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ロバートフリップ風日記①カクシンハン POCKET04 『じゃじゃ馬ならし』東京公演

2016年8月3日(水)


(この日は自宅から始まる)


8:40 起床。
9:00 シャワー。
9:30 移動。King Crimson - Disciplineを聴く。
10:00 到着。新宿ゴールデン街劇場。









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10:10 道具を並べる。フライパン。缶。シンバル。ミニジャンベ。鍵。
10:40 台本を読む。
11:00 買い物。タイツ。
11:30 昼食。ねこ膳。とんかつ定食。
12:00 全体の確認。劇中劇への入り方。客席との距離感。
12:40 セッティング。
13:20 着替え。
13:25 楽屋へ。


気分
若干の疲労。


ギグ
初日昼公演。チケット完売。ストーリーを理解する。切っ掛けを探す作業。出ハケのタイミング。ちょっかいを出すバランス。意外と気にならない距離感。機材のポジションを変えながらの演奏。後半のグルーヴ。


16:30 仮眠。
17:30 ラストシーンのダンス確認。
18:00 セッティング。理想のポジションを探す。客入れ時には喋らない。
18:20 着替え。
18:27 楽屋へ。


気分
落ち着いている。


ギグ
満員御礼。昼公演で確認したストーリーを追いながらの演奏。切っ掛けを掴み始める。鍵が使える。限られた音色のなかでの賑やかし。キャラクターの関係性を理解していく。


21:20 神保良介氏、安本信太郎、高林行道、藤原綾子、近藤修大と居酒屋。ビール190円。刺身。唐揚げ。旅の話をする。
24:05 移動。安本信太郎、近藤修大と鳥貴族。ハイボール。それぞれの話をする。
26:00 日高屋。曖昧な記憶。
27:00 帰宅。シャワー。就寝。









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カクシンハン POCKET04
『じゃじゃ馬ならし』東京公演
シェイクスピアの喜劇『じゃじゃ馬ならし』を【ポケットサイズ】で上演!
約40席の会場で行われるゼロ距離でのシェイクスピア!


【配役】
真以美:キャタリーナ/グルーミオ
穂高:ペトルーチオ/スライ
岩崎MARK雄大:トラーニオ
阿久津紘平:グレミオ
大津留彬弘:ルーセンショー
神保良介:ホーテンショー/ヴィンセンショー
杉本政志(劇団AUN):バプティスタ/商人(ニセモノのヴィンセンショー)
ユージ・レルレ・カワグチ(ドラム)


ビアンカは、
《8/3(水)14時~/19時~》
《8/4(木)14時~/19時~》
河内大和が演じます。カクシンハンでも外部でも数々のシェイクスピア作品で活躍している河内大和演じるビアンカをお楽しみください!


《8/5(金)13時~/17時~》
《8/6(土)17時~》
《8/7(日)13時~/17時~》
トラーニオ演じる岩崎MARK雄大が演じます。何役も兼ねたスピーディーな劇中劇じゃじゃ馬ならしをお楽しみください!


*出演を予定しておりましたカクシンハンのぐち和美は、体調不良により降板する運びとなりました。(稽古開始より体調不調の兆候がありましたが、本人とも話し合いの上、体調の負荷とならない範囲での出演方法を模索しておりましたが、今回は体調を優先させ、降板となりました。)


【公演日・開演時間】
8/3(水)14:00 19:00
8/4(木)14:00 19:00
8/5(金)13:00 17:00
8/6(土)17:00
8/7(日)13:00 17:00
※上演時間 約100分


【チケット】
前売:自由席3,000円
当日:自由席3,200円(税込)


【会場】
《8/3〜8/5》
新宿ゴールデン街劇場
〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-1-7マルハビル1F
・JR新宿駅東口より徒歩6分
・新宿三丁目駅B-3出口より徒歩5分 E-1出口より徒歩1


《8/6〜8/7》
新宿 絵空箱
〒162-0801 東京都新宿区山吹町361 誠志堂ビル1~2階
・有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩2分/東西線「神楽坂」駅 徒歩9分


※座席数が大変限られておりますのでお早めのご予約をお願い致します!


今回から以下のサイト及びお電話予約のみとなります。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。
※ご予約の際に「ユージ扱い」で頂けますと大変嬉しいです!!
http://s.confetti-web.com/detail.php?tid=35009&
電話予約 0120-240-540
(受付時間 平日 10:00~18:00)


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それでは、続きはwebで。チーン。

急遽出演決定!【カクシンハン POCKET04 『じゃじゃ馬ならし』】

ヨーロッパツアーのブログも全く片付かないまま、
一旦こちらのお知らせを投稿致します。


7月29日に帰国して間もなく、
8月3日よりカクシンハン POCKET04『じゃじゃ馬ならし』の東京公演に出演させて頂きます。


カクシンハン"POCKET"とは何かといいますと
古典をポケットに入れて持ち運ぶように、手軽にハイスピードで楽しんで頂けるカクシンハンスタイルの演劇。
前作『カクシンハン版リチャード三世』のときに同時上演した
『ヘンリー六世三部作』もPOCKET公演でした。
練り込み・作り込んだ作品ではなく、あの距離感と親近感がポケット公演。
今公演は約40席の会場らしく、より近い距離でのナマな演出をお楽しみ頂けると思います。
(会場の下見をしましたが見事「ポケット」なサイズ感でした!)


実は『じゃじゃ馬ならし』去年既にカクシンハンは上演済・尚且つポケット公演のデビュー作でした。
更に7月29日~31日は大分公演(POCKET03)を終えてきたばかり。
予習復習を充分にこなしてきた中間試験のクラスのなかに転校生として突撃します笑。


【カクシンハンじゃじゃ馬ならし大分公演特別連載『じゃじゃ馬たちは今夜もねむらせない』】
http://yadorigi.jp/magazine/1616


【岩崎MARK雄大、演技者の視点『2016年夏カクシンハン、じゃじゃ馬ならし!』】
http://s.ameblo.jp/yudaiiwasaki/entry-12181090511.html


公演期間からお気付きの通り、僕は稽古に参加しておりません。
なにしろヨーロッパツアー中にオファーを頂きました。一発快諾です。
初めての即興ドラムとして出演させて頂きます。
『ヘンリー六世三部作』では台本を読みながらの演奏だったので、
その点もやはりPOCKET公演らしさというか。ああ好きだぜそういうの!
本番中にひっそりと溢れるハプニングをお楽しみに頂ければ幸いです。


恒例?のお話の概要を纏めた記事も今回はお預け。
何故ならまだ内容を僕自身が知らないからです笑。
今回もセリフを貰えないかなと虎視眈々狙っております。
どうぞお楽しみに!!!









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カクシンハン POCKET04
『じゃじゃ馬ならし』東京公演
シェイクスピアの喜劇『じゃじゃ馬ならし』を【ポケットサイズ】で上演!
約40席の会場で行われるゼロ距離でのシェイクスピア!


【配役】
真以美:キャタリーナ/グルーミオ
穂高:ペトルーチオ/スライ
岩崎MARK雄大:トラーニオ
阿久津紘平:グレミオ
大津留彬弘:ルーセンショー
神保良介:ホーテンショー/ヴィンセンショー
杉本政志(劇団AUN):バプティスタ/商人(ニセモノのヴィンセンショー)
ユージ・レルレ・カワグチ(ドラム)


ビアンカは、
《8/3(水)14時~/19時~》
《8/4(木)14時~/19時~》
河内大和が演じます。カクシンハンでも外部でも数々のシェイクスピア作品で活躍している河内大和演じるビアンカをお楽しみください!


《8/5(金)13時~/17時~》
《8/6(土)17時~》
《8/7(日)13時~/17時~》
トラーニオ演じる岩崎MARK雄大が演じます。何役も兼ねたスピーディーな劇中劇じゃじゃ馬ならしをお楽しみください!


*出演を予定しておりましたカクシンハンのぐち和美は、体調不良により降板する運びとなりました。(稽古開始より体調不調の兆候がありましたが、本人とも話し合いの上、体調の負荷とならない範囲での出演方法を模索しておりましたが、今回は体調を優先させ、降板となりました。)


【公演日・開演時間】
8/3(水)14:00 19:00
8/4(木)14:00 19:00※完売!
8/5(金)13:00 17:00
8/6(土)17:00
8/7(日)13:00 17:00
※上演時間 約100分


【チケット】
前売:自由席3,000円
当日:自由席3,200円(税込)


【会場】
《8/3〜8/5》
新宿ゴールデン街劇場
〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-1-7マルハビル1F
・JR新宿駅東口より徒歩6分
・新宿三丁目駅B-3出口より徒歩5分 E-1出口より徒歩1


《8/6〜8/7》
新宿 絵空箱
〒162-0801 東京都新宿区山吹町361 誠志堂ビル1~2階
・有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩2分/東西線「神楽坂」駅 徒歩9分


※座席数が大変限られておりますのでお早めのご予約をお願い致します!


今回から以下のサイト及びお電話予約のみとなります。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。
※ご予約の際に「ユージ扱い」で頂けますと大変嬉しいです!!
http://s.confetti-web.com/detail.php?tid=35009&
電話予約 0120-240-540
(受付時間 平日 10:00~18:00)


それでは、続きはwebで。チーン。

全公演完遂 『カクシンハン版 リチャード三世 & ヘンリー六世三部作』

終わった頃には
「あっという間だった」などの
それらしい言葉が残るのだろうと予測していたけれど、
4月から、気付けば6月になっていた。
5月ってヤツは一瞬で駆け抜けていった。
毎日書いていた日記が記録として残っているので、確かに2016年に5月はあったらしい。
そして今現在、寝ても起きても頭に過るのはあの場のことばかりなので、
濃密な1ヶ月がそこにあったのは間違い無いようだ。










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『カクシンハン版リチャード三世 & ヘンリー六世三部作』
5月6日~5月31日のロングラン公演を終演しました。


ようやく生活サイクルが現実に戻ってきました。
『オセロー』では楽曲提供という形で参加させて頂き、
前作『ジュリアス・シーザー』からステージでの共演。
今回は2度目のセッションということになります。










ファイル 554-2.jpg
ドラムからして前作『ジュリアス・シーザー』との最大の違いは
ステージの規模と位置。
広大な空間を後ろからどっしり支えたのが『ジュリアス・シーザー』だとすれば
肉体的な距離感で役者とぶつかり合ったのが今作といえます。
地声で闘う舞台の現場では、小規模であるメリットもあるようです。
またBGM &ドラム(効果音)ではなく、
ドラムのみで音響の構築をすることが多かったのも大きな違いです。


その距離感での演奏。
効果音だけではなく、オンリズムで役者を乗せ、
場面・キャラクターのテーマをいくつか作りました。
スピーカーから流れるBGMの場合
音楽を聴きながら会話ができるように問題は発生しない。
しかし打楽器との共演となると、音量の大小に関わらずバッティングすることがあります。
ジャズでいうところのコンピング。台詞が音符になる。
このセッションが実に面白く・難しい。


最大の違いは
「ストーリーとドラムの関係性」
でした。










ファイル 554-4.jpg
そんな『カクシンハン版 リチャード三世』。
世界観を掴む切欠となったのが
河内大和氏と何気なく交わしていた会話
「紙とペン(インク)をなんであのタイミングで欲しがるんですか?」
「絵を描きたいからだよ」
これがピンと来ました。
後先考えず、理屈もなく、流暢さやロマンもない。
リチャードはそういうヤツだったのです。










ファイル 554-3.jpg
耽美的な『ジュリアス・シーザー』に対して、肉体的な『リチャード三世』。
流れるような台詞ではないが、生々しい言葉がボディブローを打ってくる。
物語を支える芯としての演奏ではなく、
共に乗っかっていき、総崩れも危ぶまれる。
役者と演奏のみならず照明や音響までもが力量を試される
なんともエキサイティングな綱渡りでした。
木村龍之介氏とは"White Albumみたいだ"という話なんかも。
バラバラだけど一本の線は繋がっている。










『ヘンリー六世三部作』は捉え方が少し違い、
POCKET公演と称した、より客席と距離が近い手段。
こちらはシェイクスピアらしい?言い回しが多いような印象。
プランタジネット・ヨークの口の悪さと言ったら完璧です。
ここまで公に悪口を吐けるのは舞台冥利に尽きるのでしょうか。
第一部の序盤は水銀灯が点いたまま始まり、渋谷サイクロンでのGAUZEそのもの。
僕も(敢えて)台本を横に置き、読みながらの即興インタープレイを楽しむ。


…だったのだけど、恐るべきは役者陣。
客席に台本係(プロンプ)がいるのにも関わらず、
誰もが台詞をほぼ完璧に成立させていました。










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約2か月の稽古を経て1ヶ月の本番。
内容は2作品。しかも厳密にいえば70分の3部作と2時間半の1作で4つ。
其々のストーリー・キャラクター・世界観を守りつつ
台詞とアクションを叩き込む。並大抵のものではありません。
しかも舞台が少し客側に傾ている「開帳場」。
役者にストレスを与えることで緊張感が生まれる。とのことですが
それ以上の重荷が皆さんにはあったと思います笑。


作り込んだ『リチャード三世』と奔放に楽しんだ『ヘンリー六世三部作』
そして今回はドラムだけではなく『リチャード三世』ではイーリー司教。
『ヘンリー六世』でも台詞を頂き、舞台役者デビューをさせて頂きました。
立ってわかりました。ほんと皆さんよーやるわ笑。
その台詞1つを言う・伝える・投げ掛ける・与えることの大切さ。
相手との関係性や、言い方1つで大きく意味や印象が変わるなど。
自然にやること・敢えて演技をすることで立つこと。
やはり音楽と同じでした。是非またお願いします!笑。


また休憩中にも中説?をやらせて頂きました。
お陰様でパンフレットは完売したようです。お力添え出来たのでしたら幸い。
前回今回と対談内容がとても面白いので、ご購入頂いた方は是非熟読されて下さい。










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また今回の会場、シアター風姿花伝はドラムキットの使用がNGだったのですが、
それを可能にしてくれたのが"TAMA Cocktail-Jam Kit"です。
狭い足場でもタイコから生えているポールと
アタッチメントのお陰で多点キットが設営可能。
コンパクトキットでありながらも16インチのキック・14インチのフロアタム。
迫力ある口径でメロディアスなプレイが実現しました。
そして今回最大に功を奏したのは、片面ヘッドのタイコなので、
倍音がカットされ、防音が完璧ではない劇場でも使えたということ。
「鳴り過ぎない」というのにこういったメリットがあるとは…。
大変お世話になりました!


◆ドラムセッティング◆
Drum Set - TAMA Cocktail-Jam Kit
Pedal - Pearl P-122TW
Cymbal - Paiste Giant Beat 18" 15"










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ツインペダルは家に手ごろなものが無かったので菊間慎太郎氏よりお借りいたしました。
セッティングすればツインペダルが使えるのもこのキットの魅力ですね。
『ヘンリー六世』では雰囲気を変えるために、
第一部はカホンとHAPI Drumというセッティング。
メロディ楽器はずっと遊んでいられますね。










ファイル 554-7.jpg
思い出の整理がつかず、なんとも過剰書きとなってしまいました。
よく叩き、よく飲んだ1ヶ月でした。
奇しくも千秋楽の5月31日はボンゾの誕生日。
最終日ということでハコ入りして誰もいないうちに最後のウォームアップ。
公演が終わって気付けば心地よい夜風が吹いていました。
「さぁ、俺たちの不満の冬は終わった」
充実の春をありがとう御座いました。










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それでは、続きはwebで。チーン。