ベルリンの朝。どうやらこの周辺は住宅街らしく、巨大なマンションが並びます。
道路の方まで出て見るとカフェがあったのでコーヒーと朝食。
近くには東洋系の小さなマーケットがあり、裁縫道具やらを売っている。
カフェの店員さんも英語が使えてコミュニケーションし易い。
そう、ヨーロッパツアーをしていると、思った以上に英語が使えない人が多いので
あろうことか僕からcan you speak English? と訊く必要があります。
「バク転のコツは瞬発力だよね。僕はできないけど」って言っているようなものです。
メンバーもここを見つけて合流し、
やや肌寒いなかブログ更新に勤しんでいると
この有様。
急に突風が吹いてきたと思ったら一気に超大雨。ミュンヘンのときと似ています。
が、この後雹になり、更に荒れ狂う天候。
ベルリンの天気その②
— ユージ・レルレ・カワグチ#stdrums (@rerure666) 2016年7月14日
11:30 pic.twitter.com/jy8tDVdSbS
30分後には再び晴れとなりました。ベルリンの洗礼です。
車が川を突っ走るような状況になっておりました。
我々の駐車場から駅が近く、都心に車を停めるのには未だに抵抗があるので
電車で都心へ向かうことにしました。
Magdalenenstrasse駅からAlexanderplatz駅へ。アレクサンダー広場です。
石畳の道路、巨大な広場、黄色いトラム…ドイツらしい。
今日は別々にやろうと、UNDERGROOVELANDの場所を決めて僕も場所決め。
広過ぎて何処を背中にするべきか決められない。
エレベーターの前にセッティング。天気は晴れ間ながらも小雨が降る不思議な状態。
始めると早速いい反応。広いので遠くから見てくれている人も多い。
ミュンヘンとの最大の違いは、次々に集まってくる酔っ払い・変人・パンクス。
水よりビールが安い結果のよくない部分が集まってしまったような印象。
ミュンヘンがいかにハイソな観光地だったかを伺わせます。
止められることもなく2〜3時間叩いて終了。CDも沢山売れてくれました。
UNDERGROOVELANDはまだ演奏しているので荷物を置いて散歩。
意外にもオフライセンスのようなお店は少なく、駅構内のカフェでホットドッグとビール。
始まって参りました。
広場のテントにIrish Pubがあったのだけど、なかなか強気の値段設定だったので見送り。
酔っ払いか誰かが手錠を掛けられて捕まっていました。
ドイツの警察は機動力もあって強いですね。
アジア系のお店でWi-Fiを見つけてチン入。
ドイツではファイアーウォールの問題がないらしく、ここで一気にブログ更新。
ブログにこんなに時間を掛けるべきなのか…ハリネズミのジレンマみたいなものです。
メンバーもこの店に集まってきてビール。今日分のCDが完売したとか!素晴らしい。
しばしゆったりして、お店でJaviのバッテリー充電も完了。
広場に戻り世界時計をバックに再びセッティング。
今度はツインドラムでセッションします。
酔っ払いと若者が入り乱れるカオスな状況。いい感じに盛り上がりました。
しかし90分ほどすると警察の登場。ミュンヘンでの嫌な思い出が蘇る。
「申し訳ないけど、あくまで近隣の苦情だから気にしないでね。
ところでフライヤー貰っていっていい?」
なんという寛容さ。そう言ってくれればこちらも気持ちよく止められます。
何人かにCDが無いかを訊かれました。ドイツではCDが売れるなぁ。
手持ちがなかったその分、フライヤーがよくはけました。
というわけでよく演奏した1日でした。€500以上稼げたのも大きいです。
24時頃に電車で駐車場まで戻り就寝。
ところで書き忘れておりましたが、昨日前歯がまた取れました。
何故か海外に来ると歯が取れる…。