
メンバーと飲んでいたら盛り上がってきたので、
自転車を停めて電車でメンバーの家まで遊びに行って。
明くる二日酔いの状態で新宿まで戻り、
自転車を回収したときに、序でにスタジオでも入るかと。
昨日と同じ服装のまま再びドラムを叩いていると、
アルコールによる余計な力が抜けたか、
はたまた珍しくジャズの練習が感性に効いたか、
何かいつもと感覚の違いがあって。
この鋭さは記録に残してみようと。
結局部屋の隙間には、また別の音楽という柱が立っていました。
時間の余裕も、隙間ができたからかもしれません。










先日、友人から大切な話を聞きました。
今後の人生にも大きな影響を及ぼすであろう内容。


僕にできることはなんだろうか。
結局気の利いた言葉を掛けることはできず。
フォーマット染みた助言をする気にもならず。


この先に不安を抱えずに生きていくのは誰でも難しい。
だからこそ、今の今に向き合いたい。
ちょうど先日録画したドラムがそれを表していて。
気付かぬうちに僕のターニングポイントにもなっていました。
何が起こるかわからない毎日だからこそ、
これからも精一杯頑張って生きます。いきましょう。
最近の身の回りに起きたことに対する、
僕なりの答えでした。


それぞれに
幸いあれ。











それでは、続きはwebで。チーン。

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