いよいよ最終日を迎えた。
今日のロンドンは厚い雲に覆われながらも日は出ている。
晴れと曇りを行き来するような天気。
Acton Townに住んで随分とお世話になっている激安パブRed Lionで
モーニングがあるのを今更気付き、コウちゃんと行く。
やはり安い。ドリンク付きで4£程。
美味しいのは言わずもがな。
明日の朝も行こう。
昨夜やりたい放題させて頂いたImperial Armsに
忘れ物をいくつかしてしまっていたらしい。
別れと再会の誓いを早くも果たしに、再びお店へ向かう。
meeも流石に二日酔いらしく、お互いに昨夜を振り返っていると
can't stop fallin beer.
結局忘れ物は見付からなかったのだけど、
最後の最後までもてなしてくれたmee.
本当にありがとう!
お陰で二日酔いも緩和したよ笑。
COMDEN TOWNへ。
日曜日のカムデンはいつもに増して賑わっていて、
マーケットでの露店がひしめき合う。
歩いてみるとレコ屋がちょいちょい出ているので物色。
最終日に相応しくどんどんお札が無くなっていきます。
建物から生音が漏れていたので入ってみると、
ファンクバンドがライヴをやっていた。
ゴスペルチョップとタイトなリズムを打ち続けるラマー。
アカペラから始まる曲では、ヴォーカルのお姉様が
感情を揺さぶる圧倒的な歌唱を披露。
これでフリーライヴなんて、信じられない。
極上のリズムとメロディに酔いしれました。
途中スコールに襲われる。
ようやく最終日にしてイギリスらしい天候になってきた。
恩恵と洗礼の雨。
一瞬で止むと、日差しがアスファルトを照らした。
天候の匂いが辺りに立ちこめる。
まだ帰りたくないという願いも虚しく、
夕陽は沈み夜が訪れ始める。
ダイヤ乱れをかいくぐりChiswick Parkへ移動。
シェアハウスメンバーがオススメしてくれたパブ
The Bollo Houseで最後の夜を過ごす。
ブリティッシュエールを堪能。
暖炉も設備されている広い店内はライヴもできるらしく、
腰が埋まるソファーでまったり過ごす。
ドラムレスでのジャズライヴが行われていた。
このまま時間を過ごすのも悪くなかったが、
カムデンでどうも気になっていたイベントが頭から離れない。
時間は、まだギリギリ間に合う。
こうして我々はCOMDEN TOWNへのトンボ返りを決めた。
行き先はMONARCH.
やはり最終的に求めているものは音楽だった。
続く…