#stdrums の1st Album "Anywhere Dancefloor"が、
11月13日の路上ライブをもって完売となりました。
製造枚数は1085枚。
ジャケットの発注に入っていた予備の端数が85枚でした。
発売当初は100枚発注したものの思いの外売れ行きがよく、
追加発注をしながらシリアルナンバーを書いていって、
1000枚売れば大したもんだろうと、一気に作製。
擦って書いて折ってを1085回繰り返して、
昨夜自分が持つ以外の1084枚が他の方の手元に行ったこととなりました。
ロンドンでは180枚くらい販売できた筈。
日本でも外国人の方が買ってくれたりして、
(最後のも外人さんが2千円札で2枚買いしてくれました)
こうやって自分の音が世界中に広まっていくのは本当に嬉しい。
去年の8月末から、約1年で完売できたのもありがたい限りです。
アルバム発売当初は、
タイトルが意味する通り路上をダンスフロアーにすることが目的でした。
そのイメージ先はロンドンのストリート。
実現させるために海を渡りました。
「踊ってもらう」そのものに焦点を当てていたので、
目指していたものは環境音楽であり、楽曲には正直強い拘りがありませんでした。
この気軽さは活動をしていく上でとてもプラスな方向に作用したと思います。
しかし演奏と作曲・新しいインスピレーションを受けていくうちに、
これまで既存のループ音源を中心に考えてきた曲作りから
オリジナルなアイディアを使っての曲作りに変わっていきました。
こうして出来た曲がmind the gapでした。
MVは投稿して頂いた様々な映像も使用し、
現在までの #stdrums の集大成を表現できたと思います。
そして今では、路上とステージの違いを強く意識しています。
今回の売り切れは次のステップへ上がるサインでもあるのかなと。
売り切れた日の帰り道、久し振りにAnywhere Dancefloorを聴くと
曲を作っていくうえで原点として考えているポイントが入っているのも興味深かったです。
基本を忘れず、より素晴らしい作品を作っていければいいなと思っています。
敢えて書いてみると、収入の面でもだいぶ助かりました。
不必要にライブハウスが増え続け、
ノルマという出演料を払えば誰でもライブができる敷居の低さ。
入場料2千円前後を払わせなければならないシステムに
出演者として強い違和感が路上活動への1つの動機ともなりました。
路上ライブの推進ではなく、常に現状に対する考えを持っていたいです。
そして現在、#stdrums はTAMA drumsの Cocktail Kitsを使用させて頂き、
文字通り次のステップへ登っています。
ドラマでいえばSEASON 2.
ドラマーでいえばSlim Jim Phantom.
年内には2nd albumの発表ができるといいな…。
よい意味でのマイペースな活動にしていきたい。
今後も路上でお見かけの際は、どうぞよろしくお願いします。
改めまして、Anywhere Dancefloorをご購入頂いた皆様、
本当にありがとう御座います!!!
それでは、続きはwebで。チーン。